屋外にあり雨や風にさらされるため、汚れがつきやすいベランダ。汚れがひどくなると掃除が大変そうですが、100均アイテムや家にあるものでキレイになるんですよ。
こんにちは、カーサミアライターのいずみです。クリンネスト1級の資格を持っており、さまざまなお掃除情報を発信しています。
今回は、ベランダの掃除方法をご紹介します。身近な道具でお手入れできるので、ぜひやってみてくださいね!
ベランダの汚れの原因
ベランダは放置するとどんどん汚れてしまいますよね。屋外のベランダには、以下のような汚れが付きやすいです。
- 砂や土埃
- 生活から出る汚れ
- 排気ガス
- 虫の死骸や鳥のフン
- 苔(コケ)
砂やホコリ、葉っぱなどが落ちているだけなら掃除は楽ですが、なかには頑固な汚れもあります。汚れに合わせたお手入れをしましょう。
ベランダの簡単な掃除は月1~2回、念入り掃除は半年に1回行いましょう。曇りの日や雨の降る前後がおすすめですよ。
月1~2回行いたい、簡単お掃除方法
まずは月1~2回やっておきたい、簡単なお掃除方法を解説します。
簡単掃除は掃除機で
普段からベランダ掃除をしており、目立った汚れがない場合は掃除機でOKです。場所によってノズルを使い分けると掃除しやすいですよ。
音が気になるなら新聞紙
掃除機の音が気になったり、ベランダで掃除機を使うことに抵抗がある場合は、ほうきで掃くのもいいでしょう。100均で売っているもので十分です。
掃くときは、水で湿らせた新聞紙を使うのがポイントです。砂やホコリなどを集めやすくなりますよ。ちぎってベランダの床に撒き、ほうきで掃いてくださいね。
排水口の落ち葉・ゴミは軍手で拾う
ベランダに枯葉が落ちていることはありませんか? ベランダには風に乗ってやってきた落ち葉やゴミがたまることもあります。そのままにすると排水口のつまりの原因になるため、軍手をして取り除きましょう。
泥などが残っている場合は、最後に多めの水で流してくださいね。
100均アイテムを使ったベランダの念入りお掃除
続いて、半年に1度やっておきたい念入りお掃除の方法を解説します。
土埃や排気ガスには重曹水・セスキスプレー
土埃や排気ガスは酸性汚れなので、アルカリ性の重曹水で落としましょう。素材によっては変色する可能性があるので、まずは目立たない場所で試してみてください。
40度のお湯2Lに対し大さじ7程度の重曹を溶かし、床にかけましょう。数分置いたらデッキブラシでこすってください。細かい部分には歯ブラシが使いやすいですよ。仕上げに水をかけ、汚れを流せばOKです。
大量の水を流すのが難しい場合は、セスキ炭酸ソーダと水を混ぜたセスキスプレーがおすすめです。重曹より水に溶けやすいので、目詰まりする心配もありません。セスキスプレーを汚れに吹きかけて放置したらブラシでこすり、少量の水で洗い流してくださいね。
水道がないなら住宅用洗剤
ベランダに水道がなく水を運ぶのが難しいなら、ウタマロクリーナーなどの住宅用洗剤を使いましょう。床に吹きかけ、水で濡らしたデッキブラシでこすります。仕上げに水拭きで拭き取ればキレイになりますよ。
鳥のフンには塩素系洗剤
鳥のフンには病原菌が潜んでいる可能性があるので、繰り返し使う掃除機やほうきを使用するのはNG!
マスクと使い捨てのゴム手袋をし、フンに触れたアイテムはすぐに処分しましょう。
フンが乾燥している場合は、少しのお湯をかけてふやかします。アルコールスプレーを吹きかけ、キッチンペーパーなどで拭き取ってください。
汚れが付いていたら塩素系漂白剤をかけ、5分ほど放置しましょう。歯ブラシなどでこすり落とし、仕上げに水でしっかりと洗い流せば完了です。
塩素系漂白剤は変色などを引き起こす可能性があるので、まずは目立たない場所で試してみてくださいね。
苔(コケ)には熱湯
風が通りにくく湿気がたまる場所は、苔が生えやすいです。
苔が生えている部分より広い範囲に熱湯をかけ、ブラシで擦って洗い流しましょう。やけどをしないよう注意してください。
100均で買えるベランダ掃除アイテムリスト
最後に、ベランダ掃除で活躍する100均アイテムをまとめます。ご紹介した掃除方法で使うグッズはほとんど100均でそろうので、さっそく試してみてくださいね!
- 重曹
- セスキ炭酸ソーダ
- スプレーボトル
- ほうき
- ちりとり
- マスク
- ゴム手袋
- 歯ブラシ
- 軍手
つい後回しになりがちなベランダですが、定期的に掃除しないとどんどん汚れがたまって大変なことになってしまいます。
汚れに合わせたお手入れをし、気持ちの良いベランダにしましょう!