【アンケート】あなたの「リアル」教えてください >>

避難所体験談!非常用持ち出し袋の中身、役に立ったものは?

この記事は約10分で読めます。
スポンサーリンク

各地に甚大な被害を出した台風19号。読者のみなさまや、実家のご家族、ご友人たちはご無事でしょうか?

こんにちは、カーサミア編集部のアサノです。私の家は川から少し離れていて、ハザードマップでも浸水エリアではなかったため、避難所には行きませんでした。停電や断水に備えて食料や水を買い込み、お風呂に水を貯め、3日間は暮らせるように準備をして家で過ごしました。

Twiterを見ていると、避難所に行かれた方も多かったようです。一方で、「避難所」がどういうところか分からず、避難を迷った方もいたのではないでしょうか。

Twitterでは、避難所に行かれた方が体験記を共有してくださっていました。

今後、また大きな台風が来たときのために、「今回の経験を多くの方に知っておいてもらいたい」と転載許可をくださった方の体験記を、まとめておきます。

スポンサーリンク

実際に避難した体験談「避難所にやってきた」

Twitterに体験談の漫画を掲載されたのは、イラストレーターのつかはらゆきさん。

こちらは10月18日時点で4万回以上RTされていたので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

避難所への移動

多摩川のすぐそばに住んでいて、不安なので避難したつかはらさん。

地震を考えた非常用持ち出し袋はしっかり準備していたものの、台風の風雨の中で移動する準備としては「失敗した」と感じることもありました。

  • 持ち出し袋にしていたリュックが防水じゃない!
    ゴミ袋を被せて移動したけれど濡れた…
  • 移動で本当に濡れまくる!
    乾きやすいジャージにレインコートで移動したけれど、軽く着替えがあればよかった
  • 避難所の行き方を確認しておく必要があった!
    スマホの地図を見ながら移動開始…したものの、この風雨じゃスマホ見ながらなんて歩けない。荷物もそこそこ重い。

ちなみに、出掛ける直前でスマホをフリーザーバッグに入れたのは正解だったそうです。

避難所に到着

ぐしょ濡れになりつつも、無事に避難所に到着したつかはらさん。

避難所に来ることで「自分で判断しなければならない範囲が少なくなった」ことに心強さを感じたそうです。

スリッパ、マスク、ハンドジェルなど持ってきたものが役に立ったとのこと。

ほかの避難者さんは、夕飯と翌日の朝食をお弁当みたいに作っている家があったり、電気湯沸かしポットを持ち込んでいる人もいたりと、それぞれに工夫して避難されていたようです。

避難所で必要なもの・持ってきてよかったもの

上の漫画でも、家から持ってきたいろいろなものが役に立っています。

つかはらさんは、役立ったもののまとめも共有してくださっています。

非常用持ち出し袋の防水について

・バッグ自体を防水加工のものに
・バッグの中身を袋に入れてから入れる
・キャンプ用の防水カバーもあり

傘を差せない状況で、外から袋をかぶせただけでは足りなかったそうです。

飲食物

・短期ならお弁当でOK
避難が長期化したときのため、非常食を残した方が良いかも

・電気ポット
避難所で自由に電気が使えるなら、電気ポットもあり
カップ麺だけでなくスープなども食べられます。

・常備薬
台風だと気圧で体調不良になる人は、 天気頭痛用の市販薬もあるそうです。

寝るときのもの

避難所は電気を消さないため、音、光、床への対策が必要

・音対策(耳栓、イヤホン)
イヤホンは音漏れ注意

・光対策(アイマスク、タオル)

・床対策(マット、タオル、クッション、簡易まくらなど)

板張りの床にそのまま寝ることになります。
避難所によっては毛布のなかったところ(足りなかったところ)もあるようです。

その他

  • 貴重品用サコッシュ
  • 着替え
  • モバイルバッテリー
  • マスク
  • ハンドジェル
  • 情報収集のできるもの
    ラジオなど。充電手段があるならスマホでも。イヤホンも一緒に
  • バスタオル
  • カイロ
  • スリッパ
  • 生理用品
  • トイレットペーパー
  • メガネの替え
  • 身体を拭けるシート

気持ちを安心させるもの

・推しの写真

・(充電の必要ない)時間つぶし
本など。自分が普段していること、集中できること、安心できること。

(推しの写真、精神安定にききますよね!わかります!!!)

避難の判断に必要なのは情報!

早い段階で避難を決めたつかはらゆきさん。

どのように避難を決めたのでしょうか?

