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災害時、避難の前にやることはコレ。準備チェックリスト【防災士解説】

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災害時にいざ避難するとなった際、「何をしたらいいのかわからない」「何を持ち出したらいいのかわからない」と、慌ててしまったり忘れてしまったりすることが想定されます。

こんにちは、カーサミアライターのえなです。防災士という防災系の資格保有者である私が、防災に関する疑問を解決していきます。

今回は、「避難の前にやるべきこと」に関して紹介します。

避難前には、二次災害を防ぐために自宅での対策が必要であったり、安全に避難するために持ち物や服装の準備なども必要であったりします。災害時に安全に避難するためにも、避難の前にやるべきことを事前に覚えておきましょう。

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避難の前にやるべきことは?

自然災害が起きた時、逃げる際にしておかないといけないことはなんでしょうか?
一人暮らしなので、誰とも連絡を取らずに逃げた場合、誰かに迷惑がかかったり、誰とも連絡が取れず自分自身が困ったり…しそうです。

かさみやちゃん
かさみやちゃん

一人暮らしでの避難は色々と不安ですよね…。避難の前にやるべきことを伺ってみましょう!

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回答:避難の前にやるべきチェックリストを紹介

避難までに時間に猶予がある場合、避難前にやるべきチェックリストを確認しよう|イメージ画像:イラストAC
  1. 正確な情報収集を行う
  2. 災害情報を元に避難方法を選択
  3. 避難場所や避難経路の確認を行う
  4. 動きやすい格好に着替える
  5. 非常用持ち出し袋の準備をする
  6. 浸水対策・窓や屋外の対策をする(台風・大雨の場合)
  7. ガス・水道の元栓を閉めてブレーカーを落とす
  8. 家族などに避難先を連絡する
  9. 戸締まりをする

避難の前にやるべきチェックリストを9つ順番に紹介していきます。

ただし今回紹介するチェックリストは、台風のような事前に予測できる災害など、避難までに時間に猶予がある災害の場合に実践してください。

津波など一刻を争う災害の場合には、今回紹介する「避難前にやるべきこと」はすべて飛ばして、真っ先に避難することだけを考えてください。

津波警報が出たときの避難方法はこちら

津波警報が出たらどうする?会社や外出先での避難方法【防災士が解説】
四方八方を海に囲まれた日本で暮らす私たちはいつ津波の被害に遭ってもおかしくありません。今回は、防災士という防災系の資格保有者である私が、「会社など外出先で津波の危険を感じた場合の避難方法」に関して紹介します。津波から逃げ遅れたり、危険な行動を取ったりしないために、津波から命を守る避難方法を覚えておきましょう。外出先で強い揺れを感じたり、弱くても長い揺れを感じた場合には直ちに海岸付近から離れましょう。過去には揺れが大きくなくても津波が発生したケースや、海外など遠くで起こった地震の影響により津波が引き起こされることもあったため、些細な揺れや異変も侮らないことが大切です。また、揺れを感じなかったとしても津波警報を見聞きしたなら同様に迅速に避難しましょう。津波から避難する場合、基本的に「遠く」へ避難するのではなく「高く」へ避難することが基本です。そのため、津波の危険を感じたり津波警報が出た場合には、ただちに高台など今いる場所よりもより高い場所へ避難しましょう。周辺の地理に詳しくない場合は「津波避難場所」のマークを目指して避難してください。「津波避難場所」とは、津波に対して安全な避難場所・高台であることを示しているマークのことです。高台への避難が間に合わない場合や、周辺に高台がない場合は3階以上の頑丈な鉄筋ビルへ避難しましょう。「津波避難ビル」という、高台まで避難することが困難な場合、緊急的に避難できる施設を示しているマークもあります。逃げ遅れたり、取るべき行動を間違わないためにも、「大津波警報」「津波警報」「津波注意報」の3種類の種類やそれぞれの違いを正しく理解しておきましょう。次に、津波から避難する際に注意すべきことを紹介します。・絶対に引き返さない:忘れ物などに気がついたとしても、津波警報注意報が解除されるまでは絶対に引き返さないことが大切です。・車では避難しない:原則徒歩で避難するようにしましょう。・木造の建物や川沿いには避難しない:木造の建物や川沿いには避難しないようにしましょう。また、河川を遡上した津波(河川津波)が沿川地域に被害をもたらす場合もあります。そのため、川沿いにも近づかないようにしましょう。最後に、津波に備えて日頃から行える対策を紹介します。自宅や職場周辺、よく外出する場所周辺のハザードマップを確認し津波のリスクを把握しておきましょう。たとえ海から離れていたとしても大丈夫とは思わずに、一度は確認してくださいね。「津波避難場所」「津波避難ビル」の場所を調べておいてください。避難場所は一箇所だけ調べておくのではなく、より高い場所にある避難場所も調べておきましょう。津波の危険を感じたり、津波警報等が出た場合に素早く避難するためにも、日頃から避難経路や高台にある避難場所の位置などを確認しておきましょう。

