この記事では、かぼちゃの皮がカサブタみたいにぶつぶつしているけど、食べても大丈夫?という疑問にお答えします。
こんにちは、カーサミアライターのあんどうです。
かぼちゃを購入した時は気づかなかったけど、帰宅して見たらかぼちゃの皮にカサブタみたいなぶつぶつがあって、何かの病気だったらどうしよう…と不安になった経験はありませんか?
かぼちゃの皮にぶつぶつができる原因と、食べても大丈夫なのかについて解説しますので、最後まで読んでくださいね。
かぼちゃの皮にぶつぶつができる原因
かぼちゃの皮にできる茶色っぽいイボやカサブタのようなぶつぶつは、栽培中にできたキズが自己修復された跡です。
成長中に皮が裂けて、その部分を守るために修復が行われることもあります。人間のカサブタと同じ原理なので、「カサブタっぽい」と感じるのは正解!
メロンの皮の模様と似たようなものですね。
また、白いぶつぶつは高温や乾燥によって糖質やでん粉が結晶化したもので、「クリスタル症状」と呼ばれる生理現象です。
【結論】皮にぶつぶつがあるかぼちゃは食べても大丈夫!
かぼちゃの皮にイボやカサブタのようなぶつぶつがあるとギョッとしますが、生育中に起こる自然現象であり、害はないので食べても問題ありません。
ただし、明らかにカビのようなものが生えている場合や、黒や茶色に変色していたり異臭がしたりなど、腐敗が疑われる場合は廃棄してください。
自然現象なのか腐敗なのかわからないというときは、かぼちゃをカットして中をチェックしてみて、異常がなければ大丈夫です。
かぼちゃの皮のぶつぶつが気になる場合の対処法
かぼちゃの皮にぶつぶつができていても食べて大丈夫!と言われても、見た目が悪いのは気になりますよね。
そんなときは、ぶつぶつしている箇所の、皮の表面を削り取れば問題なし!
皮が硬い場合は、かぼちゃを水洗いして軽く水気を拭き取り、耐熱皿等に乗せて電子レンジで加熱すると、柔らかくなって削り取りやすくなります。
加熱時間は使用している電子レンジによって異なるので、様子を見ながら行ってください。
私は500Wの電子レンジで2分くらい加熱しています。
あらかじめ加熱しておくと、後の調理も楽になるのでおすすめです。
皮にぶつぶつができたかぼちゃは美味しい?
皮にぶつぶつができたかぼちゃは見た目が悪いため、出荷時にはねられがちのようです。
この記事を書くにあたり、スーパーで売られているかぼちゃを改めてチェックしましたが、激しいぶつぶつがあるかぼちゃは見られませんでした。
そんな調子なので、私自身はかぼちゃの皮のぶつぶつをあまり気にしたことがありません。
実際に気になるものなのかな?と母に聞いてみると、「皮がぶつぶつしてるかぼちゃの方が、完熟していて美味しいやん」と返答がありました。
母曰く、「虫食い跡(キズ)を修復するからぶつぶつができる」=「虫が食べると言うことは美味しい」という理論のようです。
虫と人間の味覚は異なると思いますし、虫食いによる傷とも限りませんが、かぼちゃは成長して皮が弾けることもあるようなので、ぶつぶつがあるかぼちゃは完熟しているということなのかも。
そう考えると納得です。
なんなら、皮にぶつぶつがあるかぼちゃの方が良いようにも思えてきました。
見た目に惑わされず、美味しいものをきちんと見極められるようになりたいものです。
- Qかぼちゃの皮がカサブタみたいにぶつぶつしているけど、食べても大丈夫?
- A
かぼちゃの皮にできる茶色っぽいイボやカサブタのようなぶつぶつは、栽培中にできたキズをかぼちゃが自己修復した跡です。メロンの皮の模様と同じ原理なので食べても問題ありません。気になる場合は、ぶつぶつしている箇所を削り取ってください。