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目白の住みやすさ・地盤・一人暮らし女性に人気の理由は?土地のプロ・不動産開発会社が解説

街の住みやすさ情報
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今回ご紹介するのはJR山手線目白駅。目白駅は豊島区の南部に位置し、北側は池袋エリア、南側は新宿・高田馬場エリアに隣接する街です。

主要ターミナルの池袋駅までは電車で1駅約2分、新宿駅までも電車で3駅約6分。多くの主要駅がある山手線を利用して、都内の幅広いエリアにアクセスできる通勤に便利なエリアです。

駅周辺エリアは、学習院大学をはじめ歴史ある大学や、女子大、音大などがある文教地区。華族の屋敷跡や都内有数の高級住宅地もあり、上品で落ち着いた雰囲気がただよいます。

住んでいる方は20~40代が多く、一人暮らし世帯も多いのが特徴です。

駅前の「トラッド目白」や駅の西側に続く「目白銀座商店会」など、商業施設は主に大通り沿いにあり、通りから離れると閑静な住宅街が広がります。

一方で、小・中規模な工場も建つ新目白通り周辺は、目白駅周辺エリアの中では広さの割に家賃が安いケースもあり、日常的な買い物もしやすくなっています。

街の中でも、商業系地域や住居専用地域などエリアが分かれているので、自分の住みたい雰囲気や予算に合わせて家を選べるのも魅力です。

カーサミアでは、首都圏で30年近く不動産開発を行なってきた「土地のプロ」として、街の住みやすさ、地盤や防災情報などを発信しています。

街で見かける「普通の不動産屋さん」と違って、賃貸物件や中古マンションの紹介をしていないので、不動産屋さんが書きづらいことも記事にできる立場です。

一人暮らしのあなたのお部屋探しに、ぜひ役立ててくださいね。

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目白駅周辺の基本情報

目白駅の概要|落ち着いた雰囲気で人気を集める街

豊島区内でもっとも新宿寄り、新宿区との境目。ほど良い都会で暮らしやすい

東京都豊島区にある目白駅。区内では南側に位置しています。

目白駅は、JR山手線の駅の中で3番目に乗降客数が少ない駅です。

駅の東側および北西側の大半は豊島区目白、南西側の大半は新宿区下落合で、東側の道路を直進すると文京区に到着します。

駅の前には、JR山手線の線路をまたぐように目白通り(都道8号線)が東西に走り、南に向かって約600mほどの場所には、目白通りと並行するように新目白通り(都道8号線バイパス)が走ります。

目白駅エリアの南端・新目白通りから南に140m向かった場所には「神田川」、新目白通りの下(高戸橋上流~新堀橋上流間)には「高田馬場分水路」が流れています。

目白駅周辺の地名

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat) 目白駅徒歩15分エリア

目白駅周辺の地名は、
目白駅を中心に、豊島区目白1丁目・2丁目・3丁目・4丁目・5丁目。
北東側は、豊島区南池袋1丁目・3丁目。雑司が谷2丁目・3丁目。
南東側は、豊島区高田1丁目・2丁目・3丁目。
北西側は、豊島区西池袋1丁目・2丁目・3丁目・4丁目。新宿区下落合3丁目・4丁目。
南西側は、新宿区下落合1丁目・2丁目・3丁目。高田3丁目となっています。

一人暮らし女性からファミリー層まで安心して暮らせる街

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat) より、令和2年国勢調査(総務省統計局)

目白駅周辺の人口構成比を見てみましょう。

東京都や豊島区内の人口と比べて、目白駅周辺エリアでは、男性は「35~39歳」「40~44歳」、女性は「20~24歳」「35~39歳」「40~44歳」が多く住んでいます。

20代前半の女性の比率が高いのは、共学の大学と専門学校に加え、女子大があることが影響しているのかもしれません。

30代・40代の比率が男女共に高いことから、学生街というより閑静な住宅街であることがうかがえますね。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat) より、令和2年国勢調査(総務省統計局)

エリア内の世帯構成比は、1人世帯が60%超。
豊島区は東京23区では一人暮らし世帯が3番目に多い自治体です。

目白周辺も一人暮らし世帯の割合が、東京都全体の平均を大きく上回っています。

落ち着いた雰囲気が魅力の街ですから、一人暮らしからファミリー層まで幅広い層に支持されていることがうかがえます。

目白駅の交通アクセス|乗り換えなしで、幅広いエリアにアクセス可能

目白駅には、JR山手線が通っています。目白駅と東京メトロ副都心線の雑司が谷駅の距離は750m。東京さくらトラム(都電荒川線)の鬼子母神前駅との距離は850m、学習院下駅との距離は1kmです。住む場所によっては、複数路線が使えます。

JR山手線で新宿までは約7分、池袋までは約3分とアクセス抜群な目白駅。朝の通勤時間帯には、新宿方面行きは約3分に1本、池袋方面行きは約4分に1本、電車が到着します。

