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避難所

ペット

【犬の防災】防災グッズを買うだけじゃ足りない!愛犬を守る準備とは?

この記事では「一人暮らしで犬を飼っていて、地震などの災害に遭ってしまったときどうすればいいか。普段から備えるべき防災対策」などについて、犬のトレーニングサービスも行っているPeT2rainee(ペットレーニー)の代表トレーナー、高橋ルミさんが解説します。
ペット

【猫の防災】防災グッズを買うだけじゃ足りない!愛猫を守る準備とは?

この記事では「一人暮らしで猫を飼っていて、地震などの災害に遭ってしまったときどうすればいいか。普段から備えるべき防災対策」などについて、猫のトレーニングサービスも行っているPeT2rainee(ペットレーニー)の代表トレーナー、高橋ルミさんが解説します。
トレンド

フェリシモから、女性のための防災セットが登場!災害時にも安心・快適

災害が起こったとき、避難場所での着替えなどのプライバシー、防犯面や生理用品の不安など、女性ならではの困りごとは尽きませんよね。こんにちは、カーサミアライターのあんどうです。今回は、災害時の不安を軽減し...
防災

女性が企画!みんなに優しい避難所って? 避難訓練最新アイデア2023・後編

女性9名が主導して、地域の防災・防犯についての啓蒙活動の一環として、大規模な避難訓練を計画しているというグループを取材。実際の避難訓練の様子や、参加者へのアンケート結果、避難計画を立てやすくするツールについて紹介します。避難訓練当日は、9時30分に「震度6弱の地震発生」のお知らせを、各町内の拡声スピーカーと青パトから放送。避難所でのイベントは、以下の通りです。「・避難所として倉庫に置かれている備蓄品についての紹介・ガソリン発電機を使用した投光器の実演・救護用や更衣室に使えるテント(写真)やパーテーションを組み立てた状態で展示・担架でケガ人や病人を運ぶ実演・備蓄品の見学タイム・有田校区のハザードマップを使用しての早良区役所からの防災講座・校区内にいる防災士(男性2人、女性2人)によるAEDの操作と心臓マッサージの実技」。実際に避難訓練をやってみたところ、最初の放送が住民によく聞こえたのは、町内放送の方でした。また、各自避難者は全体としては移動が早かったものの、何人かは集団避難者より集合場所に到着するのが遅くなりました。集団避難は時間はかかりますが、避難者をより確実に誘導できるように、それぞれメリット・デメリットがあります。またAEDの実技は大好評でした。駅や公共施設などでAEDを見かける機会は増えましたので、一度使い方について調べておくことをおすすめします。避難訓練全体の感想として、公民館と自治協議会と地域が一体となって実施できた点はよかったと思います。反省点としては、備蓄品のテントや段ボールで作る簡易ベッドの組み立てを実演し、ほかの備蓄ももっと注目されるようにすればよかったです。終了後のアンケートから「地域のつながりの大事さ」といった声があり、今回の避難訓練のテーマに沿っているのでうれしかったです。“女性ならではの目線で、優しく心配りのできる避難所を開設したかった”というテーマについては、女性向けの避難所で役立つ性被害に備えるツールを配布できました。また、避難の困難な車いすの方やペットの避難の方法なども、今後の課題として考えていきたいと思っています。最後に、カーサミアの読者も使える防災ツールをご紹介。福岡市から転用許可をいただいた“マイタイムライン(我が家の避難計画)”は、みなさんにも役立つと思います。それぞれの家族構成や緊急連絡先、自宅のある場所の危険度、避難先、防災・避難情報の入手方法、非常時の持ち出し品のチェックリストなどが、一枚のプリントにまとめられるようになっていて、災害が起こってから慌てないように自分用の避難計画が立てられます。一人暮らしだからこそ、いざというときに慌てないように避難計画を立てておけますね。もし家族の近くで一人暮らしをしている人なら、どのタイミングで実家を手助けしに行くのか、相談しておくこともできそうです。よかったらプリントアウトして使ってみてください。一人暮らしの女性の場合は、日頃から地域住民との関わりを持つことが少ないかもれません。しかし、万が一の大規模災害の際は、住民同士のつながりが重要。地域住民同士が助け合う「共助」がないと、大規模な避難は困難です。普段から近所のお店の人と挨拶を交わしたり、地域のイベントなどに参加したりして、少しでも地域住民とのつながりを持っておくことを考えてみてはいかがでしょうか。ぜひ一度、ご自身の近所でいつ、どんな避難訓練があるか調べて、参加してみることをおすすめします。
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女性が企画!避難所セクハラ対策まで考えた、避難訓練最新アイデア2023・前編

