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お酒好き、自家製果実酒にハマる!「質より量」から「丁寧な暮らし」へ

自炊・料理
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こんにちは、カーサミアライターのあんどうです。

元々お酒は好きだけど、特別関心を持っていなかった果実酒。

ある時、人から梅を分けてもらって試しに梅酒を作ってみたのが始まりで、今では自分だけの果実酒作りにすっかりハマっています。

自家製果実酒は、作り方は意外にシンプルなのに、毎日の暮らしに小さな変化を加えることができておすすめなんですよ。

今回は、私流・自家製果実酒の楽しみ方をお伝えします。

あんどう
あんどう
このエッセイを書いた人

インドアフリーライター。
眼鏡作製技能士1級(旧・認定眼鏡士SS級)です。眼鏡ショップ・コンタクトレンズショップに勤務経験あり。
読書、映画鑑賞、ハンドメイドが趣味。

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質より量から卒業?自分で作る果実酒の魅力

ハマったのは半年前なのに、旬の果物を手当たり次第に漬けていたらすごい量になった果実酒たち|筆者撮影

私が自家製果実酒を始めたのは、通っているハンドメイド教室の先生に梅を分けてもらったことがきっかけでした。

お酒は好きで飲むけれど、それまでの私は「質より量!」というタイプで、いつもちょっぴり?飲み過ぎてしまって日々罪悪感を感じていました(笑)

でも自分で漬けるお酒ならきっと大事に飲むだろうし、丁寧な暮らしをしている感じで罪悪感も減るかも…と思い、人生初の自家製梅酒を試してみることに。

すると、気づけば季節の果物を見つけては果実酒をつけるほど、すっかりハマってしまったのです!

果物×アルコールで楽しむ自家製果実酒とは

自家製果実酒(柿)の仕込みに用意するものはこれだけ!とっても簡単です|筆者撮影

自家製果実酒は、果物をアルコールに漬け込んで作るお酒のことです。

梅が定番ですが、レモン、りんご、プラム、いちじく、梨、枇杷などなど…さまざまな果物を、ホワイトリカーや焼酎など35度程度のお酒と、砂糖(漬けるものによる)を密閉できる瓶に入れるだけと、作り方はとってもシンプル。

ちなみに、35度以上のアルコールを使うのは、果実のエキスの浸出性と保存性を高める目的があります。

また、酒税法で20度以下の自家製のお酒を作ることは禁止されています。

それらの点を踏まえて、果実酒用のホワイトリカーやウイスキー、ブランデー、泡盛などを使用するのがおすすめです(最近は果実酒用にアルコール度数の高い日本酒もあります)。

使用する砂糖の種類も、氷砂糖や黒糖、蜂蜜などお好みで選べます。

浸透圧を利用して果実のエキスを抽出するため、大体果実の重量の2割程度を目安に入れると良いようです(果物自体の糖度にもよるようで、諸説あり)。

果実酒作りで氷砂糖がよく使われるのは、ゆっくりと溶けるのでその分果実のエキスをじわじわ抽出できるためなんですね。

あと、ブドウや穀類をお酒に漬けるのも酒税法で禁じられているので要注意です。

手軽に自家製果実酒を楽しむコツ

自家製果実酒は、専用の大きな瓶じゃなくても漬けられます。

たとえばジャムの空き瓶に梅一粒、お砂糖とお酒を少し入れた「ミニ果実酒」を作るのもいいですね。
これなら、初めての方でも気軽に楽しむことができますよ。

自家製果実酒を作る際に必ず守りたいのは、瓶をしっかりと消毒すること。

煮沸消毒が基本ですが、食品用の消毒アルコールもあると安心です。
私はパストリーゼを使用しています。

そして果物はしっかり洗い、水気を十分に取ること。

これらの準備を丁寧に行うことで腐敗を防ぐことができ、しっかり熟成させることができます。

あとは材料を瓶に入れて、直射日光の当たる場所や高温になる場所を避け、冷暗所に保管するだけ。

梅酒は梅を取り出す人もいますが、私は漬けっぱなしにする予定で、その他の果物は物によって取り出す時期が異なるので、その辺りは調べてみてください。

私はこちらの本を参考にさせていただいています。

基本的に放置で手間がかからないので、忙しい日々の中でも楽しめますよ。

自家製果実酒の楽しみは熟成にあり

普段は布を被せて自室で保管しています。友人に「果物のホルマリン漬け収集」と言われました|筆者撮影

季節の果物を好きなお酒や砂糖と組み合わせることで、世界にひとつだけのオリジナル果実酒が作れる自家製果実ですが、その魅力は、「育っていく過程」を見守る楽しさにあると思っています。

最初は透明なお酒(ホワイトリカーの場合)の中に果物が浮かんでいるだけなのに、時間が経つにつれてエキスがじんわりと染み出して、色や香りが変わっていきます。

これを毎日眺めて、たまに瓶をフリフリして果実が踊っているのを見ていると、「果実酒を育てている」ような感覚になります。

さらに、果実酒は大体漬け始めて三ヶ月目頃から飲めるとされていますが、時間とともに味わいが変化していくのが面白いところ。

普通の果実酒で半年、一年、梅酒なら五年、十年と、長い時間をかけて熟成していくことで、まろやかで深みのある味に育っていくそうです。

早く熟成した果実酒が飲みたい…!と思っても時を早めることはできないので、興味がある人は今すぐ始めることをおすすめします!

今日から早速自家製果実酒ライフをスタートしよう!

10月に入って柿を漬けました。色鮮やかでとても綺麗です|筆者撮影

毎日果実酒の瓶を振って、少しずつ変わる色や香りを楽しんでいます。

まだ漬け始めたばかりで熟成はこれからですが、一番長いものでようやく半年。
少しずつ味見をして変化を感じるのが楽しいんです。

私に梅を分けてくれた先生は、毎年梅が出回る時期にたくさん漬けて、次の年に去年の梅酒を飲み始めるそうです。

私はいろいろな種類を漬けたいので、1リットルの瓶で少しずつ作っています。
そのおかげでガブガブ飲むこともなくなり、ゆっくりとお酒を楽しむことを覚えました(笑)

ということで、季節の移り変わりをじっくり味わえる世界に一つだけの自家製果実酒は、大人のリラックスタイムにとてもおすすめ。

この記事を読んで少しでも気になり始めたあなたも、今日から早速自家製果実酒ライフをスタートしてみてくださいね!

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