新宿や池袋だけでなく他の主要エリアへのアクセスも良好です。

たとえば、新宿駅でJR中央線快速に乗り換えれば、東京駅へ約25分で到着します。
JR山手線に乗れば、渋谷や原宿・上野・品川といった駅に乗り換えなしで行けますよ。

また、目白駅は他の路線と接続がない「単独駅」。他路線との接続がないため、比較的混雑しにくく、駅改札口も1カ所のみと分かりやすいのが特徴です。

バス移動も便利。都営バスと西武バスが運行

目白駅は都営バスと西武バスが運行しており、都バスが11路線、西武バスが4路線あります。「目白駅前」と「目白駅前(川村学園)」の2つのバス停があります。

「目白駅前(川村学園)」は、駅から140mほど歩くので注意が必要ですよ。

また、豊島区が運営するコミュニティバス「IKEBUS」は、目白エリアを通過しないので、注意してくださいね。

都営バスの主な行き先
  • 日本女子大前
  • 池袋駅東口
  • 練馬車庫前
  • 江古田二丁目
  • 新宿駅西口
  • ホテル椿山荘東京前
  • 練馬駅
西武バスの主な行き先
  • 新宿駅西口
  • 池袋西武百貨店前
  • 目白五丁目

目白駅周辺の街並み|落ち着いた雰囲気が魅力の街

文化の香り漂う文教地区と、歴史ある街並み

目白駅の南東側・目白通り沿いには「学校法人学習院」、駅の北東と南西側には「学校法人川村学園」があります。

ほかに、駅の北東に「東京音楽大学」池袋キャンパス、駅の南西には複数の専門学校があるため、学生さんの乗り降りが多い駅です。

目白駅の西側は、大正時代から昭和の初めにかけては、華族や文化人が邸宅を構えた、箱根土地会社(現在の西武グループ)開発の高級住宅地「目白文化村」でした。

現在も、かつては近衛家の敷地の一部だった「学習院昭和寮」(現・日立目白クラブ)や徳川家の敷地に建つ「徳川ビレッジ」など、当時の様子を今に伝える建築物が残されています。

駅の南西にある「新宿区立おとめ山公園」は、江戸時代には将軍家の狩猟場で、大正時代には相馬家の屋敷だった場所です。

駅の北東には、月に1回、手創り市が開催される「鬼子母神」もあります。

幹線道路沿いにお店が多く、それ以外の場所には住宅街が広がる

目白駅 東側

目白駅の構内(改札外)には、紀ノ国屋初の無人決済小型スーパー「KINOKUNIYA Sutto目白駅店」があります。平日のみですが朝7時からオープンしているので、コンビニ代わりに朝食を購入できますよ。

駅からすぐの信号を北に渡ると、スタイリッシュな商業施設「TRAD目白」に到着。

スーパー「クイーンズ伊勢丹」やミシュラン掲載のレストランのほか、パン屋さんやカフェ、コンビニ、お花屋さん、歯科医院など、コンパクトながらテナントが充実しています。

ハイソなイメージの強い目白駅周辺ですが、学習院の南側の新目白通り沿いにはスーパー「オーケー高田馬場店」、鬼子母神の西参道には「オレンジマートオオクラ」など、お手頃価格のスーパーやショップも意外とあるんです。

駅の北東にはマンション・アパート・一戸建てなどが立ち並ぶ住宅街が広がり、学習院の南側にはマンションや企業のビルなどが多く建っています。

目白駅 西側

目白駅の西側の目白通り沿いは「目白銀座商店会」という商店街になっていて、パティスリー「エーグルドゥース」など、若い世代にも人気の個性的なお店が点在。

通り沿いにはほかに、インパクト大なかき氷で有名な和菓子店「志むら」やお酒の品ぞろえが豊富な「目白 田中屋」など、遠くからでもわざわざ訪れたい名店もあります。

また、目白通り沿いには、「オーケー下落合店」やダイソーが入る「ピーコックストア 目白店」、1本北側の通りには「まいばすけっと 目白駅西店」もあるので、日常の買物にも困りません。

目白通りをはさんだ南北には、マンション・アパート・一戸建てなどが立ち並ぶ住宅街が広がっています。住宅街には公園や庭園が点在しているので、都心にいながら自然に親しむこともできますね。

駅の南西には「中村彝(つね)アトリエ記念館」、北西には「自由学園明日館」など、大正時代の息吹を感じられるスポットもあります。

「住居専用」エリアが多く、落ち着いた雰囲気が魅力

もう少し詳しく街並みを知るため、都市計画で定められた「用途地域」を見てみましょう。

用途地域とは、街をどのように利用するのかを行政が定めたものです。地域ごとに、建ててよい建物の用途(住居・商業・工業など)や形態が決められています。

たとえば「近所にお店が多い、便利なエリアに住みたい」「空が広く見える、静かな住宅街に住みたい」などの希望は、用途地域を参考にすると叶いやすくなりますよ。

目白駅周辺の商業系エリア
「商業地域」に指定されている目白通り沿い。お店が多く便利

目白駅の場合、駅の西側の目白通り周辺や駅の北側・西武池袋線の線路をくぐり抜けた先の北と北東側、JRの線路と学習院の間、鬼子母神の参道と明治通り(都道305号線)が、商業地域と近隣商業地域に定められています。

