うっかり割ってしまった食器は捨てるしかないけれど…実は、陶器ってそのままでは土に還らないって、知っていましたか?
こんにちは!カーサミアライターのあんどうです。
今回は使わなくなった食器をリサイクルしてできた、地球にやさしいお茶碗を紹介します!
ふんわりナチュラルなデザインの食器が好きな方も、最後までお見逃しなく♪
使わなくなった食器の生まれ変わり!リサイクル土でできた環境にやさしいお茶碗が新発売
リサイクル土でできた、サステナブルなお茶碗「り お茶碗」をご紹介します。
毎日のように食卓で使うお茶碗。その原料となる土は、地球を削ってできる有限の天然資源です。
この食卓がいつまでも続きますように…。そんな願いをこめて「り お茶碗」の販売が開始されました。
食器から食器へ
不燃ごみとして捨てれられる陶器はいつまでも土には戻りません。
そこで岐阜県美濃焼の窯元では、使わなくなった陶器を粉砕しもう一度、原料として利用する、サステナブルな取り組みが積極的に進められています。
マットな仕上がり
お茶碗にあえて残したリサイクル土はさらさらした触り心地。リサイクル釉薬(ゆうやく)は地球の自然を表すかのような穏やかなマットな色味。
思わず触れたくなるような、優しい風合いです。
一つ一つ職人さんが手作りしているので、釉薬による表現やお色味が多少異なるそう。表情の違う個性として楽しめますね。
リサイクル の”り”
高台裏には商品名になっている「り」の文字が。
リサイクル、リユース、リデュースと、繰り返しを意味する言葉「Re(り)」。小さな子供からお年寄りまで読める名前です。
ひらがなってどこか優しい雰囲気をもっていますよね。みんなが知っているひらがなのように、ものを大切に使うことも当たり前になりますように。
不可能を実現する、窯元の技術力
「り お茶碗」に使用している、リサイクル率が70~90%の釉薬は、非常に珍しくここまでのリサイクル成分を使用した食器は、まだ世にほぼ出回っていないそうです。
なぜなら、リサイクル成分が入ることで、常に高度な温度調整技術が必要になるから。リサイクル釉薬は、毎回違う成分で構成されるため、温度調節も毎回異なるのだとか。
リサイクル成分が70~90%入っている釉薬で、これほど発色の良いものを作るのは、不可能に近いと、他の食器メーカーからも称賛されているそうです!
色味がしっかり出て、食器に使用できるリサイクル釉薬を作る技術も、そのリサイクル釉薬を窯で焼く温度管理技術も非常に優れていて、真似をするのは大変困難とのこと。
「り お茶碗」を作っているのは岐阜県の土岐市にある窯元「晋山窯ヤマツ」。
チャレンジ精神に満ち溢れ、焼き物への熱量と、新たな挑戦を快く受け入れる優しさを持った熟練職人のご夫婦と、スタッフの方々です。
ちょうどいい大きさ
一般的なお茶碗一杯の量が150gだそうです。Sサイズは小さいお子様から女性に、Mサイズは大盛りご飯にもぴったりです。
Mサイズは大人の男性でも大満足。いっぱい食べたい女性も大満足です!
Sサイズは女性の手に程よく収まるサイズですが、深さがあるのでご飯の量を調節できますよ。
自然を感じる4カラー
川のように穏やかなリバーネイビー。
お花のようにかわいらしいフラワーピンク。
石のように落ち着いたストーングレー。
葉っぱのように優しいリーフグリーン。
それぞれ自然をモチーフにした4色展開です。
商品詳細
詳しくはこちらをご覧ください!
公式通販:https://www.tranparan.jp/c/kitchen/dish/bowl/rebowl
使わなくなった食器を粉々にして、もう一度土に混ぜてお茶碗として生まれ変わらせるなんて、アイデアが素敵です♪
しかも釉薬もリサイクル。ふんわりと優しい色合いで、食卓が楽しくなりそう。職人さんによる手作り感も、私だけのお茶碗という感じがして、ワクワクしますね!
お茶碗としても、ちょうどいいサイズ感で重宝すること間違いなしです。
「り お茶碗」で、食卓からサステナブルな取り組みをはじめましょう♪