調理に欠かせないコンロは、いつも清潔にしておきたいですよね。しかし、五徳のガンコな汚れが落とせず、そのままにしていませんか?
こんにちは。カーサミアライターのいずみです。クリンネスト1級の資格を持っており、さまざまなお掃除情報を発信しています。
今回は、五徳の焦げつきを落とす簡単な方法をご紹介します。汚れをためないための予防法も解説するので、「コンロ掃除は大変そう」と思っている方はぜひ参考にしてくださいね!
五徳の焦げつきの掃除方法
五徳の焦げつきは、油やふきこぼれなどの酸性汚れです。
反対の性質をもつアルカリ性の「セスキ炭酸ソーダ」や「重曹」を使うと、汚れが中和されてよく落ちますよ。
step1:セスキスプレーで拭き取る
まずはセスキスプレーと布で、目立つ汚れを拭き取りましょう。先に大きな汚れを落とすと、このあとのつけ置きでこびりつきが取れやすくなります。
セスキスプレーの作り方
・水500mLに対してセスキ炭酸ソーダ小さじ1の割合で混ぜ、スプレーボトルに入れる
・2~3ヶ月以内に使いきる
セスキスプレーはお洗濯にも使えます。服についた汗や皮脂、油汚れが気になるときはぜひ使ってみてください。
セスキ以外に使えるもの
軽い汚れなら、食器用洗剤でも落とせます。お皿と同じように、泡立てたスポンジで洗ってください。
また、アルコール(お酒)も油を溶かす性質をもつので使えます。五徳にお酒をかけてたわしでこすり、水で洗い流しましょう。
飲み残したお酒を有効活用できますが、アルコールは引火性があるので注意が必要です。水でよく洗ったあとは、しっかり乾かしてくださいね。
step2:セスキ水でつけ置き
お湯3Lに対してセスキ炭酸ソーダ大さじ2の割合で溶かし、セスキ水をつくります。そこに五徳を入れ、汚れの落ち具合を見ながら1~6時間つけ置きましょう。
セスキ炭酸ソーダは、お湯の温度が高いほど洗浄力が強くなります。汚れがひどい場合は、熱いお湯を使うとよく落ちますよ。
汚れが浮き上がったら、ブラシなどでこすってください。仕上げに水洗いすれば完了です。
step3:それでも落ちない焦げは重曹で磨く
つけ置きでも落ちないガンコな焦げつきは、重曹で磨くのがおすすめです。汚れに重曹をふりかけ、濡らしたたわしやブラシでこすりましょう。
最後に水でしっかり流してくださいね。
五徳をキレイに保つ簡単な予防法
五徳にこびりついた汚れを落とすのは大変です。
日頃からお手入れをし、汚れをためないようにしましょう。
温かいうちにふき取る
油や食品は冷えて固まると落ちにくくなるので、温かいうちに拭き取るのがポイントです。
水拭きだけでは油を完全に落とせないので、セスキスプレーを吹きかけて拭きましょう。コンロを使うたびにセスキ拭きすれば、汚れがこびりつかずに清潔な状態を保てますよ。
乾いたあとに白残りするのを防ぐため、仕上げに水拭きもしてくださいね。
サラダ油を塗る
サラダ油を使うと、焦げとサビの防止になります。キッチンペーパーにサラダ油を含ませて、五徳に塗りましょう。
汚れがついても落としやすくなるので、五徳を掃除したら仕上げに塗っておくと安心ですよ。
五徳の焦げつきには、セスキ炭酸ソーダや重曹などのアルカリ性洗剤を使うのがおすすめです。汚れの段階に合わせたお手入れをしてみてください。
コンロが綺麗だと、お料理がより楽しくなりますよね。五徳を清潔に保ち、おうちごはんを充実させましょう!