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【夏直前】エアコン使用時の注意点。試運転は?嫌なニオイがしたら?

掃除・洗濯・お手入れ
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この記事では、本格的な夏が来る前にチェックしたいエアコンの試運転のやり方や使用時の注意点を紹介します。

こんにちは、カーサミアライターの桐里です。時短家事を独力で追及して十数年、「もっと家事を効率良くラクにしたい」と思い、時短家事コーディネーター Basic資格を取得しました!

桐里もえ
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教えてくれたのは…

インテリアと読書が好きなフリーライターの桐里です。
時短家事コーディネーター Basic資格所有。

ズボラな性格ですが、最新家電やプチプラ便利グッズを活用して、無理なく実践できる時短なラク家事を模索すること10年以上。
この経験を活かして、一人暮らし女性に役立つ情報をシェアしています。

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夏前にエアコンの試運転をしておくと、不具合やお手入れ不足などに気付きやすく、早めに対処できますよ。快適にエアコンを使うために、ぜひ確認しておいて下さいね。

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本格的な夏の前に!エアコンを試運転しよう

本格的に暑くなる前に、エアコンを試運転しましょう(筆者撮影)

夏の暑い時期に「エアコンが動かない!」となったら大ピンチですよね…!そうならないために、メーカー側はエアコンの試運転とフィルター掃除を推奨しています。

まだやっていない人は、夏本番になる前に試運転しておきましょう!

試運転のやり方を紹介していきますね。

電源を入れる前にコンセントのほこりをチェック

高い位置のホコリ取りはハンディモップが便利です(筆者撮影)

試運転の前に、エアコンのブレーカーが「入」になっていて、コンセント周りにホコリがたまっていないか確認しましょう。

ホコリがたまっていると発火の危険性があるので、すぐに掃除しましょう!
ハンディタイプのモップだと掃除しやすいですよ。

運転モードを「冷房」にして試運転

最低温度で10分程度、試運転しましょう(筆者撮影)

運転モードを「冷房」にし、最低温度(16~18℃)で10分程度運転しましょう。
試運転をしている間に、次にあげる不具合がないか確認しましょう。

変な音がしないか

エアコンの運転音に問題がないか、確認します。
普段の運転中に聞き慣れないような音が聞こえた場合は、音の種類によって対処法が異なります。取扱説明書を確認しましょう。

気になるニオイが出ていないか

試運転をしばらく行ってから、エアコンから気になるニオイが出ていないかチェックしましょう。

もし焦げ臭いニオイがする場合は、エアコン内部に不具合が起きている可能性があります。火災に繋がる危険性もあるため、すぐに使用中止し、メーカーや販売店に問い合わせましょう。

送風口からちゃんと冷風が出ているか

ちゃんと冷風が出ていて、部屋が冷えているか確認しましょう(筆者撮影)

エアコンの送風口から冷風が出ているか確認しましょう。冷風が出ない場合は、コンセントを差し込み直して再度運転してみます。

それでも改善しない場合や、室内機のランプが点滅している場合は、故障の可能性もあるので、まずは取扱説明書で対応を確認しましょう。

リモコンに問題ないか

リモコンの液晶画面が見えにくい場合は、電池が消耗している可能性があります。電池を交換しても改善しない場合は、リモコンのリセットボタンを押してみましょう。

室外の排水ホースを確認

室外ホースにホコリやゴミが詰まっていないか確認しましょう(筆者撮影)

意外と忘れがちですが、試運転の際には室外のホースも確認しましょう。排水ホースが詰まっていると、室内機から水漏れが発生する可能性があります。

・排水ホース先端にごみが詰まっている
・排水ホース先端が持ち上がっている
・排水ホースの先端が水に浸かっている

排水ホースが上記のような状態の場合は、ゴミを取り除いたり、ホースの位置を変える対策をしましょう。詰まったゴミは割りばしでかき出すと掃除しやすいですよ。

フィルターが汚れていたら掃除する

フィルターの汚れも確認しておきましょう(筆者撮影)

エアコンのフィルターが汚れていると、ホコリやカビでニオイが発生する場合があります。試運転の時にフィルターの汚れも確認して、汚れていたら掃除しましょう。

フィルターの取り外し・取り付け方、お手入れ方法については機種やメーカーごとに異なるので、取扱説明書を確認してくださいね。

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エアコンを使用する時の注意点

最後に、エアコンを掃除する時や使用する時に注意したいポイントを紹介します。

間違った方法で使用すると、思わぬ事故に繋がる危険性があるので、しっかり確認して下さいね。

無理に内部洗浄を行わない

十分な知識を持たずに、エアコンの内部洗浄を行うと故障や破損・発火に至るおそれがあります。
また、漂白剤など腐食性のある洗浄液を掃除で使用すると、内部配線の劣化や金属部分の腐食に繋がる危険があります。洗浄液などは使用しないようにしましょう。

内部洗浄したエアコンから発火し火災に至った事故の再現映像 製品評価技術基盤機構(NITE、ナイト)

以前、私もエアコン内部のファン部分の汚れが気になり、自己流で掃除して故障させた経験があります…。

修理に来てもらったメーカーの人に、

・自分で内部の掃除はしない方が良い
・冷房を使う度に内部クリーン運転を稼働させ内部をしっかり乾燥させた方が良い

などを教えてもらいました。

自己判断で掃除はせず、取扱説明書に記載されている範囲でお手入れしましょうね。内部まで洗浄したい場合はプロにお任せしましょう。

エアコンの電源は延長コードやテーブルタップには接続しない

エアコンの電源を延長コードに接続していて、コード付近から出火し火災に至った事故も発生しています。

エアコンは消費電力が大きいため、延長コードやテーブルタップに接続すると、接続不良やトラッキング現象が起こり発煙・発火する可能性があります。エアコンの電源は延長コードなどには接続せず、直接コンセントに繋げましょう。

参考サイト:
エアコン「4.内部に洗浄液がかかりトラッキング現象で発火」 | 製品安全 | 製品評価技術基盤機構 (nite.go.jp)
夏季になる前に行う、エアコンの試運転の方法を知りたいです。:日立の家電品 (hitachi.co.jp)

Q
エアコンの試運転、どうやればいい?
A

コンセント周囲にホコリが溜まっていないか確認し、最低温度(16~18℃)で10分程度「冷房」にして試運転しましょう。音やニオイに不具合がないか確認し、フィルターが汚れていたら掃除します。無理に内部洗浄は行わず、エアコンの電源は延長コードなどに接続しない等の注意点を守って、安全快適にエアコンを使いましょう。

まだやっていない人は、夏までにエアコンの試運転・フィルター掃除を済ませておきましょうね。

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