ナマステ~
さて突然ですが
「ボスニア・ヘルツェゴヴィナ」と聞いて皆さんは何を連想しますか?
「危ない場所」や「紛争地域」を思い浮かべる人が多いんではないでしょうか
「旅行先の一つの案」としてリストに組み込む人は少ない国だと思います
実際に首都サラエボの街中を歩いていると銃弾の跡がそこら中にまだ残っています
ボスニアでは1992~1995年にかけて民族紛争がありました
ユーゴスラビアからの独立をきっかけに民族間での争いが勃発したのです
一般市民が多く犠牲となった「サラエボ包囲」です
「スナイパー通り」と言われる通りは、
この道を歩くとスナイパーに狙われるという意味があります
だから皆がこの通りを走り抜けるというわけです
他にも「サラエボの薔薇」と言われる赤いマーキング
これは当時ここに血が流れたことを表しています
これらの写真だけを見ると危ない国のような気がしてしまいますが
これらは当時起きたことを忘れないように残している、残っているものたちであって、
今も「この国が危ないです」ということを表しているわけではありません
それじゃぁ今はどうなの?
ってことで、今現在のサラエボの街中の写真をご覧くださいませ!
じゃん!
巨大チェスに興じるおじいちゃんたちがいたり
平和~~~!!
市場が活気づいていたり
おばあちゃんが手編みの靴下売ってたり・・
もちろん物欲に溢れる私が我慢できるわけもなく
こちらの2足をお買い上げ~!!2つで700円!!
今日も紫オレンジの靴下をルームソックスとしてはいてます
あったかくて最高です、おばあちゃんありがとう!!
手編みの靴下、めちゃくちゃおススメです!!
サラエボには怪しげな市もひっそりあります
怪しすぎたけど人は優しかった・・!
バッジを二つ買おうとしたらまさかの無料でくれたりして!
本当どこで何が起こるか分かりませんね
面白い街です
そういえばお宿もおもしろかった
こんな変なお部屋です
天井が斜めすぎる!めっちゃ低い!
けど街の中心部に近くてよかったんだよなぁ・・・
サラエボではイスラム教の人たちが営んでるお店をたくさん見かけます
ビュレックは「世界の美味しいもの」シリーズにもいれなくちゃ!
美味しかったなぁ~
パイ皮の中にはひき肉が入っていたり野菜が入っていたり、種類もいくつかあります
ボスニアに行った際には是非チャレンジを!
因みにボスニアだけじゃなく、この地域の他の国にもあります
そう、「文化の交差点」の名前の通り
今ボスニアでは複数の民族と宗教が同居しています
余りにも多くの犠牲者を出した民族間紛争、
その確執が完全になくなるなんてことはないでしょう
でも少しずつ少しずつ歩み寄っている状態なんじゃないかな、なんて旅行者目線で考えちゃいます
紛争のことを考えると「まだ怖いな・・危ないんじゃない?」と思う方もいるかもしれません
しかーし!!
紛争が終わって既に25年!
今は巨大チェスを道端で楽しんじゃうくらいに平和な街中です
ボスニア・ヘルツェゴヴィナに観光しに行くのは、危なくないです!
むしろ色んな学びがあったり、色んな宗教や民族を感じることができるので
旅先としておススメできるお国です
観光しに行く分には全く問題なし!!
首都サラエボの他にも「モスタル」にも行きました
やはりモスタルにも負の遺産はあって、
この橋「スタリ・モスト」はその代表
一度は紛争中に壊されたこの橋ですが、その後修復されました
世界遺産にも登録されています
モスタルにも悲惨な跡はそこら中に
それでも今のモスタルは観光客がとても多い観光の街!
行ってみないとわからないものですね
ジェラート食べながら観光したり
お土産買ったり
チャイ飲んで休憩したり
何も危ないことなく観光できます
なので「ボスニア・ヘルツェゴヴィナ・・・?危なくない・・?」
という先入観はどうぞ捨てちゃってください!!
危なくないです、むしろ色んな文化を体験できておもしろいです
行ってみなくちゃ分からない、それを強く感じた国でございました
さぁ皆さんの行ってみたい国リストにも是非!
と、そんなこんなで今回は終わります
また次回は美味しいものについて書いちゃいます~
あの国のあれとあれとあれと・・・!ふ・ふ・ふ・・・
それではまた書きます