商業系地域にも、お店だけではなく、住居や小規模な工場が建てられます。

駅から少し離れると、商業地域内ですがマンションが増えます。比較的、小規模なマンションが多く、一人暮らしの女性にとって住むことを検討しやすいエリアです。

目白駅周辺の住居系エリア
目白通りから一本奥に入った住宅街

駅すぐそばの目白通りから一本奥に入ると、「第1種住居地域」に指定されたエリア。
ここは、良好な住環境を保護しつつも住居専用地域ではないため、店舗や住宅が混在するエリアです。駅から近く店舗や飲食店なども多いため、一人暮らしの女性が住むならこのエリアが便利でしょう。

これらは、住宅と店舗が混在する地域です。

住むための環境を維持しつつも、幅広い建物を建てられるエリアとされています。

目白駅周辺の住居専用エリア

上記以外の場所の多くは、住居専用となっています。

住居専用地域で建てられるのは、住宅と、一定規模以下のお店・事務所に限定されています。

目白駅周辺の住居専用地域は、主に以下の2種類です。

・第1種低層住居専用地域:
 低層住宅(戸建てやアパート)と小中学校・お店や事務所を兼ねる住宅が建てられます

・第1種中高層住居専用地域:
 中高層住宅(マンション)のほか、大学・病院・500㎡以下のお店や事務所が建てられます。学習院や川村学園、警視庁目白警察署の周辺も「第1種中高層」の地域です。

下落合2丁目・3丁目と目白3丁目の多くは、「第1種低層住居専用地域」に指定されたエリアです。こちらは低層住宅の良好な住環境を守るための地域。閑静な高級住宅街のおもむきがあり、空が広いのも特徴です。

一戸建てが中心ですが、一人暮らし向きの物件では、2階建て~3階建てのマンション・アパートも存在します。

目白駅周辺の工業系エリア
新目白通り沿い。「準工業地域」であり、オフィスビルや店舗ビルも多い

駅の南側・新目白通り沿いに準工業地域があります。準工業地域は「環境悪化の恐れのない工場」と住宅・店舗が建てられる地域とされています。

このエリアには2024年時点では大きな工場はありませんが、「錦松梅東京工場」や印刷会社など、中小規模の工場が点在しています。ほかに、大正製薬の本社をはじめとするオフィスビルや新宿区立下落合図書館などの施設があります。

住宅は比較的大規模なマンションが多めです。交通量が多いので、少し騒がしいと感じる方もいるかもしれません。

目白駅周辺の歴史・文化|目白通り沿いに栄えた村

畑が多めだが、神田川沿いを中心に田んぼも

出典:「今昔マップ on the web」より

目白駅周辺エリアの古地図(明治初期の地図)を見ると、鬼子母神の参道や千登世橋を中心とした目白通り沿いには、そのころから家が立ち並んでいます。鬼子母神は安土桃山時代からあるため、周囲には古くから人が多く住んでいたようです。

現在の学習院下通りから南に向かって神田川(当時は神田上水)までのエリアと現在の目白駅およびJRと西武池袋線が並走する線路のあたりは、かつては田んぼでした。

目白駅より西側の神田川は田んぼの中を縫うように蛇行していましたが、昭和初期の工事により、ほぼ真っすぐに変わりました。

それ以外の場所は、畑や茶畑などが目立ちます。

徳川家ゆかりの地

新宿区立おとめ山公園。江戸時代には、将軍家の狩猟場でした

現在の「おとめ山公園」は、江戸時代にさかのぼると、将軍家の狩猟場でした。一帯は、庶民の立ち入りが禁止されていたエリアで「御留山」や「御禁止山」と呼ばれ、現在の公園名称の由来となっています。

昭和に入ると、尾張徳川家第19代当主・徳川義親が目白に移り住みます。目白エリアが高級住宅街として、世間に広く知られるようになったきっかけとも言える存在です。

現在では、徳川義親侯爵の本邸敷地は、高級賃貸戸建ての並ぶ「徳川ビレッジ」となっています。また、「財団法人 徳川黎明会」も同敷地内に位置し、尾張徳川家伝来の美術品や文献資料の収集・保管を行っています。

目白駅の名前の由来となった「目白不動」

豊島区高田2丁目にある「金乗院」(こんじょういん)には、江戸五色不動(目白・目黒・目赤・目青・目黄)の1つである目白不動がまつられています。

江戸時代に徳川家によって設置された目白不動は目白駅の名前の由来となりましたが、駅の開業当初はこの場所になく、文京区関口の目白坂にありました。

空襲をきっかけに移転。現在は、年3回だけご開帳されています。

落語家・柳家小さんゆかりの地

「目白の師匠」と呼ばれた人間国宝の落語家・五代目柳家小さんは、生前、目白2丁目、川村学園と隣接する地域に住んでいました。

駅の西側・目白通り沿いにある「味の店」の手焼き煎餅がお気に入りだったそうです。

ちなみに、三代目柳家小さんのお墓は、飛び地境内の鬼子母神で知られる目白・法明寺にあります。

ふくろ祭り

2024年で第57回を迎える「ふくろ祭り」は、豊島区最大のお祭りです。区内各所に会場が設けられ、目白駅前広場も会場のひとつです。

現在は、9月開催の「神輿の祭典」と10月開催の「踊りの祭典」の2部構成。9月の「神輿の祭典」では池袋駅西口の3か所を会場に、神輿や音楽隊のパレードなどが繰り広げられます。10月の「踊りの祭典」では、区内各所の会場で「東京よさこい」などの演舞が行われます。

