おいしくて節約の味方の納豆。手軽に食べられるのも嬉しいですよね。でも納豆を盛ったお皿やパックはネバネバ……。スポンジにも糸が引くので、洗い物で悩む人も多いのではないでしょうか。
こんにちは、カーサミアライターのいずみです。暮らしに役立つ情報を発信しています。
今回はお皿やパックに付いた納豆のネバネバを、すっきり洗い流す方法をご紹介します。ちょっとした工夫で解決するので、ぜひ試してみてくださいね!
納豆のネバネバの正体
納豆のネバネバの正体はポリグルタミン酸といいます。アミノ酸の一つであるグルタミン酸が結合した、水溶性の物質です。
「たくさんかき混ぜるとおいしくなる」と聞いたことはありませんか?
実はかき混ぜることでポリグルタミン酸がちぎられ、旨味成分であるグルタミン酸が一部離れて旨味を増すからなんですよ。食べるときは、しっかり混ぜてみてくださいね。
スポンジをネバネバさせない!納豆が付いたお皿やパックの洗い方
先ほどお伝えした通り、納豆のネバネバは水溶性です。水に溶けるので、洗う前に浸け置きしておくと落ちやすくなりますよ。
ちなみに、最初から洗剤を付けて洗うのは避けた方がいいでしょう。粘りが水に溶けづらくなり、ネバネバが落ちにくくなる可能性があるので注意してください。
水に浸け置く
ネバネバが付いた状態のままスポンジで洗うのはNGです。スポンジにも糸が付いてしまいます。
まず水に30分~1時間浸け、流水で流してからスポンジと洗剤を使って洗いましょう。するとお皿にネバネバが残らずつるんと洗えますよ。
お湯に浸け置く
水ではなく、お湯もおすすめです。お湯を使うと浸け置き時間を短縮できますよ。
洗い方は水の場合と同じです。試してみてくださいね。
お酢やクエン酸を使う
納豆はアルカリ性なので、お酢やクエン酸も効果的です。納豆のネバネバが付いた器に水かお湯を入れ、お酢またはクエン酸を少し加えて混ぜましょう。他のお皿を洗っている間放置し、流水で流してからスポンジで洗ってください。
お酢やクエン酸は納豆をこぼしてしまったときにも役立ちます。水に少量加えて混ぜ、スプレーボトルに入れます。そして吹きかけて拭き取れば、ヌルヌルを残さず片づけられますよ。
ラップやビニール袋でこする
浸け置き後にスポンジを使いたくないときは、流水で流しながらくしゃくしゃにしたラップやビニール袋でこするのもいいでしょう。
ビニールがネバネバを絡み取ってくれるので、簡単にツルツルになりますよ。使ったあとはそのまま捨てられるので、片付けも楽チンです。仕上げにスポンジを使って洗ってくださいね。
納豆以外の「めんどくさくない食器の洗い方」は、こちらもご覧くださいね。
納豆は手軽に食べられる食材ですが、片付けが面倒ですよね。でも紹介した方法を実践すれば、もうネバネバに悩む必要はありません。さっそく試してみてください!