この記事では、「お風呂と洗面台が一緒で身支度しにくい…」とお悩みの方に向けて、使い方のコツやアイデアをご紹介します。
こんにちは!以前、独立洗面台のない部屋に住んでいて、身支度について悩んだ経験をもつ、カーサミアライターの春野です。
北欧式整理収納プランナーの資格を活かし、一人暮らしの女性に役立つ情報を発信しています。
お風呂と洗面台が一緒の2点ユニットバスなど、独立洗面台のない部屋であっても、収納を増やしたり、キッチンのシンクやリビングスペースを活用したりすることで、身支度しやすくなります。
プチストレスを解消して、より一人暮らしを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
質問:お風呂と洗面台が一緒で身支度がしにくい…上手な使い方を教えて!

春から一人暮らしをはじめました。
住んでいる部屋は、お風呂と洗面台が一緒の2点ユニットバスです。バスとトイレが別なので問題ないと思って住み始めたものの、身支度する場所がなくて困っています。
独立洗面台ではない場合の、上手な使い方を教えてください!
浴室に収納スペースを増やそう

洗面台のある浴室内に収納スペースを増やすだけでも、使いやすさがアップします。
基本は「浮かせる収納」です。床にものを置かないことで、限られたスペースを有効に使えるほか、カビやヌメリ対策にもつながり、掃除がラクになります。
以下のタイプのアイテムが、穴を開けずに取り付けられるので、おすすめです。
マグネット式
ディスペンサー
タオルバー など
ユニットバスの場合、特に「マグネット対応」と明記されていなくても、くっつくことが多いですよ。手近な磁石等で試して、確認してみてください。
吸盤式
フック
ラック など
フック式
シールフック
シャワーラック
引っ掛け式タオルバー など
お風呂と洗面台が一緒の部屋でも大丈夫!身支度スペースを作る方法
浴室内の収納を工夫しても、スキンケアやメイクをするときに洗面台がないと不便なこともあるかもしれません。
ここからは、洗面台の代わりに使える身支度スペースのアイデアをご紹介します。
キッチンスペースのシンクを活用

キッチンスペースのシンクで歯磨きや洗顔をすることに抵抗がなければ、洗面台の代わりとして活用できます。
必要なものをすぐ手に取れる場所に置いておくのが、使いやすくするポイントです。例えば、キッチン吊り戸棚にスキンケア用品やコスメを収納するといった方法があります。
筆者自身、一人暮らしをしていたときにキッチンスペースのシンクを洗面台として活用していました。
歯ブラシと歯磨き粉をシンク脇に置いておくことで、朝の忙しい時間帯でも、効率的に歯磨きできるのでおすすめです。
ただし、キッチンスペースは食べ物を扱う場所でもあります。洗面台代わりに使う場合は、小まめに掃除をして、清潔な状態をキープすることが大切です。
リビングスペースでゆったり身支度
座った状態で身支度したい方には、リビングスペースが向いています。テレビやスマートフォンを見ながら、のんびりスキンケアやメイクすることも可能です。
リビングスペースで身支度するときには、以下のような鏡付きの収納家具やキッチンワゴンを活用しましょう。窓際など、自然光が入りやすい場所に置くと、メイクしやすくなります。
鏡付きの家具
ドレッサーや鏡付きのテーブルなどがあれば、身支度に必要なものをまとめて収納できるので、その場ですぐにメイクやヘアセットができます。
キッチンワゴン

上の画像のようなキャスター付きのキッチンワゴンは、必要に応じて使いやすい場所に引き寄せられるのが魅力です。
身支度の流れを考えて、各アイテムの収納場所を決めると、使い勝手がアップします。
例えば、スキンケア用品を1番上の段に。メイク道具を2段目に。ヘアアイロンやドライヤーを3段目に。使用する順番に収納してみてくださいね。
全身鏡
リビングスペースの窓際に全身鏡を配置し、前に座って身支度するのも方法です。
スキンケア用品やメイク道具は、バスケットや収納ボックスにひとまとめにして、鏡の近くに置いておきましょう。
全体のバランスをチェックできるのは全身鏡ならではのメリット。お出かけ前の最終チェックにも役立ちます。
- Qお風呂と洗面台が一緒の部屋、身支度はどうする?
- A
浴室に収納スペースを増やすだけでも、使いやすさがアップします。
洗面台以外に、キッチンのシンクやリビングスペースでメイクするのも方法です。
「お風呂と洗面台が一緒だから…」と諦めず、どこで身支度するのがスムーズなのかを考えながら場所を選んで、心地よい暮らしを手に入れてくださいね。