クエン酸を柔軟剤に!肌荒れや香りの悩みを解決しつつふんわり仕上がる
衣類をふんわりさせる柔軟剤。しかし香りが強かったり肌荒れしてしまったりと、難点もありますよね。そこでおすすめなのが「クエン酸」です。天然由来素材なので肌に優しく、お洗濯に嬉しい作用がたくさんあるんですよ!今回は、クリンネスト1級の資格を持っておりナチュラル洗剤にハマッている私が、クエン酸を柔軟剤として使う方法や、メリット・デメリットをご紹介します。クエン酸は酸性なので、アルカリ性である洗濯洗剤をしっかり落とせます。そのため洗剤成分が残りにくく、衣類の黄ばみを防いでくれるんですよ。また除菌作用があり、雑菌の繁殖をおさえられるのも嬉しいポイント! 生乾きの嫌なにおいがしにくいので、部屋干し派でも安心です。メリットは以下の通りです。・肌に優しい・環境に優しい・なめらかな手触りになる・タオルの吸水性が下がらない・無臭・黄ばみを防げる・嫌なにおいをおさえられる このようにメリットの多いクエン酸ですが、よりふんわりとした仕上がりを求めるなら、柔軟剤の方がおすすめです。柔軟剤には界面活性剤が含まれており、繊維をコーティングする働きをします。そのため吸水性は低下しますが、クエン酸よりもふわふわになるのです。また、ドラム式洗濯機でクエン酸を使う場合は事前に水に溶かす必要があります。ひと手間かかる点もデメリットでしょう。ここからはクエン酸を柔軟剤として使う方法を紹介します。ドラム式洗濯機でクエン酸を使う方法は簡単です。水50mLにクエン酸小さじ1を溶かし、柔軟剤投入口に入れておきます。あとはいつも通りお洗濯するだけでOK!事前にクエン酸を溶かす手間は必要ですが、水に溶けやすいので時間はかかりませんよ。縦型洗濯機でクエン酸を使うときは、いつも通り洗濯を開始し、すすぎの途中で水が透明になったら一時停止しましょう。フタを開け、水10Lに対して小さじ1/3程度のクエン酸を投入します。その後洗濯を再開してください。クエン酸を柔軟剤として使うときは、適量を守ってください。入れすぎるとクエン酸が洗濯槽に残ってしまい、サビつく可能性があります。またすすぎが十分にできず、衣類の傷みや色落ち、肌トラブルの原因になってしまうことも。適量を守り、しっかりとすすぐようにしましょう。また、塩素系漂白剤と混ぜると有毒ガスが発生するため、絶対に混ぜないでくださいね。