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目白駅周辺の防災情報

目白駅周辺は、豊島区と新宿区の2つの自治体があります。その2つの自治体の境目近くには神田川と、支流の妙正寺川が流れており、中でも災害への懸念が強いのは、全区間が地上部に作られている神田川です。高田馬場分水路(新目白通りの地下)や地下貯水池など複数の治水工事が行われています。

川が流れる周辺地域では河川氾濫や地盤が緩くなりやすいため、台風や地震に対して特に警戒が必要になってきます。

また、目白駅近隣では一部に急傾斜地のエリアがあり、土砂災害の危険もあります。がけ崩れは台風や豪雨、梅雨の時期によくある長期的な雨など、発生しやすい要因はありますが、基本的には突発的に起こるものです。発生場所や時刻を特定することは難しいため、いざという時に慌てないよう、日頃からハザードマップの確認をしておきましょう。

全体的には目白駅周辺の地盤は良好で、関東の中では比較的安全で住みやすいエリアです。ただ、人口や住宅の多さからくる、建物倒壊や火災のリスクが高めの区域もあり、狭い範囲に安全な地区と危険度の高い場所が混在しています。

お部屋探しの際には、住みたいエリアの防災情報を確認して、災害を想定した住まい選びができるといいですね。

目白駅周辺の洪水リスク|神田川周辺は氾濫時のリスク大

新目白通りの下には高田馬場分水路が通っています。この分水路は、妙正寺川と神田川で増水した川水の一部を流し、高戸橋付近で再び神田川に放流する経路となっており、洪水を防ぐ目的で作られたものです。

高田馬場分水路によって水害の危険度は下がっていますが、神田川は都内の中小河川の中でも規模が大きいため、神田川が流れる目白駅の南側には洪水のリスクが大きい区域があります。

目白駅近くの神田川は豊島区と新宿区の境目となっており、ハザードマップは両区ともほぼ同様の内容となっています。

目白駅周辺の面積が広い豊島区のハザードマップを中心に見ていきましょう。

目白駅周辺の洪水・内水ハザードマップ

出典:豊島区洪水・内水ハザードマップ(令和5年11月改定) 2024年7月22日閲覧
出典:同上

神田川周辺に青色の斜線で表示されている部分が洪水による浸水想定区域となります。

神田川近くの広い区域で洪水リスクがあり、氾濫時には深いところで5mの浸水が予想されています。豊平区では高田1〜3丁目、新宿区では下落合2丁目・4丁目などが洪水リスクの高い地域となっています。

青色の斜線以外の色がついた場所は、内水氾濫での浸水が予想されている区域です。

内水氾濫とは、集中豪雨などで雨水が排水しきれずに浸水する現象を指します。

内水でも部分的に最大3メートルの浸水が予想されている区域が見られます。

目白駅周辺の避難所情報

出典:新宿区洪水ハザードマップ(令和3年8月改定) 2024年7月22日閲覧

目白駅の東側にある避難所は「目白小学校」や「南池袋小学校」、「千登世橋中学校」です。

西側は豊島区にある「旧真和中学校」や「西池袋中学校」、「池袋第三小学校」が避難所となっています。神田川近くの新宿区にある避難所には「落合中学校」や「落合第一地域センター」があります。

目白駅周辺の土砂災害リスク|該当区域は限定的でも警戒を

目白駅周辺は高台になっていることにより、土砂災害のリスクがある区域があります。

土砂災害には、がけ崩れ・土石流・地滑りの3つがあり、目白駅周辺では、がけ崩れの土砂災害が発生しやすくなっています。

土砂災害リスクのある場所は狭い区間ですが、土砂災害特別警戒区域に指定されている箇所もあるので、注意が必要です。

目白駅周辺の土砂災害ハザードマップ

豊島区では、目白駅の東側に土砂災害リスクのある地域が発表されています。また、新宿区からも目白駅の南西エリアに当たる地域の土砂災害ハザードマップが提供されています。

それぞれの区の土砂災害ハザードマップを見ていきましょう。

豊島区の土砂災害ハザードマップ
出典:豊島区土砂災害ハザードマップ(令和5年11月改定) 2024年7月22日閲覧

目白1丁目や雑司が谷1丁目付近に点々と、土砂災害警戒区域に指定された場所があります。一部では、土砂災害特別警戒地域にもなっています。

目白小学校が救援センターとなっていて、避難情報が出されたら速やかに安全確保の行動を取ることが必要です。

新宿区の土砂災害ハザードマップ
出典:新宿区土砂災害ハザードマップ(令和元年度改定) 2024年7月22日閲覧
出典:新宿区土砂災害ハザードマップ【追補版】(令和5年6月) 2024年7月22日閲覧

