たまには作り置き、してみようかな…?
初めての作り置きにもおすすめの、かんたん「鶏ハム」レシピ、教えてもらいました!
作り置き、していますか?節約や時短に、さらには栄養バランスを整えるのにも役立つ作り置きですが、作り置き「する派」と「しない派」に分かれるのではないでしょうか。
こんにちは。管理栄養士ライターの広田です。一人暮らしの経験を活かして、一人暮らしの女性の役に立つ“簡単おいしい栄養◎”なレシピをお伝えしています。
今回は、普段は作り置き「しない派」の方でも作ってみたくなる、鶏ハムのレシピをご紹介します。長期連休など、時間に余裕があるときに作り置きにチャレンジしてみるのもおすすめです。ぜひ試してみてくださいね。
基本の鶏ハムのレシピ
簡単に作れてアレンジも自在で飽きにくい、鶏ハムの基本の作り方をご紹介します。今回使うのは、100g100円以下の手頃な価格で手に入る鶏胸肉。パサつきがちな鶏胸肉は、鶏ハムにすることで驚くほどしっとりして、おいしくいただけますよ。
鶏ハムは鍋で作る方法もありますが、今回は炊飯器の保温機能を使った作り方をご紹介します。炊飯器の方がしっかりと火が通りやすいので、作り置きにも安心です。
材料(作りやすい分量)
鶏胸肉・・・1枚
塩・・・小さじ1/2
冷凍用保存袋・・・1枚
作り方
①鶏胸肉は皮を取り、冷凍用保存袋に入れ、塩を振って袋の上から手でもむ。そのまま常温で30分ほど置いておく。
②①を炊飯器の内釜に入れる。お湯を沸かし、上からたっぷりの湯をそそぐ。鶏胸肉が浮かないよう、食器などを被せておく。
③炊飯釜を炊飯器にセットして保温モードにし、1時間~1時間15分保温する。
④冷凍用保存袋に入れたまま流水で冷まし、食べやすい大きさにカットする。
レシピのコツ
鶏胸肉は必ず常温に戻しましょう。冷蔵庫から出してすぐの冷たいままだと、お湯の温度が下がり過ぎてしまい、火が通りにくくなります。炊飯器の保温モードの温度設定を選べる場合、「高」を選びましょう。薄い鶏胸肉の場合は1時間、厚めの鶏胸肉や、2枚同時に調理したい場合は1時間15分ほど保温してください。
加熱不足による食中毒を防ぐため、絶対に保温時間を短くしないでくださいね。詳しくは下記の記事をご覧ください。
ポイント
一定の温度で火を通すため、中までしっかり火が通ります。低温調理なので肉が硬くならず、しっとりと仕上がりますよ。
保存方法
鶏ハムは冷蔵保存なら3日ほど保存ができます。塊のまま保存しておき、使うたびに切り分けるか、まとめてスライスしておくのも、どちらでもOKです。まとめてスライスする場合、清潔な調理器具を使いましょう。密閉できる保存容器や袋に入れるか、ラップにぴったりと包んで乾燥から守ってあげてくださいね。
また冷凍保存も可能で、3~4週間ほど保存できます。スライスしたものをラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。解凍は電子レンジの解凍モードを使うか、冷蔵庫で自然解凍しましょう。
このまま食べてもおいしい鶏ハムですが、アレンジすればもっとおいしく&その日の気分で味つけを変えて楽しめますよ。鶏ハムのアレンジレシピも紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
日持ちするから、連休前にまとめて作り置きして、連休中にのんびり食べるのもいいですね♪
気分に合わせて自由自在❤︎鶏ハムアレンジレシピはこちらです。