【メディア掲載】不動産専門誌にSDGs事例として掲載

賃貸でもにんにくの再生栽培はできる?水耕栽培でスプラウトを育てよう

自炊・料理
この記事は約5分で読めます。
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

スーパーで買ったにんにくを余らせて放置していたら、芽が出ていた……そんな経験はありませんか?

実はそんなにんにくも、水耕栽培すれば葉にんにく(スプラウト)として美味しく食べられます。

こんにちは、カーサミアライターのあんどうです。

今回は、スペースが限られている賃貸暮らしでも簡単にできる、にんにくの水耕栽培の方法をご紹介します。

再生栽培に興味はあるけれど、本格的な土栽培はちょっとハードルが高い……という方におすすめです。
コップ一つで気軽に始められるので、ぜひ参考にしてください!

スポンサーリンク

にんにくの再生栽培(水耕栽培)ってどんなもの?

にんにくの水耕栽培を始めて3日目の様子。|筆者撮影

にんにくは水に漬けるだけで芽(葉にんにく)が伸び、1〜2週間で収穫できます。

葉にんにくはスプラウトとも呼ばれ、普通のにんにくよりも香りがやさしく、炒め物や薬味にぴったりです。

用意するもの

どんなにんにくでも大丈夫です。今回は食べ応えのある青森県産のにんにくをチョイス。|筆者撮影

水耕栽培を始めるために必要なのは、以下の4つです。

  • にんにく(スーパーで購入できるものでOK!)
  • 小さなコップや瓶など
  • キッチンペーパー

水耕栽培のやり方

にんにくをバラす

にんにくの球を、一片ずつに分けます。

水に浸す

キッチンペーパーを敷いたコップや瓶に、にんにくの根元を下にして敷き詰めます。
隙間なく詰めると、にんにくが倒れずに安定しますよ。

水の量は根元がしっかり浸かる程度。|筆者撮影

水が多すぎると腐りやすくなるため、水の量は根元が浸かる程度に調整しましょう。

置き場所を決める

にんにくは、窓辺やキッチンの明るい場所に置くのが理想的です。

直射日光ではなく、カーテン越しの日光が当たる場所を選びましょう。

特に夏場はカビが生えやすいため、風通しの良い場所を選ぶのがポイントです。

毎日水を交換する

水はできるだけ毎日、長くても2日に一度は交換して、腐敗を防ぎましょう。

収穫する

一週間くらいで芽が伸び始め、10〜15cmほどになったら収穫のタイミングです。

根もしっかりと張ってきて、最初の容器に収まりきらなくなったため、別の容器に移し替えて育てています。

ハサミでカットして、炒め物や薬味として活用できますよ。

スポンサーリンク

本格的ににんにくを再生栽培するなら、プランター栽培

にんにくを本格的に育てたい場合は、プランター栽培もおすすめです。
土に植えることで、にんにくの球自体を収穫できます。

ただし、賃貸暮らしではスペースや土の管理がネックになりがちです。

そこで、牛乳パックを使ったミニマムなプランター栽培を紹介します。

にんにくの土栽培の基本

  • 植え付け時期:秋(9〜11月)が適期。春植えも可能ですが収穫量は減ります。
  • 収穫時期:翌年の5月〜7月。
  • 環境:日当たりの良い場所が必須。
  • 水やり:土の表面が乾いたらたっぷり与える。過湿は根腐れの原因になるので注意。

にんにくの土栽培は半年以上かかるため、途中でパックが傷んでしまう可能性もあります。

少々難易度が高いですが、手軽に試してみたいという方は参考にしてください。

用意するもの

牛乳パックを使ったミニマムなプランター栽培に必要なものは、以下の4つです。

  • にんにく(スーパーで購入できるものでOK)
  • 牛乳パック(1Lサイズ)
  • 培養土(百均のものでOK)
  • キリやカッター(底に穴を開けるため)

牛乳パック栽培のやり方

牛乳パックをカット

牛乳パックを15cmくらいの高さに切ります。

底に穴を開ける

水はけをよくするため、キリやカッターで3〜5ヶ所ほど穴を開けましょう。

培養土を入れる

土を8分目くらいまで入れます。

にんにくを植える

皮を剥かずに、一片だけ埋めます。
尖った方を上にして、3〜5cmほどの深さに埋めましょう。

水をあげる

初日はたっぷり湿らせ、以降は土が乾いたら水を上げます。

ただし、根腐れを防ぐために水のやり過ぎには注意は必要です。

日当たりの良い場所に置く

ベランダや窓辺で日光をしっかり当てましょう。

収穫する

発芽までに1〜2週間かかります。

葉にんにくとして収穫するなら早めにカットしましょう。

球にんにくを育てる場合は、収穫までに半年〜8ヶ月ほどかかるため、根気良く管理することが大切です。

スポンサーリンク

収穫した葉にんにく(スプラウト)の使い方

にんにくが芽を伸ばしている姿はとても愛らしくて、水耕栽培をしているとつい愛でてしまいます。

そういえばにんにくって、無性に食べたくなる時がありますよね。
でもニオイが気になって「今日はやめておくか……」となりがちです。

そんなときに活躍するのが葉にんにく(スプラウト)。

普通のにんにくよりもマイルドな風味なので、「にんにくの風味が欲しいけどニオイが残ると困る」という場合にも使いやすいです。

葉にんにくはいろいろな料理に使えます。

まず卵焼き。
溶き卵に細かく刻んだ葉にんにくを入れると、緑が生えて見た目にも美しい。

昼にはチャーハンに混ぜ込みます。
にんにくほどパンチは強くありませんが、程よい風味が油と馴染んで、食欲をそそる香りが生まれます。

夜にはネギの代わりに味噌汁の薬味として。
シンプルな豆腐の味噌汁でも、葉にんにくを加えるだけでふわっと香りが立ち、少し贅沢な気分になります。

ちょっとした料理でも、にんにくの風味が加わるだけでちょっと特別なものになる気がします。

包丁で刻むと、にんにくの香りが広がるんですよ。

もちろん、普通のにんにくの代わりに葉にんにくをペペロンチーノや炒め物に使うのも良しです。

収穫する楽しみと、いつもの食卓がちょっとリッチになる喜びをぜひ味わってみてください!

Q
賃貸でもにんにくの再生栽培はできる?
A

賃貸でもにんにくの再生栽培は簡単にできます。水耕栽培ならコップやペットボトルでも育てられ、窓辺に置くだけでOK。葉にんにく(スプラウト)として楽しめます。

少し本格的に育てたいなら、牛乳パックを使ったプランター栽培という手段もあります。少々難易度が高いですが、工夫すればベランダや室内でもある程度の大きさまで育てられますよ。

+1
タイトルとURLをコピーしました