新宿区では土砂災害対策工事を行い、ハザードマップの一部が変更になっています。令和5年6月21日に、下落合2丁目にあるおとめ山公園の東側エリアが土砂災害警戒区域の解除と対象範囲の縮小となりました。

こちらも下落合2丁目にある、目白駅を南に進んだ線路沿いに土砂災害警戒区域が見られます。

豊島区と同様に、警戒区域は限定的です。

目白駅周辺の地盤|関東の中では比較的強い地盤

地盤の強さは、災害リスクと大きく関連してきます。

目白駅周辺地区は軟弱な地盤が少なく、関東の中では比較的安全な生活圏と言えます。

国立研究開発法人 防災科学技術研究所が提供しているデータで地形を細かく見ていきましょう。

目白駅周辺の地形区分

目白駅周辺の地盤(出典:微地形区分|国立研究開発法人 防災科学技術研究所 地震ハザードステーション)2024年7月22日閲覧
出典:同上

目白駅周辺の地盤は、火山灰台地と谷底低地でできています。

火山灰台地とは、火山の噴火で生じた火山灰が積もってできた土地です。関東の地盤の中では、しっかりした作りの地域となります。

一方、谷底低地は地盤が弱いとされています。山地や台地などを刻む谷部に砂や枯れた植物が堆積して、腐葉土のような地質になっています。

目白駅付近は大半が火山灰台地からできているため、比較的地盤の良い地域です。ただし、神田川周辺では谷底低地が続いており、洪水リスクの高い地域と谷底低地の区域がほぼ一致しています。

目白駅周辺の「揺れやすさ」目安

目白駅周辺の揺れやすさ(出典:表層地盤増幅率(Vs-400m/sから地表)|国立研究開発法人 防災科学技術研究所 地震ハザードステーション)2024年7月22日閲覧
出典:同上

上記の表層地盤増幅率のマップは、地震の際の揺れやすさを示しています。

目白駅の西側・目白3丁目、下落合2丁目・3丁目は比較的黄色のエリアが多く、地震の揺れが大きくなりにくい地域であることがわかります。

東側のエリア・目白2丁目や南池袋1丁目と目白駅から少し離れた西エリア・下落合3丁目付近は、やや揺れやすい傾向にあります。

目白駅周辺で地震に見舞われる確率

目白駅周辺で地震に見舞われる確率(出典:確率論的地震予測地図(震度6強以上の揺れに見舞われる確率)|国立研究開発法人 防災科学技術研究所 地震ハザードステーション)2024年7月22日閲覧

以下の表は、目白駅周辺で今後30年間に起こる地震の震度を確率で表したものです。

震度5弱99.9%
震度5強91.4%
震度6弱44.8%
震度6強7.7%

出典: 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 地震ハザードカルテ 2024年7月22日閲覧

震度5はかなり高い確率で起こり、震度6弱でさえ5割弱の可能性で発生する予想です。

いつ起こるかわからない大地震に備えて、日ごろから一人ひとりが災害への対策を準備しておくことが大切です。

ちなみに東京近郊では、以下のように予測されています。

東京近郊で地震に見舞われる確率(出典:確率論的地震予測地図(震度6強以上の揺れに見舞われる確率)|国立研究開発法人 防災科学技術研究所 地震ハザードステーション)2024年8月22日閲覧

目白駅周辺の地震リスクが特別に高いわけではなく、「東京の平野部としては標準的」と言えそうです。

この「地震ハザードステーション」の色分けされた地図を見るときには、「まだ想定されていない地震」が起きる可能性もある、ということに留意する必要があります。

たとえば、大きな被害を出した令和6年能登半島地震(2024年1月)では震度7の揺れが観測されていますが、この地域は「震度6強以上の揺れに見舞われる確率:0.1~3%」と、強い揺れが来ることはほとんど想定されていませんでした。

目白駅周辺の地震リスク|強い地盤だが二次災害に注意

ここからは、東京都が提供する「地震に関する地域危険度測定調査(第9回)」で、震災発生時の各種リスクを見ていきます。

目白駅周辺は利便性が良く住みやすい立地である反面、人口や住宅が多いゆえに二次災害のリスクが高い傾向にあります。

目白駅周辺の「建物倒壊危険度」

出典:東京都不燃化ポータル|地震に関する地域危険度測定調査(第9回)2024年7月22日閲覧
出典:同上

学習院大学のある目白1丁目や高級住宅街である下落合2丁目が、もっとも建物倒壊の危険度が低い地区になっています。ランク2の区域が広範囲に渡り、少し目白駅から離れた目白5丁目や雑司が谷2丁目には、ランク3の危険度が高い場所も見られます。

目白2・3・4丁目や下落合3・4丁目などの比較的地盤が強いとされている区域でも、建物倒壊の危険度が高くなっていることから、築年数の経過した耐久性の低い建物が密集していることが考えられます。

