インテリア量販店や通販サイトなどでよく見る「ドレープカーテン」という言葉。ドレープという聞きなれない言葉に、どのようなカーテンのことなのか疑問に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はドレープカーテンの特徴や機能についてご紹介します。
CASAMiA × ジャストカーテン
オーダーカーテン「JUST CURTAIN(ジャストカーテン)」による、最新カーテン情報ブログの連携記事。
カーサミア編集部がセレクトした、一人暮らし女性にお届けしたい「カーテン」にまつわるお役立ち情報をご紹介します。
この記事は、「ジャストカーテン お役立ちコラム」で掲載された記事の一部をカーサミアでもお届けする連携企画です。
今回は『ドレープカーテンとは?ドレープカーテンの特徴や機能について』をご紹介いたします。
ドレープカーテンとは?
カーテンは大きく分けると、ドレープカーテンとレースカーテンの2種類があります。
ドレープカーテンとは、薄手のレースカーテンに対して、厚地の生地で仕立てたカーテンのことを指します。
日本ではこのドレープカーテンを、「厚地カーテン」と呼ぶことがあります。
ドレープ(drape)とは「布が重さで自然に垂れ下がってできた“ヒダ”」という意味で、それが厚地の布でヒダを作った、厚地カーテンのことを総じてドレープカーテンと呼ぶように変わったと考えられます。
ドレープカーテンの機能
ドレープカーテンの代表的な機能は「遮光」と「防炎」です。
遮光カーテン
ジャストカーテンの遮光カーテンは、一般社団法人日本インテリア協会(NIF)の基準に沿って、 「遮光率」が99.4%以上の生地を対象とし、1級~3級のランク分けをしています。
また、同じ生地でも、色の違いで遮光等級が変わることがあります。
より濃い色のほうが、暖色(オレンジ系)よりも寒色(ブルー系)のほうが、遮光率が高い傾向があります。
防炎カーテン
「防炎カーテン」とは、“燃えづらいカーテン”のことです。
“まったく燃えない”わけではありません。
下記の画像は、日本防炎協会が実施したカーテンの燃焼実験の様子です。このように、防炎カーテンは非防炎のものに比べて、燃えづらくなっています。
火事による災害はカーテンに引火することが拡大の要因と言われており、特に近年、地震も多く、防炎カーテンの需要が増えています。万が一のために、防炎カーテンの購入を検討してみてください。
※高層マンションや、オフィス・店舗などでは必須の機能です。
ドレープカーテンは縫製の仕様によって印象が変わる
ドレープカーテンは、窓のサイズと同じ大きさの生地を使って縫製するのではなく、窓の幅よりも大きな生地を使ってヒダを作るのが一般的です。
同じ生地でもヒダの数によって見た目の印象は変わるので、ヒダの仕様を意識してドレープカーテンを選んでみてください。
2倍ヒダ (=3ツ山) | |
1.5倍ヒダ (=2ツ山) | |
ノンプリーツ (フラット/ヒダなし) |
ドレープカーテンを選ぶ際のポイント
ジャストカーテンでは、700種類以上のドレープカーテンがあります。
その中から、商品を選ぶ際のポイントをご紹介します。
① 機能でドレープカーテンを選ぶ
ドレープカーテンには遮光、防炎、洗濯可能の3つの機能があります。
求める機能で絞って検索すると、より探しやすくなります。
◆JUST CURTAIN 通販サイト
・全250種類以上のオーダー遮光カーテン
・約150種類から選べる防炎カーテン
・自宅で洗濯可能なカーテン
② テイストでドレープカーテンを選ぶ
ドレープカーテンのテイストは大きく分けて7種類あります。
お好みのテイストで絞っていただくと、さらに探しやすくなります。
【プレーン】
シンプルで飽きのこない無地・プレーンの生地は、選びやすく人気の高いテイスト。
【ナチュラルモダン】
スタイリッシュな雰囲気が強いモダンテイストに比べて、より自然で明るい雰囲気、どこか素朴な印象も加えたテイスト。
【北欧】
自然をモチーフにした、色柄が豊かだけれどお部屋全体のインテリアと調和する独特なデザイン。
【リネン・コットン】
リネン(麻)やコットン(綿)などの「天然素材」の糸を使用し、素材の風合いを楽しめるカーテン。
【クラシック&エレガンス】
高級感と重厚感のあるクラシック、フェミニンで優美なエレガンスは、昔から多くの人の憧れのテイスト。
【アーバン】
アーバンとは「都市の・都会の」という意味。アーバンテイストは、洗練されたモダンで都会的なインテリアにピッタリのカーテンでシンプルかつスタイリッシュなデザイン。
【ポップ&キュート(子ども)】
見ているだけで楽しくなる、ポップな色柄のカーテン。カテゴリ名は「子ども」ですが、子どもだけじゃなくて大人だってワクワクしたいですよね!
