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「毎日自炊で、食費は月1万!」意気込んだ新卒女性が反省したこと【一人暮らしエッセイvol.109】

一人暮らしエッセイ
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節約は「バランス」が大事

わたしは新社会人になったタイミングで始めて一人暮らしに挑戦しました。
初めての一人暮らし。お金の管理も自己責任なので不安もありつつ、気合が入っていました。

そこで、一人暮らしを始める1か月ほど前から、計画を立てました。
毎月の生活費の内訳を考え、日用品代、貯金額や投資等、細かな支出に関して予算を決めていたのです。

当時は新卒、毎月のお給料も額面22万円ほどと、多いわけではありません。貯金や投資をしっかりしたかったので、生活を切り詰めることにしました。

そのため、食費の予算を1万円に設定しました。
今になって考えれば、かなりギリギリで、長くは続かない金額だと分かりますが、当時は大真面目でした。

私は実家暮らしのときから料理が好きでした。
ですから、毎日自炊をしても苦にはならないだろうと考えました。簡単なものを自炊をするのであれば、1万円くらいで収まるだろうと考えたのです。

しかし、いざ一人暮らしを始めてみると、自炊生活の限界はすぐに訪れました。
慣れない一人暮らしに加えて、慣れない環境、慣れない職場。
毎日疲れて帰宅する日々で、自炊をする余裕もなくなっていきました。

食費の「予算1万円」を守るため、安いカップラーメンや安い菓子パンばかりに頼る生活に。

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そうするとみるみるうちに体重が増加していき、一人暮らし開始から半年ほどで、なんと7kgも体重が増えてしまいました。

見た目の変化だけでなく、さまざまな体調不良に悩まされ、さすがにこのままではだめだと考えを改めることにしました。

まず、食費の予算があまりにも少なすぎたと反省しました。
そのため、食費の予算を1万5000円に変更することにしました。増やした5000円の分は、固定費を見直しました。
スマホを格安スマホに乗り換えで3500円削減、電力会社の乗り換えで1500円ほど削減し、5000円を捻出したのです。

さらに、以前から気になっていた作り置きに挑戦することにしました。
SNSやレシピサイトを参考に、ハンバーグやつくねなどの冷凍作り置きおかず。煮卵やナムル、漬物などの冷蔵おかず。
週末にたくさん作り、常に冷蔵庫にストックしておくようにしました。

そうすると仕事帰りにスーパーやコンビニによってカップラーメンやお菓子などを買うこともなくなりました。

作り置き生活を始めると体調もよくなり、1年後には体重もすっかり元に戻っていました。

また、元々好きだった料理がさらに好きになり、趣味と呼べるほどになりました。料理は生活に根差したお金のかからない趣味で、一生ものの趣味だと思うので、好きになれて良かったと思います。

ちなみに、食費の予算は「1万5000円」にしましたが、作り置きをしていると想像していたよりも費用が掛かりません。なんだかんだ言って1万円ちょっとに収まる月がほとんどです。

健康にも節約にも効果的な作り置き生活、今後も長く続けていきたいです。

(エッセイ投稿者:トッチー/女性)

エッセイ募集企画は終了しました。次回の開催をお楽しみに!

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