目白駅周辺の「火災危険度」

出典:東京都不燃化ポータル|地震に関する地域危険度測定調査(第9回)2024年7月22日閲覧
出典:同上

目白駅の近隣は火災の危険性は低いものの、ランク2や3の地域も少なからず見受けられます。

目白駅の東側にある目白2丁目や雑司が谷2・3丁目は、特に危険ランクの高さが目立ちます。入り組んだ道路や密集した住宅地がある区域では、火災が起きる危険性が高くなると推測されます。

目白駅周辺の地震に関する「総合危険度」

出典:東京都不燃化ポータル|地震に関する地域危険度測定調査(第9回)2024年7月22日閲覧
出典:同上

雑司が谷2丁目は、総合危険度ではランク4にあたるエリアです。このエリアは建物倒壊危険度・火災危険度ともにランク3で、総合的に見るとランク4の危険度となりました。

一方で目白1丁目や下落合2丁目、高田3丁目は、総合危険度の低い地区となっています。

人口が多い地域では住宅地も多いため、建物倒壊や火災のリスクが大きくなりやすいものです。もしもの時に落ち着いた行動を取れるよう、日頃から非常用持出袋と安全な避難経路の確認を怠らないようにしましょう。

目白駅周辺の災害事例|北側エリアでは過去に浸水の記録

東京都が運営する「水害リスク情報システム」では、1989年7月以降に発生した浸水エリアを調べられます。

部分的ではありますが、目白駅から池袋駅の区間で過去に浸水があった場所が複数箇所、確認できます。

東京都「水害リスク情報システム」に掲載された浸水実績図

出典:東京都「水害リスク情報システム」浸水実績図2024年7月22日閲覧

目白駅近隣の水害実績は少ないものの、池袋駅に近い北側のエリアでは、複数の浸水記録が残っています。池袋駅近隣では、1993年8月に発生した台風11号による浸水の被害が多く、その他の浸水記録は大雨や集中豪雨によるものです。目白黒駅周辺エリアの浸水記録は、すべて1999年以前に発生したものとなっています。

1989年以降、神田川と妙正寺川については浸水被害が発生した記録はありません。1982年に高田馬場分水路が完成し、水害への対策が強化された結果、氾濫が起こりにくくなったと考えられます。

神田川の水害対策「地下調節池」

1993年8月の台風11号では、一帯で大きな浸水被害が発生し、一部では床上浸水にまで至りました。これまでも神田川周辺では水害が発生していたため、早期に治水安全度向上を図る対策として、「神田川・環状七号線地下調節池」の整備が行われました。

この調節池は、環状七号線の道路下に作られた長さ4.5km・内径12.5mのトンネルで、約54万㎥の洪水を受けることができます。2004年10月に発生した台風22号では、1993年の台風11号とほぼ同じ降水量でしたが、調節池の活用で浸水被害は激減しました。

こうして神田川・環状七号線地下調節池が建設されたことにより、過去の浸水エリアは今現在、ハザードマップの浸水予測エリアから外れていると考えられます。

2019年10月に発生した台風19号(令和元年東日本台風)の際にも、貯留量91%の状態で水害を食い止めてはいます。しかし今後、調節池の容量を超える台風や集中豪雨がいつ起きてもおかしくありません。

将来起こるかもしれない、さらなる大規模な水害への対策を強化すべく、2016年からは「環状七号線地下広域調節池」の工事が進められています。この調節池は長さ約5.4km・内径12.5mの地下トンネルとなる計画で、貯留量は約68万㎥となっており、1時間あたり75mmの降雨に対応できる構造です。神田川・環状七号線地下調節池よりも大きい規模となる環状七号線地下広域調節池は、2025年に完成予定となっています。

参考:神田川・環状七号線地下調節池パンフレット|河川の管理|東京都建設局環状七号線地下広域調節池(石神井川区間)工事 事業概要

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目白駅周辺の住みやすさ

ここからは、実際に目白駅周辺を歩いてみて、実際の住みやすさをご紹介します。

駅の東側には学習院大学などの教育機関が多く、学生さんで賑わいながらも落ち着いた住宅街が広がっています。

反対に西側は目白銀座商店会や、その周辺にもさまざまな飲食店が軒を連ねており、利便性の高さが際立ちます。

お買物施設|目白通り沿いを中心に、多数

スーパーマーケット

駅前には「クイーンズ伊勢丹」が。「まいばすけっと」「ピーコックストア」など、よりお手頃価格のスーパーマーケットは駅からやや離れた位置にあります。

また、『毎日が特売』と謳うディスカウントスーパー「オーケー」が近隣に2店舗あります。高田3丁目付近に位置する高田馬場店、目白駅から目白通りに沿って西側1kmに位置する下落合店です。日々の買い物には困らなさそうですね。

ドラッグストア

駅の西側にはココカラファイン、マツモトキヨシがありますが、西側には見当たりません。駅の近くで買い物を済ませたい場合は、西側に行きましょう。

コンビニ

駅前にはセブンイレブン、ファミリーマート、ナチュラルローソンが密集しています。使い勝手は抜群です。また、目白通りや新目白通り、山手線の線路沿いにも点在しています。