避難するかどうか、かなり迷ったというつかはらさん。
「迷われている方は避難をしてください」というアナウンサーの一言で、避難に踏み切ったとのこと。

テレビ・ラジオ・ネットのニュース、ハザードマップ、自治体の避難呼びかけ、などさまざまな情報を総合的に判断したといいます。

さまざまなサイトで情報集めをしっかりしていたつかはらさんに、お話をうかがいました。

Interview

ハザードマップも見られていたとのことですが、引っ越し前から見ていたのでしょうか?

つかはらゆきさん:引っ越し前には見ていませんでした。実は空き家になっていた親戚の家に住んでいるので。
川の近くに立っていて、築60年で、過去に1度だけ床下浸水したと聞いていましたが、堤防などが変わり、環境は良くなったので大丈夫というふうに思っていました。

ハザードマップは前回の15号のときに確認していました。立地上、川が近すぎるので「危ない」という認識はありました。

もともと防災への備えは意識していましたか?

つかはらゆきさん: 実家が静岡にあり、「地震防災」の教育が熱心な地域でしたので、「災害の備え」についてもかなり意識しているほうだと思います。

家に帰るタイミングがわかりにくい

情報を集め、早めに避難の判断をしたつかはらさん。避難前には余裕をもって準備することができました。お風呂に入って、お昼ご飯は台風コロッケをモリモリ食べて…。

けれども台風が過ぎてからは、帰るタイミングに困ったそうです。

家の方が安心できるなら帰ればいいのですが、イヤホンを忘れたのでネットテレビやラジオも使えず、Twitterもみんな寝てしまって、様子がわからなかったとのこと。。。

でも朝になってから帰ったところ、ご自宅も無事だったそうです。よかったです!

避難するなら早めに!

上の漫画にもありましたが、つかはらさんが避難したときには、50人くらいがいて、体育館の半分が埋まっていたそうです。その後、2時間くらいで満員に。(体育館の定員は100人だったのでしょうか…東京の人口を考えると少ないですね。)

避難所が満員になるまでの様子も、詳しく伺いました。

・17時半ごろ(避難から2時間後)=避難所の体育館が満員

・18時ごろ=避難所の各教室が満員
避難所の受入がほぼ満員なのを受け、近くの小学校を避難所として増設。

・18時半以降=待機者は増設された避難所へ移動。
 移動できない人(乳幼児がいる家族、ご高齢の方)は、避難所の廊下で避難。

という流れだったそうです。

あくまで「つかはらさんのいた避難所」の話ですので、地域によって差はあると思います。が、 Twitterでは「避難所が満員になっている」という声がたくさんありましたので、ほかの地域でも同じことが起きていたかと思います。

自治体が避難所増設の判断をするにも時間が必要ですし、増設された避難所に移動するのも大変です。
この意味でも、早めの避難が大切ですね。

この漫画の作者、「つかはらゆき」さんとは…

つかはらゆきさんは、普段はフリーで広告マンガの制作をされています。この漫画はプライベートアカウントで掲載したところ、思いがけずバズったそうです。とても読みやすい漫画でしたよね。さすがです。

お仕事の依頼も受けていらっしゃるとのことなので、気になる方はこちらからどうぞ。

スポンサーリンク

一人暮らしなら避難するときもフル装備、の心構えで!

また、今回避難所に行かれたkmtさんは、「一人暮らし人間は自前装備フルでいけ」 という心構えをツイートされていました。

(編集部注:2021/6/9現在、kmtさんの元ツイートは削除されてしまったようです。)

避難所初経験で分かったことは「一人暮らし人間は自前装備フルでいけ」ということですね!避難所はお年寄り子供優先で物資配られるので我々は自分でなんでもなんとかする!と思うくらいが丁度良いです。自前だから罪悪感も無い!

避難所の物資には、限りがあります。多くの荷物を持って行けないお年寄りや子供が優先になるのは仕方のないこと。

私たち健康な一人暮らし人間は、心構えしておきたいですね。

避難所もってこ!リスト

そんなkmtさんの持ち物リストはこちら。

・ウレタンマット&ウレタン座布団
 キャンプ用のマットや簡易ベッドはたぶんもっと有用。
・スイムタオル
 水を吸ったり、頭を冷やしたり、濡れた服の脱水もできる
・ストール
・タオル
・モバイルバッテリー
・耳栓、アイマスク

 安眠の神
・食料
 非常食だけでなくおにぎりがあると、心が満たされる
・水
・楽な着替え

 雨で濡れると、服のままくつろげない
・ランタン、ラジオ
 停電に備えて
・オタクなら推しぬい
 マジで心の支えになるので

スポンサーリンク

非常用持ち出し袋の中身まとめ

おふたりのツイートを総合すると、絶対に必要なものはこちら。

体験談の中でとても役に立ったと言われているものは、下線をつけています。

もしまた大きな台風がきて、避難が必要になった際は、こちらを参考に準備して、早めに身を守ってくださいね。

絶対に必要

  • 防水の避難袋
  • 食べ物・飲み物
  • マットなど床に敷くもの
  • 耳栓
  • アイマスク
  • タオル
  • 着替え
  • モバイルバッテリー
  • ラジオなど情報収集できるもの ・イヤホン
  • 心の支えになるもの

