料理に使って残ったネギの根元部分、そのまま捨てるのはもったいないな〜と思ったことはありませんか?
そんなときは、ネギの根元部分を水につけて、再生栽培しちゃいましょう!
こんにちは、カーサミアライターのあんどうです。
今回はペットボトルを使って、おうちのキッチンで簡単に始められるネギの再生栽培の方法をご紹介します。
収穫したてのネギは美味しいし、節約にもなりますし、なにより楽しいので、ぜひ参考にしてくださいね!
おうちにあるものでできる!ネギの再生栽培のやり方

用意するもの
室内で簡単にネギの再生栽培を行う際には、まずペットボトルをカットしたものやガラス瓶など、底が安定している透明な容器を用意します。
透明な容器を使用する理由は、中の水やネギの根の状態を観察しやすいためです。
あとは、栽培に使用するネギの根元部分、お水を用意するだけでOK。
ネギは少し葉が残るくらいの位置でカットするのがポイントです。あまり短すぎると容器の中で倒れてしまうため注意。
再生栽培を予定している場合は、購入時に新鮮で根がしっかりしているネギを選ぶのがおすすめです。

今回は葉ネギの再生栽培を例にします。
ネギの再生栽培に適した室内環境
ネギの再生栽培を行うのに適した環境は、温度が20℃前後で日光が当たる場所です。
室内の場合、水の交換がしやすいキッチンの窓辺で栽培するといいですね。
日当たりの良い場所が確保できない場合は、LEDの植物育成ライトを使用する方法もあります。
再生栽培のやり方
ネギの再生栽培のやり方はとても簡単で、ネギの根元部分を容器に入れて水につけるだけです。
容器にネギを入れたら、しっかり根元が浸かるように大体ネギの半分くらいの位置まで水を注ぎます。
水は腐りやすいため、可能であれば毎日交換するのが理想的です。
2〜3日程度なら交換し忘れても問題ありませんが、夏場など暑い時期は水の劣化が早いので要注意。
私自身、夏に水を一週間間交換せず放置して、ネギをダメにした経験があります…。

成長スピードは環境によりますが、通常1〜2週間ほどで収穫できる長さに成長します。
葉が伸びてきたら、必要な分だけ先端をハサミでカットして収穫します。
このとき根元部分を残しておけばまた葉が伸びてくるため、2〜3回は収穫可能です。
うまくいけば、それ以上収穫できることも。
さらに収穫したい場合
さらに成長を促進させたい場合は、液体肥料を活用するのもおすすめです。
7〜10日間ごとに少量の液体肥料を加えることで、より収穫量を増やせます。
再生ネギをインテリアとして楽しもう!

ネギの再生栽培は、食材を無駄なく使えるだけでなく、食費の節約にもつながります。
それだけでなく、栽培する楽しさや、工夫次第でミニガーデニングのように見た目も楽しめるのが魅力です。
たとえば、ペットボトルを容器にするのも手軽で良いですが、ちょっとおしゃれなガラス瓶に植えるとインテリアとして映えるのでおすすめ。
私が特に気に入っているのは、旅先で見つけた可愛いイラスト入りのワンカップの容器です。
ちょっぴりレトロで、観葉植物っぽく見えませんか?
生活の助けになるだけでなく、毎日すくすく育つ様子を眺めるだけでも癒されます。
ぜひ、ネギの再生栽培で小さなインテリアを楽しんでみてください!
貧乏症と言われても、食材は使い切りたい!
私は昔から、食材でもなんでも限界まで使い切りたい派です。
周りからは「貧乏性だね」なんて冗談まじりに言われることもありますが、それでも気にしません。だって、無駄なく使い切るって気持ちがいいじゃないですか!
当然、大根やにんじんの葉、豆苗など、野菜の再生栽培も色々やりました。その中でも私が一番栽培しているのは「葉ネギ」です。
例えば、納豆や冷奴、味噌汁、うどん。どれも薬味にネギがあると一気に美味しさが増しますよね。でもいざ食べようとして、「ネギ買ってなかった…」と気づいたら、がっかりします。
そんなとき、キッチンで再生栽培している葉ネギが大活躍!ハサミでちょんちょんっと葉先を切って、そのまま料理にぱらっと散らすだけ。わざわざ買いに行かなくても、新鮮なネギがすぐ手に入るんです。
しかも驚くのはその後。切ったまま放置しておくと、またネギの葉がぐんぐん伸びてくるんですよ!不思議ですよね〜。
正確に計算したわけじゃないですが、ネギを買って根元を再生栽培し、薬味がなくなったら収穫して…を繰り返していたら、明らかにネギを買う頻度が減りました。だから節約効果もバッチリです。
しかも、容器や飾り方を工夫すれば、キッチンがちょっとおしゃれになります。育てる楽しみもあって、料理のアクセントにもなる葉ネギの再生栽培は、試して損はありません。ぜひ一度挑戦してみてくださいね!
- Qネギの再生栽培は、室内でもできる?
- A
ネギの再生栽培は、室内でも問題なく行えます。日当たりの良い窓辺などに、ネギの根元と水を入れた容器をおくだけで、簡単に始められます。ポイントは、水の交換を2〜3日に一度行うことです。日光が不足する場合は、LEDライトを使用する方法もあります。