一方で、住宅街に入るとコンビニはありません。よくコンビニを利用する方は大通りや線路の近くの物件を選ぶのがよさそうです。

100円ショップ|駅前になく、目白通り沿いに1軒のみ

100円ショップは、目白通り沿いのダイソーのみ。駅前にはありません。

住む場所によっては、池袋や高田馬場の100円ショップを利用するほうが近いかもしれません。

衣料品店|目白通りの西を中心に、多数

目白通り沿いや、通りから少し中に入ったところに、セレクトショップやブティックが多数あります。

アウトレットショップや古着屋も点在していますよ。

インテリア雑貨店|目白駅周辺には少ない

目白駅周辺のインテリア雑貨店は少ないため、少し広いエリアの地図をご紹介します。

駅前にある2軒は、雑貨よりも家具やカーテンなど大きなインテリアを中心に扱っているお店のようです。

服飾雑貨は、婦人服ブティックで扱っているお店がありそう。キッチン小物などは、池袋か高田馬場で探す方が、お店の選択肢がありそうです。

大型ショッピング施設|トラッド目白

目白駅の改札を出て目の前の商業施設です。日常のお買い物からちょっと贅沢なお食事まで、なんでもそろいます。ここで、いくつかお店を紹介します。

1階の「宮越屋珈琲」は、主に北海道と東京で展開している喫茶チェーンです。本格的なコーヒーや季節のドリンク、ケーキなどが楽しめます。コーヒー豆の販売もしているので、お気に入りのコーヒーを探しておうち時間を充実させてもよいですね。

2階の「RACINES ORGANIC MEJIRO(ラシーヌ オーガニック メジロ)」は、全国から取り寄せた季節のこだわり野菜が楽しめるレストランです。

サラダやパスタがお手頃価格で楽しめるランチはもちろん、スコーンやワッフルなどの焼き菓子と、たくさんの種類の紅茶が揃ったメニューラインナップはティータイムにもぴったり。ディナータイムには少し贅沢なアペタイザーやメイン、ドルチェが選べます。ランチタイム、ディナータイムともにコースもありますよ。

一人でゆったりしたいときも、友人や家族と一緒の時間を過ごしたいときにもおすすめのお店です。

また、大きなお買い物は隣駅の池袋がオススメです。ビックカメラやヤマダ電機、ドン・キホーテなど、大型の家電量販店やディスカウントストアがそろっています。

目白銀座商店会|おしゃれなお店がたくさん

目白駅から西側に伸びる商店街です。

おしゃれなイタリアンやパティスリー、高級かき氷で人気の老舗の和菓子屋さんなどもありますよ。詳しくはこのあとご紹介します。

飲食店|目白銀座商店街に充実

駅前や目白銀座商店会はさまざまなジャンルの飲食店で賑わっており、お店選びには困りません。

もちろん各種チェーン店も複数出店しているので、簡単に済ませたいときにも便利です。

パニエ ド レギューム(フレンチ)

本格フレンチを気軽に楽しめるビストロです。聞き慣れない店名は、フランス語で「野菜のかご」という意味です。その名の通り、ヘルシーな季節の野菜を楽しめますよ。

TAPPA di Alcione(タッパ ディ アルチョーネ)(イタリアン)

こじんまりとした隠れ家的なお店で、カジュアルに本格イタリアンを食べられるお店です。

それぞれの料理に相性のよいワインが数多く取り揃えらえており、ワイン好きの方にはたまらないお店です。

ワイン以外にもビールやリキュールカクテルなど多彩なドリンクがあります。もちろんソフトドリンクもあるので、お酒が苦手な方も美味しいお料理を楽しめますよ。

エーグル・ドゥース(パティスリー)

フランスで修行したパティシエが「自家製」にこだわって一つ一つ作った、絶品ケーキが並ぶパティスリーです。

ケーキだけでなく、手土産やギフトにぴったりの焼き菓子もありますよ。個包装されているので、ギフト用にも自分用にも気軽に購入できます。

目白 志むら(甘味処)

目白の老舗和菓子屋さんといえばこのお店です。
その名物は年中楽しめるかき氷!芸能人にもファンが多いのだとか。

季節によって様々な新作かき氷が登場するので、いつ行っても楽しめますよ。

かき氷以外にも、あんみつやところてんなどの甘味や、生姜焼き弁当や焼きおにぎりといった食事メニューもありますよ。

Gelato Minna(ジェラート ミンナ)(ジェラート)

素材そのものの味が楽しめる、手作りのジェラート屋さんです。季節ごとに変わるフレーバーもあります。ジェラートの他にも、イタリアの焼き菓子も売っていますよ。

オンラインショップもあるので、自宅にストックして日々の楽しみにしてもよいですね。

郵便局・公共施設|目白通りに警察署・消防署出張所

新宿下落合三郵便局

目白駅から350m西側には新宿下落合三郵便局があります。

目白銀座商店会を抜けてさらに西へ進むと新宿下落合四郵便局、目白駅東側の雑司が谷駅には雑司ヶ谷郵便局があります。

目白通り沿いの東西に複数の郵便局があり、駅のどちら側に住んでも便利です。

目白駅前交番、警視庁目白警察署

目白駅の改札を出てすぐのところには交番があります。

また、目白駅から450mほど東に向かうと、雑司が谷駅寄りに警察署もあります。心配事の相談もしやすいですし、免許証の住所変更などの手続きにも便利ですね。

東京消防庁 豊島消防署 目白出張所

警視庁目白警察署の隣に位置しています。小規模な出張所ですが、消防車が常駐しています。

また、目白通りと新目白通りは「震災発生時の緊急自動車専用路」に指定されています。緊急自動車専用路とは、緊急時に管理車両や緊急車両が速やかにアクセスできるように設けられた道路のことです。非常時にも安心ですね。

