この記事では、「玄関を開けたら部屋の中が丸見えなのが気になる…」とお悩みの方に向けて、賃貸でもできる目隠しアイデアやレイアウトの実例をご紹介します。
こんにちは!安心して暮らせるように自宅を見直し中の、カーサミアライターの春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かし、実用的な情報を発信しています。
目隠しをしたり、家具のレイアウトを工夫したりすることで、プライバシーを守りながら、おしゃれな玄関を実現できます。
リラックスして過ごせる空間を手に入れたい方は、ぜひチェックしてくださいね。
質問:玄関を開けたら室内が丸見え…対策方法を教えて!

現在住んでいるアパートは、玄関を開けたらリビングスペースが丸見えです。
荷物の受取りのときに室内の様子が分かってしまうのが気になります。また、防犯面でも不安があります。
賃貸向けの簡単にできる対策方法を教えてください!
圧迫感を抑えながらおしゃれに目隠ししよう
原状回復できる方法を中心に、圧迫感を抑えながらおしゃれに目隠しするアイデアをご紹介します。
カーテンで仕切る
玄関とリビングスペースの間にカーテンを設置すれば、視線を遮れます。突っ張り棒なら壁に穴を開けなくてすむので、賃貸にもぴったりです。
使わないときはカーテンを束ねておくことで、邪魔にならず、すっきりとした印象を与えられます。
カーテンは、デザインや素材のバリエーションが豊富で、お部屋の雰囲気に合わせて選べるのも魅力です。
例えば、北欧風の柄や、ナチュラルな素材感のものなど、インテリアのテイストに合わせることで、おしゃれな空間に仕上がります。
圧迫感を抑えたい方は、透け感のある素材を選んでも◎。
玄関ドアにのれんをつける
玄関ドアにのれんをつければ、出入りを妨げることなく目隠しできます。玄関のドア枠に突っ張り棒を設置することで、のれんがドアと一体化し、圧迫感を抑えられます。
「のれん」と聞くと和風のイメージをもつ人もいるかもしれませんが、最近はデザインのバリエーションが豊富です。北欧風やモダンテイストなど、お部屋の雰囲気に合わせて選べます。
プライバシーをしっかり守りたい場合は、遮光タイプの、のれんが向いています。
パーテーションを設置する
パーテーションは、カーテンやのれんよりもしっかり目隠しでき、プライバシーを確保しやすいアイテムです。背の高いものを選べば、よりきっちり空間を仕切れます。
場所を取るのが気になる方には、折りたたみ式のパーテーションが向いています。使わないときはコンパクトになるので、省スペースに収納可能です。
来客時のみ設置するなど、状況に応じて使い分けてもいいですね。
玄関から部屋が丸見えをカバー!レイアウト実例
ここからは、家具のレイアウトを工夫することで、玄関からの視線をカバーする具体的なレイアウト実例を2つご紹介します。
背の高い家具で区切る

上の画像は、玄関から部屋に入るまでの間に突っ張り棚を設置した実例です。収納しながら視線を遮れるメリットがあります。
突っ張り棚ではなく、本棚やシェルフ、パーテーションなどの家具を配置して目隠しするのも方法です。
奥行きの浅い本棚や背板のないシェルフ、布製のパーテーションを選べば、圧迫感をカバーできます。
ただし、背の高い家具を置くときは、万が一の地震で倒れた場合に、避難経路をふさがないよう、考えてレイアウトすることも重要です。
ソファの背を玄関側に向ける

上の画像のようにソファの背もたれを玄関側に向けると、さりげなく目隠しできます。荷物の受取時に、リビングスペースが直接見えにくくなるので、安心です。
ソファだけだと心もとない場合は、画像のようにソファの隣に観葉植物を置いてもいいですね。カーテンやのれんと組み合わせてもよいでしょう。
よりしっかりと目隠ししたい方は、ソファと植物の代わりにパーテーションを設置するのがおすすめです。
- Q玄関から室内が丸見えなのが気になる…対策方法は?
- A
以下の工夫によって空間を仕切ると、圧迫感を抑えながら目隠しができます。
- カーテンで仕切る
- 玄関ドアにのれんをつける
- パーテーションを設置する
- 背の高い家具で区切る
- ソファの背を玄関側に向ける
複数の工夫を組み合わせるのもおすすめです。玄関からの視線をカバーして、のんびりくつろげるお部屋を手に入れてくださいね。