元金均等返済とは、住宅ローンの返済方法の一つで、毎月支払う返済額のうち、元金の金額が一定になる返済方法です。(参考:元利均等返済)
ローンの支払い始めは利息が多いため、毎月の返済額が多くなりますが、年数が経つにつれ利息の割合が少なくなり、返済額が少なくなっていきます。
なお、元金の減りは元利均等返済よりも早くなるので、総支払額を抑えることが可能です。
たとえば50歳前後でローンを組み、役職定年→再雇用→退職・年金生活と、近いうちに徐々に収入が減っていく予定が見えている場合には、「最初のうちに多く返済し、徐々に月の返済額を減らしていくことができる」元金均等返済はメリットがあります。
しかし40代前半までに買うなら、低金利の今は、元金均等返済よりも元利均等返済を選び、総支払額を減らすために繰上返済をしていくほうがよいでしょう。