一方で、目白通りは警察署・消防署出張所が面しているので、日頃からパトカーや消防車、救急車が多く通ることが予想されます。
騒音が気になる可能性があるので、静かな場所に住みたい人は大通りから少し距離のあるところを選んだほうがよいかもしれません。

病院|目白通り沿いに多数

目白通り沿いに専門科含め、複数のクリニックがあります。体の不調時にも通いやすく、安心ですね。

目白病院

目白駅から西に750m、目白銀座商店会を抜けた先にある病院です。二次救急指定病院のため、急患は夜間休日問わず24時間診療を受け付けています。

聖母病院

目白駅から1.4kmと少し距離はありますが、病床数154の総合病院です。
大きな病院が近くにあるのは安心ですね。

おでかけスポット|自然を身近に感じられる公園など

新宿区立 おとめ山公園

目白駅から750mほどに位置する、ここ周辺で最も大きい公園です。

昔からあたり一帯が昔から蛍の生息地であったことから、新宿区が園内で蛍の人工養殖を始め、成功したことでも知られています。
毎年7月下旬には蛍観賞の夕べが開催されますよ。

参考:おとめ山公園 | 一般社団法人新宿観光振興協会 (kanko-shinjuku.jp)

豊島区立 目白庭園

池の周囲をぐるりと回遊する、伝統的な日本庭園。

四季折々の様々な自然や、数寄建築の「赤鳥庵」や「六角浮き見堂」を楽しむことができます。

切手の博物館

日本だけでなく海外の切手も所蔵しており、郵便文化を紹介する珍しい博物館です。

1~3か月単位で、「様々な顔」「スポーツよりどりみどり」など、テーマに沿った切手の企画展も開催されています。実際に切手の購入もできますよ。

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目白駅周辺の治安

池袋駅の隣駅という好立地ながら、落ち着いた雰囲気の目白駅。昔ながらの商店会と新しい商業施設が共存している、魅力的な街です。

夜の様子も確認したいエリア

治安が気になるのは、夜に人が集まりやすい「居酒屋」があるエリアと、キャバクラ・ガールズバーなどのいわゆる「夜のお店」があるエリアですよね。

許容範囲は人それぞれですから、自分で実際に見て「この程度なら気にならない」「こういう雰囲気はちょっと避けたい」と判断することが大切ですよ。

居酒屋|目白銀座商店街の中と、線路沿いに

目白駅周辺の居酒屋は、目白通りの西側(目白銀座商店街の中)と、線路沿いにあるようです。

夜のお店|駅前にバーが数件

こちらは「目白 スナック」での検索結果です。キャバクラは見当たりませんでしたが、駅前にはカラオケバーなどが数件あるようです。

実際に引っ越しを検討した感想

それでは、筆者が実際に目白駅周辺を歩いてみて、住んでみたいと感じたところをご紹介します。

何より便利!目白通り・目白銀座商店会の近く

スーパーマーケット、ドラッグストア、飲食店に郵便局……生活に必要なものはなんでも揃う目白通り沿いは、忙しい日々を送る女性にぴったりです。

ただ、目白通りに直接面していると、車両の走行音や人通りの多さが気になるので、目白通りから住宅街の中に入ったところにある物件を探したいですね。

豊かな自然とお買い得スーパーのいいとこどり!高田3丁目付近

目白駅の南側には、目白駅周辺で最大の公園「新宿区立おとめ山公園」があります。
休日に公園でのんびり過ごすのもいいですし、夏にはほたる祭りで季節を感じても素敵です。実際に公園を歩いていても、ベンチで読書をしている人や池のほとりで音楽を聴いている人を見かけました。都会の喧騒から離れて、ゆったりとした時間を過ごせそうです。

また、ディスカウントスーパー「オーケー」が近くにあり、お得に日々の買い物ができるので、趣味や貯蓄にまわせるお金も増えそうです。

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目白駅周辺に住むなら、まずは適切な家賃の目安を知ろう

目白駅周辺への引っ越しを検討するなら、まずは「家賃の目安」を知ることが必要です。

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このシミュレーションは、「都心部で一人暮らし(想定額面年収:250万円~600万円程度)」をする場合の生活費シミュレーション計算です。より具体的には、自家用車が不要なエリアで、扶養家族もおらず、教育費もかからない家計で、ある程度セキュリティ等のしっかりした(=家賃が高めの)物件で暮らしたい場合の生活費目安を表示します。

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