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年末大掃除、最低限これだけでOK!忙しくても清々しく年越しする方法

掃除・洗濯・お手入れ
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年末といえば大掃除ですよね。でも何かと予定が入りやすく忙しいため、大掃除の時間をとるのが難しいのではないでしょうか。

こんにちは、カーサミアライターのいずみです。クリンネスト1級の資格を持っており、さまざまなお掃除情報を発信しています。

今回は「忙しい年末にこれだけはやりたい!」というお掃除をご紹介します。普段なかなかお手入れしないこの2ヵ所を掃除すると、家と心がすっきりと明るくなり、気持ちよく年越しできるはずなので、ぜひ試してみてくださいね!

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年末の最低限大掃除1:玄関

玄関には皮脂や砂埃、泥などがあるので、汚れに合わせて掃除する│イメージ画像:写真AC

玄関は手あかやホコリのほか、外からの砂などの汚れもあります。ドアとたたきに分けて掃除しましょう。

ドアの掃除方法

ドアには皮脂と砂埃の両方が付いているため、汚れに合わせたお手入れをする必要があります。

step1:ドアの枠やサッシの砂を取る

ドアを開け、金具部分やサッシの砂埃をブラシで払います。

次にドアの枠を上から下に向かって乾拭きし、砂埃を落としましょう。拭き終わったらドアを閉めてくださいね。

step2:ドア内側の砂埃と皮脂汚れを落とす

ドアの内側を上から下に向かって乾拭きしましょう。拭き残ししないよう、コの字に拭くのがおすすめですよ。

手あかなどの皮脂汚れが気になるときは、セスキスプレーを吹きかけて拭くとさっぱりします。その後クエン酸スプレーでも拭けば、中和と除菌ができますよ。最後に水拭きしてくださいね。

ドアノブや鍵には手あかが付いているので、最初からセスキスプレーで拭き上げましょう。ドアの場合と同じようにクエン酸スプレーでも拭き、白残りしないよう水拭きで仕上げます。

水拭き後すぐに乾拭きすると、水の跡が残らずピカピカになりますよ。

step3:ドア外側の砂を取る

ドアの外側は砂埃が多いため、まずは使い捨ての乾いた布で汚れを落とします。そのあとに水拭きで拭き取ってください。

たたきの掃除方法

たたきの主な汚れは砂埃ですが、こびりついて簡単には落ちない泥汚れが付着していることも。必要に応じて掃除アイテムを使い分けましょう。

step1:巾木のホコリを落とす

まずは靴をしまい、できるだけたたきに物がない状態にします。準備ができたら巾木を乾いた布で拭きましょう。

筆者がいつも使っているのは「サッサ」です。程よいかたさがあるため、めくれることがなく扱いやすいですよ。しかもホコリをからめとる力が強いので、一度なぞるだけで巾木掃除が完了するんです。

フローリングワイパー用のドライシートなども使ってみましたが、サッサの方が断然キレイに仕上がりますし短時間で終わりました。ぜひ使ってみてください!

step2:砂埃を掃く

砂埃があるときは、まず掃き掃除から行います。このときに便利なのが新聞紙や重曹です。

新聞紙の場合は、濡らしたあとちぎってたたきに撒きます。重曹は粉のままたたき全体に撒いてください。そのあとほうきで掃くと、砂埃を吸着して一緒にキレイになりますよ。

step3:タイルの汚れを落とす

砂がなくなったら、コの字に水拭きしていきましょう。泥が付着していて水だけでは取れない部分は、重曹ペーストを使います。

重曹に水を少し加えてペースト状にし、汚れに塗ってからブラシでこすり洗いします。その後しっかり乾燥させたら、ほうきで掃くだけでOK!