女性9名が主導して、女性目線の大規模な避難訓練を計画している方々にインタビューを行いました。避難所でのセクハラ・性被害対策をはじめ、女性ならではの身近な意見が反映された避難所運営とは、どのようなものなのでしょうか?取材先は福岡県早良区有田。自主防災会「有田防災ナイン」とは、有田公民館を通じて校区内の女性に声をかけて、集まった女性たち9名。全員が女性であることを除いては、子育て真っ最中の世代からずっと上の世代まで幅広く、普段の活動も様々です。避難訓練のねらいは、人がたくさん集まることで、当日参加しない人にも「何か防災のイベントをしている」ということアピールし、地域の防災意識を育てていくこと。次世代や子どもたちに防災意識を持ってもらい、長い目で見て「防災」について啓蒙していければと考えているとのこと。今回の避難訓練が人のつながりも含めた防災意識、言うなれば防災のソフト面も考えるきっかけになればと思っているそうです。女性ばかり9名が集まっていることのメリットは、それまでの男性目線とは違う女性ならではの身近な意見が次々と出てきたこと。まず避難所の備品についても具体的で身近なもの(アルミホイル、紙皿、紙コップ、タオル等)の必要性があがりました。大勢の人が学校の体育館などに避難してきた場合、更衣室がなかったり、施設のトイレが使えなかったりするとプライバシーが守られませんし、性被害にも繋がりかねません。男性にとってはそれほど重大なことでなくても、女性には大問題なことに気づいて対策を取れるのは、やはり女性ではないでしょうか。また会合を重ねていく中で、避難先で女性の性被害があったという情報も共有されました。たとえば2016年4月に発生した熊本地震では、熊本県内の指定避難所で10台の少女がボランティアの少年から暴行を受けるという事件が実際に起きています。このときは少女の母親が気づいて警察に被害届を出しましたが、泣き寝入りして申告されなかったセクハラ・性被害は一定数あると考えられています。今回の避難訓練のために用意したものは、まず「ビブス(ゼッケンのようなもの)」。これを避難訓練の参加者全員が付けることで、地域に防災訓練を行っていることをアピールします。「救護場所」や「避難本部」、「受付」などの場所を告知するラミネート看板は、公民館が作成。子どもにもわかりやすいようキャラクターのイラストをあしらう配慮は、地域に根差した公民館ならではのもの。そして女性と子どものための「相談先カード」。女性や子どもが万が一避難所で性被害や暴力、セクハラに遭いそうになったときに使えるものです。性被害者の年齢層は若くて、「NO」と言えない子どもたちがターゲットになることも多いため、普段からそういう意識を持たせることは、先々の性被害防止につながると思います。また、災害時に女性に対する性暴力が起こる可能性があるので注意が必要ということを知ってもらうために、「有田防災9が女性目線で考えた避難所情報とおすすめ防犯グッズ」と題したリーフレット、「避難時や避難場所での防犯」についての資料も作りました。「参加記念エコバッグ」は、防災訓練当日に、飲料水(5年間賞味期限付き)のペットボトルと、真空パックの菓子パンを入れて、記念品として配ります。普段から使うことで、避難訓練に参加したことを訓練後もずっと覚えていてもらって、少しでも防災意識が根付く助けになればとの想いだそうです。今後は住民同士のつながりや防災に関する知識や避難のしくみといったソフト面の強化につながる活動もしていきたいとおっしゃっていました。「普通の主婦が集まり、防災を考えて企画した訓練です。」とおっしゃっていましたが、もともと地域のことを大切に考えて活動していらっしゃる女性たちだからこそ、女性目線で、優しく心配りのできる避難所開設という企画の避難訓練が企画できた様子の伝わるインタビューでした。
防災