チェックリスト1 正確な情報収集を行う

テレビやラジオ、または国や県・市町村のHPなど確かな情報源から災害情報の収集を行いましょう。以下のサイトでは、国土交通省が災害時に見てほしい情報をまとめてくれています。

国土交通省がまとめている、災害時に見てほしい情報:
災害時、見てほしい情報[被害状況]|国土交通省 防災ポータル

災害時にすぐに情報収集が行えるよう、必要なサイトをブックマークしておいたり、スマホにプッシュ通知してくれる防災アプリなどを事前にインストールしておいたりしましょう。

また、SNSで情報を集める場合は、嘘の情報が紛れている可能性があるため注意が必要です。

地震の場合に集めるべき情報:
震源地・市区町村ごとの震度・地震の規模を示すマグニチュード・津波情報などを確認し避難のタイミングを把握しましょう。

台風・大雨の場合に集めるべき情報:
接近情報・降水量や警報・注意報、土砂災害警戒情報などを確認し避難のタイミングを把握しましょう。

「​​防災士「防災情報の検索方法はコレ!」効率的に正しい情報をゲット」の記事では、防災情報の検索方法に関して詳しく説明しているのであわせてご覧ください。

チェックリスト2 災害情報を元に避難方法を選択

「避難=避難所に行く」ではありません。災害時に自宅に留まることに危険性がない場合には、「在宅避難」という選択を取ることもできます。

また、津波や洪水などの場合、避難所への避難が困難なら自宅マンションの上階や近隣ビルの上階などへ移動する「垂直避難」という避難方法もあります。そのほかにも、実家・親戚宅・友人宅やホテルへ避難することなども考えられますね。

情報収集した災害情報やハザードマップなどをもとに、どの避難方法が最も安全なのかも見極めましょう。災害時の避難方法で迷わないためにも、事前に避難方法を決めておくことも大切です。

【在宅避難】避難所に行けない・行きたくない…自宅で過ごすための防災対策って?」の記事では、在宅避難に関して詳しく解説しているのであわせてご覧ください。

チェックリスト3 避難場所や避難経路の確認を行う

事前に決めていた避難経路が、災害の影響により使えなくなっている可能性もあります。そのため、自分が利用しようと思っている避難経路や避難場所が安全か事前に確認してから、避難行動に移しましょう。

もし自宅周辺の避難所が利用できなかったとしても、避難所は基本的に住所などは関係なくどこでも利用できるため心配ありません。

いざ災害!避難しなきゃ…避難所はどこに行ってもいいの?防災士が解説 |」の記事では、「避難所はどこでも利用できるのか」ということや「避難所の2種類の区分」に関しても紹介しているのであわせてご覧ください。

チェックリスト4 動きやすい格好に着替える

避難前に動きやすい格好に着替えましょう。

基本の格好

・服装は長袖、長ズボン
怪我をするリスクを減らすために、夏でも肌が露出しないよう長袖と長ズボンが望ましいです。

・靴は普段履き慣れた運動靴または底の厚い靴
地震の際などにガラスや瓦礫を踏んで怪我をしないためにも、底の厚い靴がおすすめです。もしくは、動きやすいよう普段履き慣れた運動靴にしましょう。