黒ずみやシミが気になるところにはメラミンスポンジが役立ちます。セスキスプレーやアルカリ電解水を吹きかけてからこすってくださいね。大理石には使えないので要注意です。

タイルの網目に泥汚れがこびりついている場合は、デッキブラシを試してみてください。水を撒いてからデッキブラシでこすり、仕上げに水で流すか水拭きで拭き取れば汚れが落ちるでしょう。

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年末の最低限大掃除2:照明器具

ホコリを取ったあと、セスキ水やクエン酸水で拭き掃除する│イメージ画像:写真AC

照明器具を掃除すると、部屋全体がパッと明るくなります。新年を迎える前にぜひお手入れしておきたい場所です。

照明掃除の注意点

イスに乗って掃除するときは、安定性があり、丈夫なものを選んでください。三脚やキャスター付きなどは絶対に避けましょう。

掃除をはじめるとイスを移動させるのが面倒に感じるかもしれませんが、「手が届きそう」と思っても身を乗りだすのは危険です。イスをこまめに動かし、無理のない姿勢を心がけてくださいね。

また、照明の電気を切ってから行うことも忘れないようにしましょう。

照明器具の掃除方法

ホコリが多い場合は、まず乾いた布やドライシートでホコリを拭き取ります。次に布にセスキ水を含ませ、照明全体を拭きましょう。クエン酸水でも拭き、中和と抗菌をします。水拭きで仕上げれば完了です。

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「最低限の大掃除」に使うもの

今回紹介するお掃除で使ったものは、こちらです。

重曹の激落ちくん 粉末タイプ 1kg
レック(LEC)
¥999 (¥1 / グラム)(2024/11/21 11:34時点)
クエン酸の激落ちくん 粉末タイプ 400g
レック(LEC)
¥940 (¥2 / グラム)(2024/11/21 11:34時点)
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来年の大掃除は、秋からはじめよう

大掃除は年末ではなく秋にはじめるのがおすすめ│イメージ画像:写真AC

気持ちよく新年を迎えるため、大掃除では「普段はあまりやらないけれど、キレイになったら清々しい気分になれるところ」に取り組むのがおすすめです。とはいっても年末は何かと忙しく、掃除の時間をとるのが難しいですよね。

そんなときは、秋から大掃除をはじめてみましょう。秋は掃除にぴったりの季節ですし、新年に向けてゆっくりと進められますよ。詳しいメリットはこちらの記事を参考にしてください。

大掃除はいつやるべき?年末より【9月】に、掃除のプロはやってます
大掃除といえば年末のイメージですよね。でも実は、大掃除に最適な季節は「9月」なんですよ。今回は、クリンネスト1級の資格を持っており、さまざまなお掃除情報を発信している私が、今回は大掃除にぴったりな時季と、やるべき掃除をご紹介します。大掃除に最適な季節は秋です。特に、汚れが落ちやすく水の使用が苦にならない残暑の頃がいいでしょう。本格的な暑さは和らぐとはいえ、まだ暖かさが残る9月。この時季は油汚れが落ちやすいんです。油は冷えると固まってしまい、落とすのにとても苦労します。寒くなって固まる前に落としましょう。冬に比べると水が冷たくないのも嬉しいポイント。残暑のうちに水を使う掃除を済ませておくのがおすすめです。また、洗剤を使ったりホコリを取ったりしたときなど、掃除には換気が必要な場面が多くあります。しかし寒い季節だと窓を開けるのもひと苦労ですよね。冬ではつらい換気も、秋なら気持ちよく行えますよ。さらに年末に比べて暖かく、日が長い秋なら、洗濯物が早く乾きます。大掃除では洗濯の回数が増えがちなので、暖かいうちに効率よくやってしまいましょう。日本の梅雨や夏は湿度が高いので、カビが繁殖しやすいです。残暑にカビ掃除をすることで、冬までため込むことなく除去できます。9月から大掃除をはじめれば、年を越すまでたっぷりと時間を使えます。少しずつ進められるので、負担もかかりませんよ。それに年末はごみの回収業者やクリーンセンターがお休みのため、不用品を捨てられない可能性があります。早く掃除を終わらせたいのに、なんだかすっきりしませんよね。秋の大掃除ならスケジュールを気にしなくていいので安心ですよ。秋は衣替えのシーズンでもありますよね。整理をしつつ掃除もできるので、秋の大掃除は一石二鳥ですよ。ぜひ今から少しずつはじめてみてくださいね!

忙しい年末には、最低限玄関と照明器具の大掃除をやってみましょう。この2つだけでも、家と心がすっきりと明るくなるはずです。試してみてくださいね!

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