原宿系など、ポップ&キュートなテイストにもおすすめです。
③ 柄でドレープカーテンを選ぶ
ドレープカーテンの柄は大きく分けて7種類あります。
お好みの柄で絞っていただくと、さらに探しやすくなります。
【無地】
どんなインテリアや家具にも合わせやすいのが無地のカーテンです。幅広いカラーバリエーションはもちろん、生地の凹凸や質感に富んだものも多くあります。
【幾何・ライン・小紋】
モダンなインテリアにぴったりの、比較的はっきりしたラインや紋様で描かれた幾何学柄のカーテンは、お部屋のインテリアの主役になる存在感。一方で、遠目では無地にも見える小紋柄は、さりげないインテリアのアクセントになります。
【ストライプ・ボーダー】
ストライプやボーダーは大変人気のある柄で、スタイリングしやすく、インテリアが引きしまる効果もあります。
【ドット・サークル・チェック】
ドットやサークルは、柄の大きさによって印象が大きく異なります。無地に近く主張の少ないものもあれば、柄が大きくインテリアの主役になるようなサークル模様も。また、チェックは定番の柄で、ナチュラル・カジュアルなテイストに合わせやすいカーテンです。
【花・植物】
花や植物は、カーテンの定番の柄でその人気も劣え知らずです。リラックスムード漂うラフで抽象的なデザインから図鑑の様な精緻な柄まで豊富なパターンがあり、長く愛されてきたエレガントな植物柄は選びやすくお部屋に落ち着きと品の良さをプラスします。
【ダマスク・アラベスク・ペイズリー】
これらの柄は、インドやペルシア、イスラムなどを起源とし、現代まで全世界で生地や衣服の柄として親しまれ続けています。異国情緒を醸し、お部屋のインテリアのアクセントになります。
【動物・キャラクター】
可愛らしい動物や、長年愛されつづけているキャラクターなど、身近で親しみやすい雰囲気なので、子ども部屋におすすめされがちですが、もちろん大人女子が使ってもOK。
④ カラーでドレープカーテンを選ぶ
ドレープカーテンの色は大きく分けて12種類あります。
お好みの色で絞っていただくと、さらに探しやすくなります。
【レッド・オレンジ】
赤やオレンジの色味は、気分に活力を与えてくれるカラーです。気持ちがぱっと明るくなる効果があります。
【イエロー・ゴールド】
イエロー・ゴールドは、お部屋をぱっと明るくさせる効果のあるカーテンです。インテリアのテイストではカジュアルな雰囲気になりやすいカーテンです。
【グリーン・オリーブ】
自然を感じさせるグリーンのカーテンは性別年代問わず人気の色味です。科学的にも心身の疲れやストレスを解消する効果が認められています。
【ブルー・ネイビー】
近年、人気の高いブル・ネイビー系のカーテンです。シックな雰囲気にしたい場合は、暗めのネイビー(紺色)のカーテンを、明るくナチュラル、カジュアルにしたい場合は、明るめの青や水色をお選びください。
【パープル・モーブ】
パープル・モーブは、寒色・暖色のどちらにもあてはまらない中間色と呼ばれている色、一般的には、少し高貴なシック・モダン・クラシックなテイストにアウト考えられがちですが、意外にどんなテイストにも合わせやすいカラーです。
【ピンク】
ピンクは女性に人気のあるカーテンの色です。フェミニンなテイストやエレガントなインテリアにピッタリです。
【アイボリー・ベージュ】
アイボリー・ベージュは最も人気のあるカーテンの色です。どんなインテリアテイストにも合わせやすく、失敗のない色味なのでおススメです。
【ブラウン】
ブラウン(茶色)のカーテンは定番中の定番のカラーです。どんなお部屋にも合わせやすく、家具や床・壁の色を選びません。
【マルチ】
1枚のカーテンの中に、多くの色を使いカラフルな柄を表現したマルチのカーテンです。お部屋のインテリアの主役になる色柄のカーテンです。
【シルバー・グレー】
シルバー・グレーのカーテンは、引き締まった印象を作るカーテンです。落ち着きがあり、人を刺激しない色なので、リビングや寝室にオススメです。
【ホワイト】
白のカーテンは男女問わず大人気の色です。どんなインテリアテイストでもなじみやすく、また部屋を広く見せる効果も期待できるカーテンです。
【ブラック】
黒いカーテンはシックな雰囲気を作ります。モダンやクラシックなテイストにピッタリです。