セーターなどニット製品にできる毛玉、気になりますよね。実はその毛玉、無理に引っ張ると毛玉の下の繊維を引き出してしまい、新しい毛玉の要因になってしまうのでご法度なんですよ…!
こんにちは、カーサミアライターのあんどうです。編み物が大好きで、年中ニット製品に囲まれて暮らしています。
今回は、ニットの毛玉を簡単に取る方法と、ニット製品の寿命を長くするおすすめのお手入れ方法を紹介します。
お気に入りのニット製品を長くきれいに使い続けたい方は、ぜひ参考にしてください。
ニットの毛玉を簡単、きれいに取る方法
ニットの毛玉が簡単にきれいに取れるアイテムと使い方のコツを紹介します。
おうちにあるあのアイテムでも代用できますので、試してみてくださいね。
毛玉取りブラシを使う
ニットを広げて、毛玉取りブラシで毛玉が気になる部分を軽くブラッシングすると、ブラシの毛の先に毛玉が絡め取られます。
この時、力は入れずにやさしくブラッシングするのがポイントです。
専用の毛玉取りブラシには、毛玉を取るだけではなくニットの繊維の毛並みを整えて、次の毛玉を発生させにくくする役割もあるんですよ。
ただし、元々毛羽立ちのないニットにブラッシングしてしまうと、逆に毛玉ができてしまうので注意してくださいね。
食器洗い用スポンジで代用できる!
毛玉取りブラシがない!けれど急いで毛玉を取りたい時は、食器洗い用スポンジの固い面でも代用できます。
使い方は毛玉取りブラシと同じで、ニットの表面をやさしく撫でるだけ。とても簡単なので、応急処置におすすめです。
毛玉取り器を使う
ニットの広い範囲に毛玉が発生している場合は、一度に広範囲の毛玉が取れる毛玉取り器が便利です。
毛玉取り器のスイッチをオンにして、毛玉が気になる部分を撫でるだけで毛玉がやさしく刈り取られます。
毛玉取り器を強く押し当てたり長時間使用したりすると、生地が薄くなって穴が空くこともあるのでやりすぎは禁物です。
安全カミソリを使う
シェービングに使う安全カミソリも、実はニットの毛玉取りに使えるんです。
お肌にあてる時と同じくらいやさしく、ニットの毛玉が気になる部分にカミソリをあてて、そっと撫でます。
この時、ニットの編み目に沿うようにカミソリを滑らせるのがポイントです。
刃物なので、うっかり手を傷つけたり、ニットの生地を切ってしまわないように気をつけて使用してくださいね。
お気に入りのニットに毛玉を作らないお手入れ方法
お気に入りのニットだからこそ着用回数も多くなるので、毛玉がすぐできてしまうんですよね。
ここでは、お気に入りのニットに毛玉を作らないお手入れ方法を紹介します。
少しの手間でニットがきれいな状態で長持ちするようになるので、今日から取り入れてみてくださいね。
連続して着用しない
ニットに毛玉ができる原因は摩擦によるものです。
摩擦を少なくするために、1日着たら1〜2日は休ませるようにして、ニットの毛羽立ちを落ち着かせましょう。
連続して着用する頻度を下げることで、ニットの型崩れ防止にもなりますよ。
ブラッシングする
着用による摩擦で絡まってしまったニットの繊維やホコリ、そのままにしておくと静電気が起こって毛玉の原因になります。
ニットを脱いだらすぐに毛玉の元になる繊維やホコリをブラシで取り除きましょう。
すぐにしまわない
1日着用して脱いだニット、そのまますぐに収納していませんか?
ニットはインナーの上から着ることが多く、汚れにくいとはいっても着用後は湿気をたっぷりと含んでいるので、そのままだと雑菌が繁殖したり生地の痛みの原因になったりします。
着用後のニットは風通しの良い場所に1日陰干しして、しっかり乾燥させて湿気を取りましょう。
陰干し前に軽く水蒸気を当てておくと、気になる匂いや雑菌が除去されやすいので、スチームアイロンを持っている方はお試しあれ。
陰干しをする際にメッシュ素材のつり下げネットを使えば、型崩れも防止できておすすめです。
ニットの毛玉をきれいに簡単に取る方法はいかがでしたか?
毛玉取りブラシは毛玉予防にもなるので、ニット好きのマストアイテムです。使いやすい、自分にあったものを見つけてください。
着用後のニットも、ちょっとしたお手入れをするだけできれいな状態が長持ちします。
お気に入りのニットと長く一緒にいられるように、毛玉を作らないお手入れ方法も併せて試してみてくださいね!