「防炎カーテン」とは、“燃えづらいカーテン”のことです。
実は、一部のマンションでは防炎カーテンをつけることが義務付けられています。
特殊な加工がされた防炎カーテンですが、家庭で洗濯できるの?デザインは選べるの?など、気になりますよね。
今回は「防炎カーテン」について解説します。
CASAMiA × ジャストカーテン
オーダーカーテン「JUST CURTAIN(ジャストカーテン)」による、最新カーテン情報ブログの連携記事。
カーサミア編集部がセレクトした、一人暮らし女性にお届けしたい「カーテン」にまつわるお役立ち情報をご紹介します。
この記事は、「ジャストカーテン お役立ちコラム」で掲載された記事の一部をカーサミアでもお届けする連携企画です。
今回は『防炎カーテンとは。必要?洗濯できる?』をご紹介いたします。
そもそも防炎カーテンとは?
「防炎カーテン」とは、“燃えづらいカーテン”のことです。“まったく燃えない”わけではありません。
下記の画像は、日本防炎協会が実施したカーテンの燃焼実験の様子です。
このように、防炎カーテンは非防炎のものに比べて、燃えづらくなっています。
一般的に「防炎カーテン」と呼ばれますが、店によっては「防火カーテン」とうたっている場合もあるようです。
なぜ、燃えづらいの?
防炎カーテンは、可燃性の生地(布)に特殊剤を加工して燃えづらくする方法が一般的で、市場で出回っている防炎カーテンはほとんどがこの方法です。
生地によっては、糸自体が「難燃糸」と呼ばれる、燃えづらい素材のものを使って作られたものもあります。
また、カーテンの形に縫製してから防炎加工をすることも可能ですが、コストが高くなり、一般的ではありません。
防炎カーテンが必要な場所
日本国内には消防法により、防炎カーテンであることが義務付けられている場所があります。
①病院やホテル・飲食店などの不特定多数の人が出入りする施設
②地上31m以上の建築物(およそ11階建て以上)
防炎カーテンの見分け方は?防炎ラベルって?
多くのカーテンショップでは、「防炎機能付き」という表示がありますので、それを目印にすると良いでしょう。
また、カーテンをオーダーする際には、「防炎ラベル」をつけてもらうようにしましょう。防炎ラベルとは、日本防炎協会が発行する、防炎商品であることを証明するラベルです。義務付けられている場所では必ず必要になります。
店によってはオプションになっている場合もありますので忘れずに。
防炎カーテンは洗濯しても大丈夫?
カーテンはホコリや湿気などで汚れてしまうので、1年に1回程度は洗いたいもの。
多くの防炎カーテンはご自宅で洗濯が可能です。カーテンに取り付けられた洗濯ラベルを確認してください。洗濯ラベルは各社独自の表記もありますので、詳しくは購入した店舗に問い合わせてください。
ただし、一部の防炎カーテンは洗濯によって、防炎機能が落ちてしまうものも。防炎ラベルに「洗濯をした場合は要防炎処理」などと書かれているものは、それに該当します。洗濯ラベルと同時に、防炎ラベルもチェックすることを忘れないようにしてください。
防炎カーテンのラインナップ豊富なジャストカーテン
オーダーカーテン専門店ジャストカーテンでは、防炎カーテンも豊富にラインナップ。
防炎カーテンもバリエーション豊富に取り揃えていますので、お好みのカーテンが見つかるはずです。
火事による災害は、カーテンに引火することが拡大の要因と言われています。特に近年、地震も多く、防炎カーテンの需要が増えています。
万が一のために、設置が義務付けられているお部屋でなくとも、防炎カーテンを購入を検討してみてください。
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