綺麗に掃除したつもりでも、なんとなくホコリっぽさを感じることはありませんか? もしかするとその掃除方法では、本当にホコリが残っているのかも!
ホコリは部屋が汚れるだけでなく、アレルギーや火災の原因にもなるので、しっかり取り除きたいですよね。
こんにちは。カーサミアライターのいずみです。クリンネスト1級の資格を持っており、汚れを溜めない掃除を実践しています。
この記事では、ホコリを残さない掃除方法や、ホコリ掃除に最適なタイミングを解説します。いつものお掃除を少し工夫するだけで仕上がりが変わるので、取り入れてみてくださいね。
ホコリが残らない掃除方法
さっそくホコリが残りにくい掃除方法を紹介します。
掃除のプロも実践している内容なので、ぜひやってみてください。
窓を開けて換気する
事前準備として、窓を開けておきましょう。できれば複数の窓を開け、風通しのよい状態にします。
換気しながら掃除すると、舞い上がったホコリを外に逃がせます。掃除した場所に再び積もることがないので、ホコリが残りにくいんですよ。
「窓を開けたら風で舞ってしまいそう……」と思うかもしれませんが、このあと紹介するようにホコリの動きに沿って掃除すれば大丈夫です。
ホコリの流れに沿って掃除する
ホコリはふわふわと舞うので、綺麗にしたつもりでも思わぬ場所に残ってしまいがちです。
残さないためには、ホコリの動きに沿って掃除しましょう。
上から下へ
ホコリは上から下へ落ちるので、先に高い位置のホコリから掃除します。ハンディモップや乾いた布を使うのがおすすめです。
風上から風下へ
風でホコリが舞い戻るのを防ぐため、ホコリ落としや掃除機、拭き掃除は風上からはじめます。窓の近くからスタートし、部屋の出入り口に向かって進めましょう。
奥から手前へ
掃除は、部屋の奥から出入り口に向かって行ってください。手前からはじめると、掃除が終わった場所を歩くことになります。すると髪の毛や糸くずなどを落とし、汚れを残してしまう可能性が。
何度も同じところを掃除せずに済むよう、一筆書きのように進むことを意識しましょう。
乾拭き→掃除機→水拭きの順で行う
ホコリは家具や床の上に乗っている状態なので、まずは乾いた布やハンディモップ、ドライシートなどで拭きとります。最初から水拭きをすると、ホコリが水分を含んで家具や床にくっついてしまうからです。
床を掃除するときにいきなり掃除機を使う人も多いと思いますが、排気でホコリが舞い上がってしまうので注意してください。
最後に水拭きすることで、ホコリだけでなく汚れまでしっかり取り除けますよ。
ホコリ掃除に適したタイミングは?
実は、ホコリ掃除にぴったりなタイミングがあるんです。
ホコリが残らない掃除方法と組み合わせて、より綺麗な仕上がりを目指しましょう。
起床直後や帰宅直後
寝ている間や外出中などにホコリは床に落ちます。そのため、朝起きてすぐや帰宅直後に掃除するとごっそりとれますよ。
雨の日
雨の日は湿気が多いので、ホコリが飛びにくくとりやすいです。掃除をしておうち時間を過ごすのもいいですね。
掃除が楽になるホコリの予防法
ホコリを溜めないためには、事前に予防することも大切です。
ここでは、すぐにできる予防法を3つ紹介します。
柔軟剤を使って水拭きする
柔軟剤を使えば、ホコリが溜まりにくくなります。ホコリは静電気に集まりますが、柔軟剤には静電気の発生をおさえる効果があるからです。
1Lの水に30~50mLの柔軟剤を入れて混ぜ、その水を使って水拭きすればOK。目安は月に一度です。壁や床、棚の上などに試してみてくださいね。
布製品を置かない
ホコリとは、髪の毛や繊維くずなどが混ざったものです。布製品があると繊維くずが出るので、ホコリができやすくなります。
たとえばクッションやラグをやめ、革製のソファにするだけでも効果があります。部屋干しした洗濯物からも繊維が落ちるので、乾いたら早めにしまうようにしましょう。
とはいっても、すべての布製品を撤去するのは難しいですよね。どうしても必要なものは、こまめに洗ったり掃除機をかけたりして清潔にしてください。
家に入る前にホコリを落とす
外出したあとの服には、ホコリや花粉などがたくさん付いています。外で払うことで、家の中に持ち込むのを防げますよ。
今回は、ホコリを溜めない掃除方法を紹介しました。
- 窓を開けて換気する
- ホコリの流れに沿って掃除する
- 乾拭き→掃除機→水拭きの順で行う
この3つを意識すれば、掃除後のお部屋がぐんと綺麗になるはずです。
お部屋をもっと心地よい空間にするために、ぜひやってみてくださいね!