洗剤がいらず、水だけで汚れを落とせるメラミンスポンジ。便利なので、使っている方も多いのではないでしょうか? でも実は、使用NGな場所もたくさんあるんですよ。
こんにちは、カーサミアライターのいずみです。クリンネスト1級の資格を持っており、さまざまなお掃除情報を発信しています。
今回はメラミンスポンジの効果的な使い方と、使ってはいけないNG素材を解説します。筆者が実際に使ってみて感動した場所も紹介するので、お掃除の参考にしてくださいね!
メラミンスポンジが使えない場所や素材
使い勝手がよいイメージのあるメラミンスポンジですが、実は使えない場所や素材もあります。以下のものはコーティングが剥がれたり傷が付いたりするので、使わないようにしましょう。
- 曇り止め加工された鏡
- トイレ、洗面台、浴槽
- アクリル板
- 塗装やプリントされたもの
- 漆器
- フローリング
- 車のボディ
- 肌
- 歯
メラミンスポンジは研磨によって汚れを削り落とすものです。人体には絶対に使用しないでくださいね。
メラミンスポンジの効果的な使い方
メラミンスポンジはNGもありますが、使うものを間違えなければとても便利なアイテムです。
特に以下の3つには効果的。汚れを落とすには少し手間がかかるものばかりですが、メラミンスポンジなら簡単にお手入れできますよ。
- 水栓、蛇口の水あか
- 急須やカップの茶渋
- 網戸
他にも使えるとされている場所はあります。しかし実際には、傷が付いたりくすんだりすることも。長い目で見ると、メラミンスポンジを避けた方がよい場合もあるので気をつけてください。
材質を見極め、他の方法でお手入れできるものにはメラミンスポンジを使わないようにすると安心ですよ。
筆者イチオシの使い方
上記以外で筆者がおすすめする使い方は玄関タイルの掃除です。
いつの間にか黒ずみができてしまった我が家の玄関タイル。水とデッキブラシでこすっても変わりませんでしたが、メラミンスポンジを使ったら取れたんです!
初めて試したときの感動は忘れません! おかげで玄関掃除のハードルが下がり、キレイを保てるようになりました。
汚れがひどいときは、セスキスプレーやアルカリ電解水を吹きかけてからこするとより落ちやすいですよ。ただし、大理石にはアルカリ洗剤が使えないので注意してくださいね。
洗剤入りのメラミンスポンジってどうなの?
メラミンスポンジには、セスキ炭酸ソーダやクエン酸が含まれたものもあります。洗剤を併用しなくてもガンコ汚れを落とせるので、すぐ掃除に取りかかれて嬉しいですよね。
確かに魅力的な商品ではありますが、筆者はセスキスプレーやクエン酸スプレーと普通のメラミンスポンジを使えばいいと考えています。なぜなら、洗剤入りのメラミンスポンジは使える場所が限定的だからです。
記事の最初にお伝えしたように、メラミンスポンジは使えないものが多くあります。ただでさえNGが多いのに、洗剤入りだともっと用途が限られてしまいますよね。
使う場所や汚れに合わせてセスキスプレーやクエン酸スプレーを併用した方が、使い勝手がいいのではないでしょうか。
お掃除を楽にしてくれるメラミンスポンジですが、使えない場所や素材もあります。傷つけないよう、使用前に「ここには使えるのか?」をしっかり確認しましょう。
メラミンスポンジを上手に取り入れて、楽しくお掃除してくださいね!