一人暮らしをしている友人達からよく相談されることがあります。それは「食材のやりくりがわからない」ということ。
料理しようと意気込んで、滅多に使わないハーブを買って腐らしてしまう。冷蔵庫に食材はあるのに、何を作ればいいのかわからない。作っている最中にボリュームが少ないことに気づく…。そんなお悩みを今まで沢山聞いてきました。
こんにちは。笹野と申します。普段は、管理栄養士の資格を活かしつつ、フードスタイリストとして勤務しています。幼い頃から料理が好きで料理歴は20年以上!
今回は、私がおすすめする一人暮らしやりくりお助け冷凍食材を3つ紹介します。上手に使って、食費を節約しつつ、栄養バランスのいいごはんを食べてくださいね。
どんな料理にも使える万能選手!きのこ
野菜の冷凍保存も一般的になってきましたが、その中でも特に便利なのがきのこ。1年を通して大きさと価格も安定しているので、家計の大きな味方でもあります。
洋食・和食・中華などジャンルを問わずに使える、味の懐の広さもいいですよね。
冷凍保存の仕方はとても簡単です。お好きなキノコをお好みのサイズにカットしてジップロックやタッパーなどの容器に入れて冷凍するだけ。面倒な下処理等は必要ありません。
野菜炒めに入れたり、味噌汁、カレーに使ったりなどちょっとボリュームが足りないときや味が決まらないときに冷凍のままポンと追加できる手軽さも魅力。ツナと一緒にキノコを炒めてパスタを作ったりしても美味しいです。
さらに、冷凍してから加熱すると、旨味が増すと言われていますから冷凍保存しない手はないですよね。しめじ、えのき、まいたけ、エリンギなどが使いやすくておすすめです。
困った時のもう1品に!油揚げ
フードスタイリストとして勤務するようになって学んだことが、「油揚げは冷凍保存する」ということ。袋ごと冷凍しておいて、使うときは冷凍したまま好きな大きさにカットできます。
私は、ザクザク切ってカットわかめと一緒に味噌汁に入れるのをよくやっています。すぐにできるので便利ですよ。他にも、野菜炒めにプラスしてコクとボリュームを足したりと何かと便利です。
そのままトースターで焼いて、醤油とかつお節をかけるだけで簡単おつまみにもなります。
火を使わないで食べられるのが魅力!うどん
冷凍食品の中でもうどんは大人気。茹で時間が乾麺よりも短く、なんといっても電子レンジ調理が可能なところが大きなポイントです。
こちらは、電子レンジでチンしたうどんに納豆と卵黄、ネギをのせただけのぶっかけうどん。5分もかからないで作れちゃいます。
他にもざるうどんや焼うどんなど主食として使うのもいいですし、鍋のシメや汁物のボリュームを出したい時にもいいですよね。
パンやご飯、ベーコン、ほうれん草、しらすなど冷凍しておくと便利なものは他にも沢山あるので自分なりの冷凍ストックを作ってみてください。
慣れてきたら缶詰めやカットわかめなどの乾物のような長期保存の効くものと組み合わせて簡単な「困った時レシピ」を作っておくのもおすすめです。きっと毎日の献立作りを助けてくれますよ。