カーサミアでは一人暮らし女子の「リアルな暮らし」を知るべく、ライフスタイルに関するアンケートを行っています。
現時点での回答者は20~50代の一人暮らし社会人女性。正社員をはじめ様々な勤務形態の方がいらっしゃいます。首都圏在住の方を中心に、日本全国からご参加いただいています。
そのアンケート結果を発表する当シリーズ。第13回めは、一人暮らし女性の「防災」に関する回答をピックアップしてお届けします。
防災への備えはできている?ハザードマップは見た?などのリアルなアンケート結果です。まだ対策していない人は、このアンケート結果をきっかけに少しでも対策を始めてくださいね。
一人暮らし女性アンケート結果【防災】
防災への備え、していますか?
「している」と「しようと思っている」が同率の41.0%でした。
防災への備えをしていない方は17.9%と少数派です。
全体として、防災を意識している方が8割超という言い方もできますが、その一方で「意識している方の半数」が「まだ備えられていない」と見ることもできます。
災害への備えは、どこから準備すればいいのか…と思ってしまう部分もありますよね。
災害時の避難先を把握していますか?
全体の過半数にあたる56.4%の方が、緊急避難先を把握していました。これは災害への備えを「している」という方よりも多い数字です。
備蓄品などの準備ができていなくても、通勤経路や近所の避難所を目にして、把握しているケースがあるかもしれません。
ハザードマップを見たことはありますか?
「家を選んだ後に見た」という方が53.8%と過半数。「ちゃんと見たことはない」という方が28.2%で続きます。
2020年8月から、住まいの契約時、重要事項説明で「水害ハザードマップの説明」が義務化されました。しかし、「見て今の家を選んだ」という方はわずか5.1%です。
2020年8月以前から今の家に住んでいる方は、ぜひお住まいのエリアのハザードマップを確認してくださいね。
お部屋選びの段階でハザードマップ見ていることが理想ですが、住んだ後で見ることにも意義はあります。意外な場所で浸水予測が出ているかもしれません。知っていれば早めに避難するなどの対策を取ることもできるでしょう。
災害が起きたあとで「知っていればもっと対策できたのに」となってしまうのはリスクが大きいです…!
ハザードマップの確認は、無料でできる防災対策です。ぜひ調べてみてくださいね。
一人暮らしで被災することをどう思いますか?
「不安」と感じる方が64%と最多でした。
一方で準備済みのため不安がないという方も15%いらっしゃいました。不安がないと思えるまで準備していることは素晴らしいです!
前掲の回答と比較すると、「災害への備えをしている」という方でも「不安」と感じている方も多くいらっしゃるようです。災害は予想を超える形・規模で訪れることもありますから、どんなに準備しても不安…という感じ方も正しいと思います。
「考えたことがなかった」方も、この機会に一歩ずつ準備を始めていただきたいと思います。
どんな形の準備も、なんらかの形で役に立つはずです。
どうか日頃から備えてくださいね。
今回の集計では、多数派な「一人暮らし女性の【防災】事情」は、以下のようになることがわかりました。
一人暮らし女性の【防災】事情
- 防災への備えは「している」または「しようと思っている」
- 災害時の避難先は「把握している」
- ハザードマップは「現在の家を選んだあとに見た」
- 一人暮らしで被災することは「不安」
一人暮らしの防災については、カーサミアでも記事を掲載しています。
これから備えをしようという方は、参考にしてくださいね。