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防災士「これだけは用意して」。本当に必要な防災グッズとは?【Q&A】

防災
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かさみやちゃん
かさみやちゃん

最初に用意するべき、本当に必要な防災グッズはなんでしょうか?

こんにちは、カーサミアライターのえなです。防災士という防災系の資格保有者である私が、防災に関するQ&Aに回答していきます!

今回は「本当に必要な防災グッズ」に関してです。

私の実際の体験談も一緒にお話ししますね。

「災害時に向けて防災対策をおこなう必要があると頭ではわかっているけど、なかなか行動に移せない」というように、防災対策に高いハードルを感じてしまっている方も、防災対策の第一歩を始めてみてくださいね。

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質問:本当に必要な防災グッズはなんですか?

防災対策が必要なのはわかっていますが、まだなにもしていません。
どこから手を付ければいいかもわかりません。
最初に用意するべき、本当に必要な防災グッズはなんでしょうか?

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回答:飲料水と食料品です

さまざまは防災グッズが販売されており、どれも災害対策に必要なアイテムばかりです。そのため、まずはどのグッズを準備すればいいのか迷ってしまいますよね。

私が中でも、一番はじめに用意してほしいと考える防災グッズは、「飲料水と食料品(非常食)」です。飲料水と食料品は日常生活でも欠かせないもののため当たり前に感じますが、災害時にも通常時と同じように手に入るとは限らないものです。そのため日常生活だけではなく、災害時用の飲料水や食料品の準備もおこなってほしいです。

解説

さまざまな防災グッズがありますが、一番大切なのは「飲料水と食料品」です。|イメージ画像:イラストAC

飲料水・食料品以外の防災グッズも、必要なものではありますが、仮に用意していなかったとしても、ある程度家にあるもので代用が効くことが多いです。

【例えば】
・ヘルメットがなかったら→硬いもので頭を守る
・懐中電灯がなかったら→スマホのライト
・防災ホイッスルがなかったら→スマホで音を出す
など

しかし、飲料水や食料品はほかのもので代用ができませんよね。どちらも、摂取しないと健康に関わってきたり、時には命に関わってくることもあります。特に災害時は、日常生活とは異なる環境のためストレスを感じやすくなり、体も壊しやすくなってしまいます。

災害時に、「食べるものがない・飲むものがない」という最悪の状態にならないためにも、必ず災害時用の飲料水・食料品の備えをおこなってほしいです。

かさみやちゃん
かさみやちゃん

飲料水・非常食を備えたら、次に「基本の4選」を用意してくださいね。

本当に役立つ防災グッズは?費用をかけずに買うべきもの【防災士解説】
今回は、防災士が「費用を抑えたいときでも買うべき、本当に役立つ防災グッズ」を紹介します。防災グッズはついつい特別で高価なものと考えられがちですが、必要な防災グッズは案外リーズナブルに購入でき、身近で揃えられます。この記事をきっかけに、防災グッズの準備をまずは一歩はじめてみてほしいです。1.救急セット:災害時は、多くの傷病者が発生するため怪我をしても直ぐに病院で見てもらえるとは限りません。そのため、災害時に怪我をした際には自身で応急手当するしかない可能性もあり、救急セットは必ず用意しておきたいアイテムの一つです。100均で手軽に揃えられます。細々と買い揃えるのを面倒に感じるなら、セットになった商品を買うのもよいでしょう。2.簡易トイレ:便器等に便袋を付けて、排泄後に吸水シートや凝固剤で水分を安定化させるものです。100均やホームセンターなどで購入できますよ。3.モバイルバッテリー:いざというときスマホが使えないという事態にならないためにも、モバイルバッテリーの用意は欠かせません。モバイルバッテリーを選ぶ際には複数回充電ができるよう大容量のものを選び、充電ケーブルも複数本あわせて準備しておきましょう。4.懐中電灯:災害の影響で停電してしまった際に安全に行動できるよう欠かせないアイテムです。懐中電灯を選ぶ際には、連続点灯時間が長いものを選ぶのがおすすめ。また、ラジオがついているなど、懐中電灯にプラスアルファの機能が備わっている商品を選ぶのもいいですね。 まずは揃えてほしい4つの防災グッズを紹介しましたが、これら以外にも揃えてほしい防災グッズはたくさんあります。防災グッズをできるだけ費用をかけずに揃えたい方に向けて、安価に揃えるコツも紹介しています。実際に災害を経験してみないと、防災グッズの必要性を実感するのは難しいですよね。しかし、一つでもいいので防災グッズを準備していることで、いざ災害に遭遇した際にそのアイテムがあなたの生活や、ときには命を守ってくれることに繋がるかもしれません。まずは一つでもいいので、準備を始めてみてくださいね。

飲料水・食料品が必要と感じた体験談

私も経験しましたが、災害時には、食料品の買い占めが起きてしまいます|イメージ画像:写真AC

昔、私の住んでいる地域で少し大きい地震があった際、「数日後に大震災がやってくるかもしれない」と、うわさが流れたことがありました。それに危機感を感じた人たちが、水や食料品の買い占めをおこない、近所のスーパーからほとんどものがなくなるという事態に。

幸いにも私は普段からローリングストックを用いて飲料水や食料品を備蓄していたため、スーパーの食料品が買い占めらても困ることはありませんでした。

「いざ災害が起きる(かもしれない)」となったとき、普段から備えていない場合は、慌てて準備をすることになります。しかし、慌ててスーパーに行っても商品が売り切れていて、「間に合わない・そろえられない」可能性が高いです。

こういった経験からも、私は災害時に向けてしっかり飲料水・食料品を備えるようにしています。

似たようなことは、新型コロナウイルスが流行り始めた頃にみなさんも経験したかと思います。一時期、コロナの影響によりマスクやトイレットペーパーの深刻な品切れが発生し、なかなか手に入らなくなった事がありましたよね。あのときのように、災害時には、必要としているものが手に入らなくなる可能性が高いです。

もちろん、飲料水と非常食以外の防災グッズも、けっして不要というわけではありません。防災対策の第一歩として飲料水と非常食を備えた後、そのほかの防災グッズも用意して、備えを充実させてほしいです。

かさみやちゃん
かさみやちゃん

防災備蓄については、以前の記事をどうぞ!

飲料水・食料品の備えをする際に一人暮らしの女性におすすめしたいのが「ローリングストック法」という備蓄方法です。

こちらの記事でローリングストック法や、私が実際に準備している飲料水や食料品の備蓄品を詳しく紹介しているので、準備をする際の参考にしてください。

かさみやちゃん
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非常用持ち出し袋(防災リュック)もお忘れなく!

避難の際に必要な防災リュック(非常用持ち出し袋)の中に入れる防災グッズはこちらの記事で紹介しています。

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