季節や必要に応じて、あった方が良いもの

  • 貴重品用サコッシュ
  • 着替え
  • マスク
  • 常備薬、天気頭痛のある人は対応できる薬
  • ハンドジェル
  • バスタオル or スイムタオル
  • ストール
  • カイロ
  • スリッパ
  • 生理用品
  • トイレットペーパー
  • メガネの替え
  • 身体を拭けるシート

心の支えとしては、本以外にも、スケッチブック、パズルなどもよいかもしれません。ほかにTwitterを見ていると、精神安定用にチョコレートなどのお菓子を持って行った人もいたみたいです。

ほかにも、個人や季節によって必要なものは違うでしょう。

こんな大きな台風はもう来ないでほしいものですが、人間の力ではどうしようもないのが自然災害。自分が必要なものを加えて、いざというときのために、あなたのための非常用持ち出し袋を準備してくださいね。

スポンサーリンク

一般的な避難所生活について

一般的な避難所生活については、こちらの記事も参考にしてください。今回の体験談は1日だけの避難所生活でしたが、避難が長期化する場合の想定も書かれていますよ。

一人で避難所生活…どんな困難が?避難所での過ごし方を防災士が解説
災害によって避難指示が出された場合、安全な避難所へ避難する必要があることは誰もが認知していることでしょう。しかし、避難所でどのような生活を過ごすのか、ルールはあるのかなど具体的な様子がわからない方も多いはず。今回は、防災士という防災系の資格保有者である私が、「避難所生活の過ごし方」を紹介します。万が一、一人で避難所生活を送ることになった場合でも、事前に多少の知識を持っていれば安心ですよね。避難所生活で困らないためにも、生活方法やルールを学んでおきましょう。避難所ではさまざまな人が共同生活を送ることになるため、各避難所でルールが定められています。ルールは避難所ごとに異なる場合がありますが、今回は一般的な避難所でのルールや生活の過ごし方を紹介します。避難所生活では、ルールを守りお互いに助け合いながら生活を送ることが不可欠。もし避難所生活になった際、マナー違反をしたり他の避難者とトラブルに発展したりしないよう、一般的なルールや生活の仕方を把握しておきましょう。 Q:一人で避難所に行ったとき、どうすればいい? A:まずは受付で申告しましょう。 Q:避難所での生活、プライベート空間は? A:近年は簡易的なプライベート空間を確保できる自治体が増えています。居住スペースには私物を置けますが、貴重品は肌身離さず持ち歩きましょう。 Q:避難所での生活、食料・物資の配給は? A:充分な物資が全員に行き渡るとは限りません。少なくとも3日分、可能であれば1週間分程度の備蓄を自分で用意しておきましょう。 Q:避難所での生活、役割分担は? A:受付・掃除・炊き出し・物資の配布など、避難者も協力しながら運営に参加する必要があります。 Q:避難所での生活、入浴・トイレは? A:支援もありますが、特にトイレは劣悪な環境になってしまう可能性も。自分でも身体を清潔に保てる物品や簡易トイレを備えておきましょう。避難所での生活、睡眠は? A:消灯時間のルールが定められているときは守りましょう。また、慣れない環境や災害によるストレスから不眠になるケースも考えられます。不眠症対策や、暑さ対策・寒さ対策をしておきましょう。 避難所生活を体験したことがない方にとっては、まったくどのような生活か想像がつかないですよね。避難所生活は、慣れ親しんだ自宅を離れ地域住民と共同生活を送ることになります。また、災害などのストレスも伴うことから決して楽な生活ではないことが考えられます。もし避難所生活を送ることになった際にできるだけ適応できるよう、事前に知識を取り入れ心構えを持っておけるといいですね。過去の記事では、避難所生活に役立つアイデア情報も紹介しているのでよかったら併せてご覧ください!
スポンサーリンク

おすすめの非常用持ち出し袋・防災グッズはこちら

防災のプロである防災士さんに、一人暮らし女性におすすめの防災グッズと防災備蓄を教えてもらいました。

こちらも参考にしてください。

ハザードマップや避難所の調べ方はこちら

この記事は地震対策ですが、浸水のときも同じように検索で調べてくださいね。

最後になりましたが、今回の台風で亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被害を受けたみなさまが1日でも早く暮らしを取り戻せますよう、被災地が1日でも早く復興しますよう、心よりお祈り申し上げます。

タイトルとURLをコピーしました