レタスの外葉は固い、苦いと捨てていませんか?もしそうだとしたら、ちょっと待って!
今回は、食物検定1級保持のカーサミアライターの山本がほんのひと手間でできる「レタスの外葉の固さ・苦みを取る方法」を解説します。
外側の1枚は大きいので、無駄なく活用できると嬉しいですよね!美味しく食べられるおすすめレシピもご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
レタスの外側の葉、捨てる?捨てない?
結論からいうと、スーパーなどで売っているレタスの外葉は捨てなくて大丈夫です!その理由は、通常は出荷前に「本来の外葉」は捨てているから。
販売しているときには既に外側の葉は外葉ではない場合が多いんです。
もちろん外側の葉も美味しく食べられますよ。
苦いから捨てる?
レタスの外側の葉は内側より色が濃く、味も濃いのが特徴です。そのため、その分苦みや青臭さを強く感じやすいので捨てていた人も多いのではないでしょうか?
そんな外側の葉、美味しく食べられるならありがたいですよね。
農薬が気になるから捨てる?
レタスの外側の葉を捨てていた人の中には、農薬が気になって捨てていた人もいるかと思います。実は農薬はほとんど気にする必要はなく、汚れなどの付着をしっかり洗えば大丈夫なんです。
洗うときはボウルに水を溜めてジャブジャブ洗うときれいになりますよ。
レタスの外葉を簡単においしくする方法
生で食べる印象のレタスですが、実は火を軽く通すと、やわらかく甘くなるので食べにくい外葉は加熱しましょう。そのままよりちょっと熱を加えると、食べやすくなりますよ!
外葉をサラダに加えるなら、今から紹介する方法で下処理すると簡単です。下処理したら細かくカットしてサラダに加えると美味しく食べられます♪
塩ゆでして美味しく食べる
- お鍋に塩を一つまみいれて沸騰
- サッとくぐらせて色が鮮やかになればOK
レンジ調理で美味しく食べる
- レタスの外葉を洗ったら水分がついたままお皿に置く
- ラップをふんわりとしたら500wで10~30秒レンジ調理(お好みの硬さになるまで)
レタスの外葉を生で食べるには?
どうしても生で食べたい場合は、そのままでは少し固く感じるので食べやすくしていきます。
サラダで食べる場合は葉の部分は小さくちぎるとOK。ですが芯部分は繊維が気になるので繊維を断ち切るようにするのがポイントです。
※レタスはハサミや包丁などの鉄が断面にあたると酸化してピンクになってしまうので注意。できるだけ手でちぎって小さくしましょう。
レタスの外葉を加熱して使う、おすすめ料理
また、レタスの外葉は、キャベツや白菜の代わりに使うこともできます!固いからこそ食感のアクセントにもなって美味しく食べられるんですよ。
調理中に火を通すので、先ほど紹介したような下準備は不要です♪
レタスの外葉がアクセントの炒飯
レタスが入って炒飯は私もよく作るおすすめ料理です。味付けはお好みで、最後の仕上げ前にちぎったレタスを入れて軽く炒めるといいですよ。
彩りにもなるし、シャキシャキの食感が楽しめるのでいつもの炒飯がひと味変わります。
レタスの外葉みそ汁
いつものみそ汁やお鍋の白菜の代わりにもレタスは活用できるんです。白菜のようにしっかり火を通す必要がないので、食べるちょっと前に入れるとすぐに完成します。
レタスの外葉のしゃぶしゃぶ
だしスープにしゃぶしゃぶの要領でくぐらせると、ほどよくしんなりしたレタスがとっても美味しいんです。だしをくぐらせたレタスは甘味がでて食べやすくなりますよ。
レタスの外葉で餃子
餃子は好きだけど匂いが気になる、そんな人はにらの代わりにレタスの外葉を使用してみてはいかがでしょうか?ニラと比べるとアッサリした味わいになるので何個も食べたくなっちゃいます。
- Qレタスの外葉を美味しく食べる方法は?
- A
火を通せば甘さが出て苦味がとれます。また固さも気にならなくなり、美味しく食べられます。軽く熱湯を通したり、レンジでチンしたり、スープや炒め物など加熱する料理に活用して、捨てずに利用してくださいね。
レタスの外葉は基本的に食べられるので捨てなくて大丈夫。なるべく捨てる部分を減らすことでサステナブルに暮らせます♪
いつものキャベツや白菜をレタスで代用して、ちょっと違う味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。新たな料理の可能性が広がるかもしれません。