一人暮らし向けの賃貸物件にも多い、ロフト付きのお部屋。実際に生活している方からは「夏はエアコンの冷気が届かず暑い」「階段の昇り降りが億劫」などの理由から、物置にしているという声も聞きます。
心地よい空間にするためには、ロフトの特徴を踏まえた上で、自分のお部屋に合った使い方をすることが大切です。
こんにちは!インテリア雑誌を眺めながら、妄想するのが大好きなカーサミアライター、春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かして、一人暮らし女性に役立つ情報を発信しています。
この記事では、狭いロフトのおしゃれな活用アイデアをご紹介します。上手に使いこなして、快適な空間を手に入れてくださいね。
狭いロフトのメリット・デメリット
部屋の一部を、上下2つのスペースに分けたロフト。活用する前に、まずはロフトのメリットとデメリットを押さえておきましょう。
ロフトのメリット
- 生活の切り替えがしやすい
- ロフト部分以外の空間を広く使える
- 天井が低く狭いので、リラックスできる
ロフトのデメリット
- はしごや階段の昇り降りが必要
- エアコンの風が届きにくく、夏は暑く冬は寒い可能性がある
- 天井が低すぎて、頭をぶつける場合がある
ロフトを活用するときのチェックポイント
狭いロフトを上手に活用するには、自分のお部屋のロフトをチェックし、どんな使い方が向いているか、イメージすることが大切です。
はしごの昇り降りはしやすいか
まずは、はしごの昇り降りがしやすいかをチェックしましょう。特に寝室として使いたい場合、布団を持って移動できるかは重要なポイントです。
疲れているときや、体調を崩しているときの昇り降りについても、支障がないか確認してくださいね。
また置きたい家具や、掃除道具を持って移動できるかどうかも大切です。はしごの昇り降りは、基本的に両手を使います。片手がふさがっていても、安全かどうかチェックしましょう。
夏の暑さ・冬の寒さ対策ができるか
夏の暑さ・冬の寒さ対策ができるかどうかも大切です。
エアコンが付いているロフトでも、他のスペースに比べると空気がこもりがち。風通しの良さや、エアコンの効き具合を確認し、必要なら対策を考えましょう。
夏の暑さついては、サーキュレーターなどで補える場合もあります。使いやすい場所にコンセントがあるかどうかも、チェックしてくださいね。
アイリスオーヤマ サーキュレーター
ロフト部分の天井が低すぎないか
天井が低すぎて頭をぶつけるようでは、活動しにくいですよね。実際に立ったり座ったりして、高さを確認しましょう。
上記のようなチェックポイントがクリアできない場合は、割り切って「大きな収納」とするのも、1つの方法です。収納専用のスペースがあれば、他の空間を広く使えます。
実際にロフト付き物件に住んだ方の体験談
どんなロフトに住むかによって、ロフトの使い勝手も、満足度も変わります。
実際に住んだ方の体験談も参考に、内見時にしっかり確認しておきましょう!
狭いロフト、おしゃれな活用アイデア
狭くて落ち着くロフトは、寝室に最適
ロフトを寝るためのスペースとして使う、定番の活用法です。
ベッド以外のアイテムは最小限度に
ホワイトで統一した寝室は、清潔感たっぷり。寝るためのスペースなので、ベッド以外のアイテムは最小限度にしているのが、ポイントです。
余計なものが目に入らず、スッキリ整った空間なら、ぐっすり眠れそうですね。
雑貨や小物でアクセントをつけて
白をメインに使い、好きな雑貨や小物でアクセントをつければ、個性をプラスできます。
ゴチャゴチャして見えないよう、カラーボックスなどの収納家具は扉付きを選ぶのが、おすすめです。
間接照明の使い方も、真似したいポイント。複数組み合わせることで、立体感が生まれ、落ち着きある空間に仕上がります。
集中しやすいからワークスペースにも◎
ロフトをワークスペースとして使うのもおすすめ。プライベートな空間と区切られているので、作業に集中しやすいのが魅力です。
環境を整えて作業効率アップ!
ロフトなら作業に使うアイテム以外は目に入りにくいので、仕事に集中できます。
より作業効率をアップさせるなら、デスクやチェアの使い心地にもこだわりたいところ。サーキュレーターや扇風機での、快適な環境づくりも大切です。
自分のお部屋のロフトに合った工夫をして、集中しやすい空間をつくってみてくださいね。
はしご下を活用するアイデアも
デッドスペースになりがちな、ロフトのはしご下を活用するのも、おすすめのアイデア。
他の空間と独立しているため、オンオフのメリハリがつけやすくなります。
ロフトの天井が低すぎたり、暑さ・寒さ対策ができなかったりなど、ロフト自体をワークスペースにするのが難しい方にも向いています。
自分だけの、くつろぎスペースとして
天井が低く、適度に狭いロフトなら、秘密基地のような感覚でリラックスできます。
植物と照明でロフトをアップデート
観葉植物や間接照明をプラスすれば、ロフトが贅沢な空間に変身します。暖色系の光は、癒しムード満点。光と影により、立体感が生まれます。
植物の色に合わせて、ファブリックパネルも優しいグリーンで統一。優しいカラーでまとめれば、よりリラックスできそうです。
アジアンテイストならリゾート気分
アジアンテイストの空間なら、お家にいながらリゾート気分が味わえます。
クッションやラグは、インテリアのテイストを決める、重要アイテム。好みの雰囲気に合う、デザインやカラーを選びましょう。
「どんなテイストにしたいか」「どんな色でまとめるか」といった、仕上がりをイメージしておくことが、ロフトをおしゃれに仕上げるポイントです。
お気に入りグッズをインテリアの主役に
生活スペースと区切られたロフトに、大好きなアイテムをちりばめて、独り占めするのも贅沢な使い方です。
ホワイトとピンクで大人かわいく
こちらの方は、インテリアをピンクとホワイトで統一し、やわらかい雰囲気に仕上げています。白をメインに使うことで、ロフト全体が明るく広々とした印象に。
サーキュレーターや夏用の寝具を取り入れ、上手に暑さ対策されているところも、真似したいポイントです。
スタイリッシュに推しグッズを飾って
モノトーンでまとめた、スタイリッシュな雰囲気のロフトです。さりげなく推しのグッズを飾って、お気に入りの空間に仕上げています。
おしゃれにまとめるポイントは、インテリアに使う色を絞ること。統一感が生まれ、見た目がスッキリしますよ。
この記事では、狭いロフトのおしゃれな活用アイデアをご紹介しました。自分の部屋に合った方法を見つけて、お気に入りのスペースをつくってくださいね。