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誰に見られなくても、自分のために。暮らしを整えるマイルール【一人暮らしエッセイvol.70】

一人暮らしエッセイ
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一人でも、きちんと。

一人暮らしで誰にも見られていないと思うと、ものぐさな生活になりがちです。

たとえば、まず食事について、食べ方が適当になりがちです。
フライパンを箸でつついて直接食べたり、パックの総菜をそのままテーブルに並べたり……。その方が洗い物が少なくてよいのかもしれませんが、私はさもしい気持ちになってしまいます。

ですから私は、一人暮らしだからこそ、きれいなランチョンマットを敷き、こだわりの器に盛りつけ、背筋を伸ばして食事することを大切にしています。
食器は高価なものではありませんが、雑貨屋さんなどで見つけた気に入りのものを使っています。

また、一人暮らしの食事の友といえばテレビかもしれませんが、淋しいときに付けると、余計に孤独を引き立ててしまうもの。
食事のときは、音楽をかけることにしています。

一般に、食事は一人でするよりも、大勢でした方が健康的と言われます。
それは話しながらゆっくり食べるためだとか。
ですから一人の食事のときは、ガツガツかき込まないよう、一口食べるごとに、箸は箸置きにおいて、優雅な気持ちで食べることを大切にしています。

反対に、一人の食事ならではの良さもあります。
人と一緒だと、相手のペースや会話に気を遣いすぎて、肝心の食べ物を味わう余裕がなかった、ということがよくあります。一人なら、そこは気楽にゆっくり味わえます。人と会話する代わりに、食べ物と対話すればよいのです。

ほかには、お菓子の食べ方にも気をつけています。
間違っても、ポテチの袋に手を突っ込んで食べずに、皿に開けること。
ファミリーパックのアイスにスプーンを突っ込みたい誘惑にかられないよう、アイスは食べきりサイズを選びます。

一人で気がゆるむと、ついつい間食を多くしてしまうので、必要以上にお菓子をストックしないように心がけています。

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それから次に、服装について。

誰も見ていないからといって、よれよれのシャツやスウェットなどをパジャマにする人も多いかもしれません。
でも私は、そこを思い切って、ちょっと贅沢なシルクやガーゼのパジャマを買うのです。

私は外では、メンズライクな服装をすることが多いのですが(可愛いものが似合わない)、パジャマなら乙女心を全開にしても、誰にも何も言われません。

今使っているのは、花柄のピンクのワンピース型のものですが、自分の中の、可愛いもの好きな一面を、充分満足させてくれます。下着などと同じで、誰にも見せない、自分だけのための贅沢です。

スウェットなどをパジャマの代用品にするのではなく、実際によいパジャマを着てみると分かりますが、ゆったりしたデザインやとろんとまとわりつく肌触りなど、安眠を第一に設計されていることが実感できます。

しかし、いくら着心地がよいからといって、休日どこも行かないときに、一日パジャマでごろごろするのは避けています。私は必ず着替え、髪を整え、軽く化粧します。だらだらせずに切り替えることで、かえって気分がすっきりします。

一人でも、いえ一人だからこそ、食事や衣服について「きちんと」することを、私はルールにしています。

(エッセイ投稿者:もこもこ/女性/30代)

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