この記事では、「一人暮らしの部屋にテレビをどう配置すればいいの?」という方に向けて、レイアウトのポイントや例をご紹介します。
こんにちは!限られたスペースを有効活用するのが得意な、カーサミアライターの春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かし、一人暮らしの方に役立つ情報を発信しています。
テレビの配置を考えるときは、ソファやベッドからの距離や高さ、窓からの光や照明の当たり方などを意識することが大切です。
一人暮らしのお部屋を、より心地よい空間にしたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
質問:一人暮らし、テレビの配置はどうすればいい?レイアウトの仕方を教えて!
一人暮らしで部屋が狭く、テレビの配置に困っています。限られたスペースを有効活用しつつ、ソファやベッドから見やすくレイアウトする方法を教えてください。
テレビを見るシーンをイメージしながら配置を考えよう
テレビの見方によって、ベストな配置は変わってくるため、「どういった状態で視聴したいのか」をイメージすることが大切です。
例えば「テレビを見る時間帯はいつが多いのか」「視聴するときの体勢は、座ってなのか寝転がってなのか」など、普段の自分の様子を思い浮かべてみてくださいね。
一人暮らしでテレビの配置を考えるときのポイント
ここでは、一人暮らしでテレビの配置を考えるときに、意識したいポイントを解説します。
見る場所との距離
テレビを見る場所からテレビまでの距離は、見やすい配置を考えるうえで重要です。近すぎると目が疲れやすくなったり、遠すぎると見えにくかったりする可能性があります。
目安となる距離は、2Kテレビの場合「テレビ画面の高さ×3倍」です。
例えば、テレビ画面のサイズが24インチであれば、テレビ画面の高さ約30cmとなり、以下の式で計算できます。
30cm(テレビ画面の高さ)×3倍
=90cm(見る場所とテレビとの距離)
テレビの高さ
テレビからの距離だけでなく、テレビの高さも見やすさに関わります。
テレビ画面を見上げるような高さだと疲れやすい傾向にあるため、目線より低い位置に置くのがおすすめです。
低いタイプのテレビボードを使用するか、テレビボードが高めの場合は、クッションなどで座る高さを調節すると良さそうです。
窓からの光の当たり方
テレビは、窓に対して直角に置くのが一般的です。「外からの光で、画面が光って見えづらい」といった状況を防げます。
とはいえ、「昼間テレビを見ることが多いけれど、間取り上どうしても直角に配置できない」という人もいるでしょう。そういった場合は遮光カーテンやブラインドを活用することで、明るさを調節できます。
照明の位置
夜にテレビを視聴することが多い人は、照明の位置も考えながらテレビを配置するのが理想です。
テレビとソファの間に照明が入らない場所にレイアウトしたり、調光機能付きの照明器具を使用したりすることで、明るくなりすぎるのを防げます。
【部屋の広さ別】一人暮らし向けのテレビの配置例
ここからは、一人暮らし向けのテレビ配置の例を、部屋の広さ別に2パターンご紹介します。実際のレイアウトを考えるときの参考にしてくださいね。
1K・ワンルーム|窓に対して直角に置く
上の画像は、ベッドをソファの代わりにして、腰掛けた状態でテレビを見る場合のレイアウト例です。
窓に対して直角にテレビがくるよう配置し、外からの光によって画面が見えづらくなるのを防ぎました。
なるべく部屋を広く見せたい場合は、窓を遮らないようにテレビを置く他、以下のようなスタンドを使用し、テレビを壁に掛ける方法もあります。
テレビボードを置く必要がなく、限られたスペースを有効活用できます。
1LDK|リビングスペースを中心に考える
1LDKの場合は、リビングスペースを中心にテレビの配置を考えるのがポイントです。
上の画像は、ソファとダイニングテーブル、どちらからでも視聴しやすいように意識してレイアウトしました。
窓に対して直角にテレビを配置すると、窓をふさいでしまったり、間取り上どうしても置けなかったりする場合は、上の画像のようにコーナー部分を活用するのも方法です。
また、テレビの配置を考えるときは、動線も考慮しましょう。大まかにレイアウトを決めたあと、部屋の中を移動しにくくないか確認してみてくださいね。
- Q一人暮らし、テレビの配置はどうすればいい?
- A
限られたスペースを有効活用しながら、見やすい場所にテレビを置くには、以下をチェックしましょう。
・見る場所との距離
・テレビの高さ
・窓からの光の当たり方
・照明の位置なお、窓に対して直角にテレビを配置するのが基本ですが、置き場所がない場合は、コーナー部分を活用する方法もあります。