この記事では、「細長い1Kの部屋をどうレイアウトすればいいか分からない」という方に向けて、インテリアのプロがコツや実例をご紹介します。
こんにちは!限られたスペースを有効活用するのが得意な、カーサミアライターの春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かし、一人暮らしの女性に役立つ情報を発信しています。
細長い1Kの部屋をレイアウトするときは、床面がなるべく見えるように家具を置くのがポイントです。空間にゆとりができ、窮屈に感じにくくなります。
限られたスペースを有効活用してゆったり過ごしたい方は、ぜひチェックしてくださいね。
質問:細長い1Kの部屋、レイアウトのコツは?
細長い1Kの部屋で一人暮らしをしています。
6畳しかないことに加えて、家具の置き方も悪いのか、圧迫感が気になります。限られたスペースでもゆったり過ごせるレイアウトのコツを教えてください!
床面がなるべく見えるように家具を配置しよう!
床面が見えるように家具を配置することで、視覚的な余白が生まれ、部屋が広く感じられます。
特に、スペースが限られている6畳の細長い1Kでは、中央に空間をつくるだけでも開放感がアップするでしょう。
床面を見せる具体的な方法は以下の通りです。
家具を壁に寄せて配置する
家具を壁際に置くことで、部屋の中央に余白が生まれます。
必要最小限の家具で生活する
あれもこれも家具を置かず、必要最小限にとどめることで、床が見える面積が増え、開放感がアップします。
収納付きの家具や、壁面収納を活用する
ベッドやソファといった収納付きの家具や、壁面収納を活用すれば、床にものを置く面積を節約しながら、収納スペースを確保できます。
収納付きのベッド
収納付きのソファ
壁面を有効活用できる突っ張りラック
細長い1Kの部屋、レイアウト実例
細長い1Kの部屋で、できるだけ床面が見えるようにレイアウトするには、家具の中でも置き場所をとりがちな、ベッドの位置がポイントです。
ここからは、具体的な例を2つ解説します。
ベッドを壁と平行にレイアウトした例
上のレイアウト図のように、ベッドを壁と平行に配置すると、部屋の中央に空間ができ、視線が抜けて、ゆったりして見えます。
ベッドが窓をふさがないため、自然光が入りやすいのも、開放感を演出するポイントです。
また、ベランダへのアクセスがスムーズなので、洗濯物を外に干す人にもおすすめのレイアウトです。
ベッドを窓際に寄せて配置した例
上の画像は、ベッドを窓際に寄せて配置することで、部屋の中央にくつろぐためのスペースを確保したレイアウト例です。
ラグや間仕切り、ソファでゾーニングすると生活にメリハリを付けやすくなります。
ただし、ベッドが窓をふさぐため、ベランダに洗濯物を干す機会が多い方は、やや不便かもしれません。自分のライフスタイルに合ったレイアウトを取り入れましょう。
- Q細長い1Kの部屋、レイアウトのコツは?
- A
以下の工夫によって、床面が見えるように家具を配置すると、空間に余白が生まれ、開放感がアップします。
- 家具を壁に寄せて配置する
- 必要最小限の家具で生活する
- 収納付きの家具や壁面収納を活用する
限られたスペースを有効活用し、ゆとりのある空間で一人暮らしを満喫してくださいね。