この記事では、「ベッド下収納を考えているけれど、湿気が気になる」という方に向けて、カビの発生を防ぐコツを解説します。
こんにちは!デッドスペースを活用して収納するのが好きな、カーサミアライターの春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かし、一人暮らしの女性に役立つ情報を発信しています。
ベッド下にモノをしまうときの注意点や、湿気&カビ対策の方法を知っていれば、安心して収納できます。
一人暮らしの限られたスペースを有効活用して、理想のお部屋を手に入れたい方は、ぜひチェックしてくださいね。
質問:ベッド下収納を考えているけれど、湿気が気になる……。カビを防ぐにはどうすればいい?
一人暮らしで部屋のスペースが限られているため、ベッド下収納を考えているものの、湿気が気になります。カビ対策のコツを教えてください。
ベッド下収納の注意点を知り「何を入れるか」考えよう!
ベッド下は湿気や、ほこりが溜まりやすいため、カビ対策はもちろん、「何を入れるか」も重要です。
基本的にベッド下には使用頻度の低いモノをしまうのが向いています。
とはいえ、あえてよく着る洋服や下着の定位置にするのも方法です。頻繁に出し入れすることで、自然に換気されます。
ベッド下収納に向いているモノの例は以下のとおりです。
・奥⇒使用頻度が低いアイテム(オフシーズンの寝具や思い出グッズなど)
・手前⇒すぐに取り出したいアイテム(防災グッズや普段着、本など)
本やマンガなどの紙類は湿気を吸収しやすいため、収納ケースに乾燥剤を入れておくと安心です。
ベッド下収納で湿気&カビを防ぐ方法
ベッド下に「何を入れるか」が決まったら、湿気&カビを防ぐコツをチェックしましょう。
おすすめのグッズも一緒にご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
収納ケースはプラスチック製を選ぶ
収納付きベッドではなく、ベッド下に収納ケースを置く場合は、布製よりも湿気が溜まりにくいプラスチック製が向いています。
ふた付きのケースを選べば、ほこりを防げます。ラベリングしておくと、目当てのモノを見つけやすいでしょう。
また、収納ケースを選ぶときは、出し入れしやすいキャスター付きがおすすめです。ベッド下をスムーズに掃除できるので、小まめにほこりを取り除きやすいメリットもあります。
モノを詰め込みすぎない
ベッド下収納では、モノを詰め込みすぎず、ゆとりをもたせることが大切です。
ぎゅうぎゅう詰めだと通気性が悪くなり、湿気やカビのリスクが上がったり、モノを出し入れしにくくなったりします。
2割ほど余白をもたせて収納すると、風通しが良くなるだけでなく、掃除もしやすくなるでしょう。
ベッド下にしまっているモノを、衣替えのタイミングなどに見直し、持ち物の量が増えすぎないように心がけてみてくださいね。
筆者は、何の対策もせず、普段あまり使わないモノをベッド下に押し込んでいたところ、テーマパークで使う耳付きカチューシャをカビだらけにしてしまった苦い経験があります。
防虫・除湿剤を活用する
ベッド下に収納するときは、防虫・除湿剤を中に入れておきましょう。
使用期限が切れたとき、新しい防虫・除湿剤に交換するのを忘れないよう、スマホや手帳にメモしておくと安心です。
定期的に風を通す
天気の良い日には、上の画像のようにベッドの引き出しや収納ケースのふたを開けて換気しましょう。除湿剤を入れていても、ベッドの下にモノをしまいっぱなしにしていると、湿気がたまりがちです。
筆者は、週に1~2回は風を通すのが理想的だと考えています。「掃除するとき」「出掛ける前」など、換気するタイミングを決めておくと、忘れにくいでしょう。
風を通すだけでなく、収納付きベッドの引き出しや、収納ケース本体の汚れなどを取り除くことも大切です。マットレスやシーツのお手入れも忘れずおこなって、清潔な状態を心がけてくださいね。
- Qベッド下収納の湿気対策、どうすればいい?
- A
ベッド下収納で湿気を防ぐ方法としては、以下があります。
- 収納ケースはプラスチック製を選ぶ
- モノを詰め込みすぎない
- 防虫・除湿剤を活用する
- 定期的に風を通す
また、収納するモノ自体の汚れや湿気を取り除いてからベッド下にしまうことも大切です。しっかり対策して、カビを防ぎながらベッド下を有効活用してくださいね。
カーサミアでは、ベッド下以外のカビ対策の方法も、多数公開中です。
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