この記事では、掃除機がゴミを吸わなくなったときの原因や対処方法について紹介していきます。
こんにちは、カーサミアライターの桐里です。ズボラな性格ですが、無理なく実践できる時短なラク家事を模索して10年目!
日頃の掃除で活躍してくれる掃除機ですが、定期的に掃除機自体の掃除やお手入れを行うことが大切ですよ。それぞれ部位ごとの掃除方法について紹介していますので、ぜひチェックしていって下さいね。
掃除機がゴミを吸わなくなった原因と対処法は?
いざ、掃除しようと掃除機のスイッチを押しても「あれ?なかなかゴミを吸わないな…」と困った経験のある方も多いかと思います。
掃除機がゴミを吸わなくなる原因はいくつかあります。
掃除機がゴミを吸わなくなったときは無理してそのまま使わず、吸引力が落ちる原因を探して対処するほうが、結果的に時短になりますよ。
紙パックやダストカップにゴミが溜まっている
紙パック式掃除機の場合、パック内にゴミが一定量溜まると吸引力が低下します。また、純正ではない紙パックやサイズの合わない紙パックを使っている場合でも、吸引力が落ちる場合があるので注意しましょう。
サイクロン式掃除機の場合も、ダストカップにゴミが溜まっていると吸引力が低下してしまいます。
ゴミが一定量溜まるとランプが点灯する機能が搭載されている機種もあるので、ゴミ捨てのタイミングの参考になりますよ。
対処法1:溜まったゴミを捨てる
紙パックやダストカップに溜まったゴミは、一定量溜まったら捨てるようにしましょう。
紙パック式の場合は、使用頻度にもよりますが、月1回程度吸引力が弱くなってないか、排気のニオイが気にならないかチェックすると良いですよ。
サイクロン式の場合はダストカップが見える場合が多いと思うので、ゴミ捨てラインなどの目印を参考にこまめにゴミを捨てるようにしましょう。
対処法2:ダストカップやカバーなどの部品の掃除をする
ダストカップやカバーなどの隙間に溜まったゴミを取り除くためには、細かいブラシで掃除をすると良いですよ。
部品が水洗いできる場合は、軽く水洗いしたり、つけ置き洗いするとゴミが落ちやすくなり掃除しやすくなります。
フィルターが目詰まりしている
掃除機内部に設置されているフィルターが目詰まりを起こしていると、ゴミを吸いにくくなります。
掃除機を使うほどに、ゴミやホコリがフィルターに詰まりやすくなるので、定期的にフィルターが詰まっていないか確認しましょう。
対処法:フィルターを掃除する
フィルターが目詰まりしている場合は、取り外して掃除しましょう。
軽くはたいてホコリやゴミを落とすか、水洗いできる場合は流水で詰まりや汚れを落として、風通しの良い日陰でしっかり乾かすようにしましょう。
床ブラシにゴミや髪の毛が絡まっている
床のゴミを直接吸い取る床ブラシは、掃除機の部品の中でも汚れやすいところです。
ゴミや髪の毛が床ブラシに絡まっていると、ブラシが上手く回転しなくなり吸引力が低下する原因となります。
床ブラシにゴミや髪の毛が絡まっていないか、スイッチを入れた時にスムーズに回転しているか、確認してみましょう。
対処法:床ブラシを掃除する
ブラシが取り外せる場合は、取り外してお手入れブラシやピンセットなどで絡まったゴミを取り除きましょう。
ブラシに髪の毛や糸くずが絡みついて取れない時は、ハサミを使ってゴミに軽く切り込みを入れた後、手で取り除きましょう。その際、間違えてブラシを切らないように注意して下さいね。ブラシが水洗いできる場合は、ためた水の中で振り洗いしてゴミを取り除きましょう。
床ブラシの劣化が進んでいる場合は、部品を交換するという方法もあります。部品の買い替えが可能なのか、取扱説明書などで確認してみると良いですよ。
ホースにゴミが詰まっている
ホース内部に大きなゴミが詰まっていたり、ゴミが張り付いていると吸引力が落ちる原因になります。
湿ったゴミや粘着質のゴミを吸い取った後、乾いたゴミを吸い取ると詰まりやすいようです。
対処法:ホースに詰まったゴミを取り除く
ホースが本体から外せるタイプの掃除機で使えるワザをご紹介します。
ホースにゴミが詰まっていることを確認できたら、単3の乾電池2個をホースの口(本体差し込み口の方)に入れ、ホースを左右に軽く振りながら、上から下へゴミを落としてみて下さい。中につまったゴミが、乾電池と一緒に出てきます。
それでも取れないときや、ホースが外せない掃除機の場合は、無理に取ろうとせずに販売店やメーカーに相談しましょう。
充電が十分できていない
充電式掃除機の場合、充電が不十分だと吸引力が落ちてしまいます。
なお、充電式掃除機はコード式掃除機に比べて吸引力が弱い傾向にあります。搭載されているバッテリーにも寿命があり、長年使っていると充電能力も低下する点にも注意が必要です。
対処法:充電ランプが消灯するまで充電する
充電が十分できているか確認し、不足している場合は充電しましょう。
充電中のランプが消灯するまで、完全に充電してから使うことがバッテリーを長持ちさせるコツですよ。
掃除機がゴミを吸わなくなる前に…意識したいポイント
「掃除機がゴミを吸わなくなった…」となる前に、掃除機の吸引力を維持するために意識したいポイントを紹介していきます。
紙パックやダストカップがいっぱいになる前にゴミを捨てる
紙パックやダストカップのゴミをこまめに捨てることが、吸引力の維持に繋がります。出来れば、ゴミ捨てランプが点灯する前にゴミを捨てる習慣をつけましょう。
こまめに部品のお手入れする
ダストカップやカバー、フィルター、床ブラシ、隙間ブラシなどの部品をお手入れすることも吸引力の維持に繋がります。
取扱説明書でお手入れの仕方や頻度などを確認してみましょう。
完全に充電してから掃除機を使う
充電式掃除機の場合、バッテリーを長持ちさせるために充電ランプが消えるまで完全に充電してから掃除機を使うようにしましょう。
充電が終了しても、電源プラグは差したままにする方が良いそうですよ。
参考サイト:
吸引力は落ちてませんか? 掃除機はノズルやブラシをお手入れして賢く使おう|パナソニック公式通販サイト -Panasonic Store Plus
VC-CL1700 | 掃除機(クリーナー) | 東芝ライフスタイル株式会社 | 掃除機 | 東芝ライフスタイル株式会社 (toshiba-lifestyle.com)
掃除機の吸い込みが弱い – 掃除機 – Panasonic
吸い込みが弱い(サイクロンクリーナー) | よくあるご質問 | 東芝ライフスタイル株式会社 (dga.jp)
ホースにつまったゴミを取りたい | よくあるご質問 | 東芝ライフスタイル株式会社 (dga.jp)
- Q掃除機がゴミを吸わなくなったら、どうしたらいい?
- A
紙パックやダストカップにゴミが溜まっていないか、フィルターが目詰まりしていないか、床ブラシにゴミが絡まっていないか、ホースにゴミが詰まっていないか、充電が十分にできているかを確認して、原因別に対処しましょう。
掃除機の吸引力を維持させるために、こまめなゴミ捨てや部品のお手入れ、完全に充電してから掃除機を使うことが重要なので覚えておくと良いですよ。