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床下浸水(0.5m)想定区域でも、水害対策は必要?防災グッズ6選

今回は「床下浸水への備え」に関して、防災士という防災系の資格保有者である私が、解説します。床上浸水とは違い、床下浸水は大した被害ではないと思われがちです。しかし、決して侮ってはいけません。ハザードマップでの想定浸水深が0.5mの場合、1階の床下まで浸水するリスクがあります。大人の膝が浸かる程度の高さのため大したことがないように思いますが、0.5mの浸水は大人が歩行困難になる目安とも言われており、決して侮ってはいけない深さです。床下浸水の場合は、床下の通気口や、住宅の基礎や外壁に生じている隙間から、土砂や泥水が侵入するケースが多いでしょう。もし床下浸水の被害にあった場合、「水が引けば大丈夫」というわけではありません。そのままにしておくと、カビが発生するなどして建物の劣化につながったり、害虫が発生したりする可能性もあります。また、健康被害にもつながる危険性もあるのです。そのため、水害が発生した際に床下浸水をできるだけ防ぐためにも、防災グッズの準備や対策が欠かせないのです。床下浸水に備えて用意すべき防災グッズを6選紹介していきます。1・土のう(土嚢):ホームセンターなどで入手可能です。また、浸水予想区域では無料貸し出しや配布サービスを行っている自治体などもあります。しかし、緊急時に何キロもある土のうを用意するのは、一人暮らしの女性にとっては大変でしょう。そこで、下記で紹介する「水のう」の方がおすすめです。2・水のう:土砂ではなく水を入れて作る土のうの水版です。吸水性ポリマーが中に含まれた、水を入れるだけで簡単に膨らむ商品もあります。45リットルのゴミ袋を2~3枚に重ねて水を入れることで、簡易的な水のうを作ることも可能です。3・止水板:玄関など水が侵入してきそうな出入り口に設置することで浸水防止になるだけでなく、流されてきた浮遊物の侵入を防いでくれる効果も期待できます。テーブルやボードなど長い形状のものと土のう・水のうなどを組み合わせて、簡易止水板を作るのもおすすめです。4・ポリタンクとレジャーシート:玄関などに設置することで浸水対策になります。5・防水テープ、6・防水シート:玄関、窓枠、通気口、換気口などちょっとした隙間に貼ることで浸水を防げます。収納もしやすく取り扱いも簡単なことがメリットです。日頃からの対策としては、定期的に自宅周辺の側溝や「雨水ます」の掃除や点検を行うようにしましょう。また、火災保険を確認しておきましょう。
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【避難所体験談】実際に役に立った防災グッズは?

大型台風や地震など災害時に自分の身を守るためには、非常用持ち出し袋を準備しておくことが大切です。実際に避難所へ避難した方の体験談から、非常用持ち出し袋の中身やおすすめのアイテムをリストアップ。避難のタイミングや避難時の注意点もまとめていますので、合わせてご覧ください。災害時に慌てないようシミュレーションしておくのがおすすめです。