地震の場合

・頭にヘルメット or 帽子 or 防災頭巾を着用
地震時に上から物が落ちてきたり、台風時にものが飛ばされてきたりした際に頭を守れるようヘルメット・帽子・防災頭巾などを着用しましょう。

・手袋を着用
ガラスや瓦礫などから手を守るために手袋または軍手を着用しましょう。

・マスクを着用
地震の際には瓦礫などの粉じんや、火事の際の煙を避けるためにもマスクを着用しましょう。

台風・大雨の場合

・レインコートを着用
傘は飛ばされてしまう恐れがあり、両手が開けられなくなることから安全が確保しづらいためNGです。そのため、両手が空いて身動きがしやすいレインコートを着用しましょう。

杖や傘を用意する(道が冠水している場合)
道路が冠水している場合、足元が危険になります。そのため、棒や傘などを用意し道路の安全を確認しながら避難しましょう。

・長靴は避け、動きやすい運動靴
長靴を履いてしまうと水が入ってきて歩行困難になる可能性があるため避けてください。

チェックリスト5 非常用持ち出し袋の準備をする

自宅に備えている非常用持ち出し袋を持ち出す準備をしましょう。災害時に慌てて用意するということがないように、事前に準備しておくことが大切です。

また、避難の際に両手が空くように、非常用持ち出し袋はリュックまたは肩掛けバッグで用意するのがおすすめです。

非常用持ち出し袋の中には何を備えておいたらいいのか、どこに置いておいたらいいのかは過去記事で紹介しているのであわせてご覧ください。

チェックリスト6 浸水対策・窓や屋外の対策をする(台風・大雨の場合)

台風や大雨の場合は避難する前に、浸水に備えて、高い場所に家電などを移動させましょう

また、台風の影響で屋外に置いてあるものが飛ばされる可能性もあるため、自転車や植木鉢など外に置いてあるものを屋内に移動させる、または飛ばされないように補強しましょう

そのほか、台風により飛ばされてきたもので窓が割れないようにシャッターを閉めたり、窓が割れてもガラスが飛散しないよう飛散防止フィルムを貼っておいたりすることも考えられます。

過去の記事では台風や大雨に関する記事も紹介しているのであわせてご覧ください。

チェックリスト7 ガス・水道の元栓を閉めてブレーカーを落とす

自宅を離れる際は、ガス漏れ・漏水・漏電を防ぐためにもガス・水道の元栓を閉めて、ブレーカーを落とすようにしましょう。

避難直前に、元栓やブレーカーの位置がわからないということにならないよう、事前に位置や操作方法を確認しておきましょう。

チェックリスト8 家族などに避難先を連絡する

避難の前に、家族や友人に避難先を連絡しておきましょう。

災害時は回線が混雑し通じにくくなる場合があります。緊急を要する人が消防や警察等に助けを呼べるよう、電話で連絡を取ることは避けましょう。

Eメール・SNS(Twitter・Facebook・LINE)・通話アプリなどの、パケット通信を利用するツールを活用することがおすすめです。

また、災害時に停電が発生した場合など家族と連絡が取れない際には、「災害用伝言ダイヤル」「災害用伝言板説明」などを活用しましょう。

それぞれの詳しい利用方法は、「スマホが使えない災害時に備えた連絡手段とは【一人暮らし女性が大災害に遭遇したら…】」をご覧ください。

チェックリスト9 戸締まりをする

災害時は、ライフラインの断絶や、公共機関が救助優先になることなどから被災地のセキュリティが下がり犯罪が増えやすくなる可能性があります。

そのため、盗難などの犯罪に合わないためにも、自宅を離れて避難する場合には戸締まりを忘れないようにしましょう。

避難前に、「何も持ち出せなかった」「何も対策ができなかった」とならないためにも、日頃から事前にできる準備を行っておいたり、避難前にするべきことの知識を身につけておいたりすることが大切です。

災害時は予期せぬ事態が発生することがあることも覚えておきましょう。もし切迫するような事態になった際には、準備はすべて放り出し、真っ先に避難することだけを優先してくださいね。

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