ピーマンが苦手な理由としてよく苦みが挙げられます。この苦み、実は切り方で軽減されるんです!
こんにちは、食物検定1級保持のカーサミアライターの山本です。苦手な食材でも美味しく食べられる方法などを発信しています。
今回は、ピーマンの苦くない切り方をご紹介します。といっても難しい切り方をするわけではありません。本当に簡単なひと工夫で、今からが旬のピーマンをぜひ美味しく食べてくださいね!
質問:ピーマンの苦みが苦手。どうにかできる?
ピーマンが苦手でいまだに食べられません。あの苦味が克服できません。苦味を抑える方法を知りたいです。
回答:ピーマンの苦みは独特ですよね。実はピーマンの苦みを抑えるには切り方が関係しているんです!
ピーマンの独特な苦み、子どもだけではなく大人でもちょっと得意ではない人も多いですよね。ピーマンには苦み成分があるので、それをなるべく感じさせないような切り方、実はあるんです!
ピーマンの繊維がポイント
ピーマンの苦み成分は細胞を潰すことで感じやすくなります。そこで極力細胞を潰さないように、繊維に沿って縦に切ると苦味成分が出にくくなるんです!
苦くない切り方は縦切り
横切りは繊維を断ち切れるので柔らかくはなりますが、味を優先するなら縦切りです。細さで大きさを調製して料理に使いましょう。
ピーマンが苦くない切り方と注意点
ピーマンを切る方法は様々ですが、なるべく繊維を潰さない方法を解説していきます。私はいつもこの方法でやっていますが、切り方はコツを覚えると簡単です♪
種まで取れる簡単な切り方
1.まな板に置かずに手でもつ
2.縦に包丁を入れてカット(右手の親指でピーマンを固定しながら押し込むように切っていく)
3.真ん中の種にあたらないように周りをカットしていくと種が散らばらない
4.好みの細さに縦にさらにカットしていく
包丁はよく研いだものを
ピーマンを切るときに気を付けてほしいのが包丁の刃の切れ味。
研げていない包丁だと繊維がつぶれやすいので、縦に切っても苦みを感じやすくなってしまいます。
また、ピーマンを持って切るときも研いだ包丁でないと切りにくいので、切れ味が悪い包丁は事前に研いでおきましょう。
ピーマンが苦手でも食べられるおすすめレシピ
最後に、旬のピーマンを活用したおすすめレシピを紹介します。
チンジャオロース
縦切りにしたピーマンの王道レシピ!縦に細切りにすることと、味つけをしっかりすることで苦みが気になりにくくなります♪
ピーマンのポン酢炒め
ピーマンがメインのおかずですが、ポン酢でさっぱりと食べられるのでおすすめです。シンプルだけど風味豊かで意外と食べやすいんです!
作り方は簡単、ごま油をひき、細切りにしたピーマンを炒めて、ポン酢で味付けするだけ。
フライパン1つですぐできるところも魅力ですよ♪
スティックピーマン揚げ
フライドポテトのピーマンバージョン!まずは細切りにしたピーマンをビニール袋に入れて、醤油と顆粒コンソメで下味をつけます。袋の中に片栗粉を入れよく振り、ピーマンにまぶしたらカラっと揚げ焼きしましょう。
おつまみ感覚で食べやすいスティックピーマンの完成です!揚げ焼きすることで甘味がでて美味しく食べられますよ♪
- Qピーマンの苦くない切り方は?
- A
ピーマンは繊維に沿って「縦切り」にカットすることで、苦みを感じにくくすることができます。
また、使う包丁は切れ味のいいものを使うのがポイントです。
ピーマンは切り方ひとつで苦みの出方が変わるので、苦手な人はぜひお試しください。
これがきっかけで食べられるようになればうれしいです。これからが旬のピーマンをぜひ食卓に取り入れてみてくださいね!