防災ラジオはいらない?スマホのラジオアプリとの違いを防災士が解説

「防災ラジオって必要ですか?スマホのラジオアプリがあれば、防災ラジオをわざわざ買わなくても大丈夫でしょうか?」という疑問に、防災士の筆者が回答します。防災ラジオとは、通常のラジオ機能に加え、災害時に役立つ機能が備わっているラジオのことを言います。最近ではラジオ本体を持っていなくても、スマホアプリで簡単にラジオが聴けるようになってきました。そのため、「災害に備えてわざわざ防災ラジオを用意する必要がないのでは?」と、感じる人も多いでしょう。しかし、災害時にスマホでラジオアプリを利用することには、デメリットがあります。スマホのラジオアプリのデメリットや、防災ラジオを用意するメリットを理解し、「防災ラジオはいらない」という考えを見直してみてほしいです。まず災害時にスマホのラジオアプリを利用するデメリットとして、以下のようなことが考えられます。・災害の影響で電気が利用できない場合、スマホのバッテリーが切れてしまう可能性がある・ラジオアプリを利用することでスマホの充電の減りがはやくなる・通信回線が混み合った場合、ラジオが繋がりにくい・災害の影響で通信回線が断絶した場合、ラジオアプリがそもそも利用できない など。災害時は、スマホはあくまで「連絡手段」として第一に活用し、情報収集は防災ラジオを中心に利用するのがおすすめです。災害時に防災ラジオを利用するメリットとして、以下のようなことが考えられます。・通信回線がつながらなくても利用できる・アクセスが集中しても大丈夫・乾電池、ソーラー、手回しなどさまざまな方法で電源の確保ができる・無料で受信でき、事前のインストールなども不要 など。一方で、防災ラジオは「音声が聴き取りづらい、聴き逃してしまう」などの欠点もあります。しかし最近では、文字表示機能付きのものや、聴き逃し対策として録音機能が備わったものなど、防災ラジオのデメリットをカバーしてくれている商品もありますよ。防災ラジオは、「充電方法」「周波数」「付属機能」「大きさ」の4つのポイントに注目して選ぶのがおすすめです。防災ラジオには、「手回し充電」「ソーラー充電」「USB充電」「乾電池」の4種類の充電タイプがあります。乾電池タイプは、充電に労力がかからず、天候にも左右されず、電力も必要としないことから一番災害時にはおすすめです。「手回し充電+USB充電」など複数の充電方法が合わさっている商品もあります。複数の充電方法に対応していれば、不測の事態が起きる災害時でもより安心です。周波数については、防災ラジオを選ぶ際には災害の影響を受けにくい「ワイドFM」に対応しているものがおすすめです。防災ラジオの中には、ラジオ機能にプラスして、ライト機能・バッテリー機能・サイレン機能・ワンセグ機能・デジタル表示機能・防水機能・イヤホンジャック などがついているものもあります。最後に、大きさも重要です。非常用持ち出し袋に入る大きさか、また緊急避難時にそれを走って持ち出せる重さかもチェックしておくと安心ですね。最後におすすめの防災ラジオを紹介します。ただし自治体によっては防災ラジオを無償で貸出・提供している場合もあるため、防災ラジオの購入を検討する前に一度自治体のホームページを確認してから購入を検討するのがおすすめです。
防災

避難所でプライバシーを守るには?防災グッズ&アイデア【防災士解説】

避難所ではテント設置が禁止されている所も多いため、プライバシーを守るために避難所に持って行ったほうが良いものなど「女性にとっての、避難所でのプライバシー問題」に関して、防災士である筆者が紹介します。避難所の環境設備は自治体によりそれぞれであるため、まだまだプライバシーが守られづらい避難所があることも事実。少しでもプライバシーを確保し災害時にストレスなく避難所で過ごせるように、用意しておくべき防災グッズや、知っておきたいアイデアなどをシーン別に紹介していきます。着替え・お風呂・洗濯・就寝・貴重品管理など、避難所生活で困るプライバシー問題を解決する防災グッズをシーン別に紹介していきます。まずは避難所での着替えについて。女性用更衣室があったり、ダンボールやテントなどの組み立て式の簡易更衣室が導入されている場合もあります。もし女性用更衣室が設けられていないという場合には、トイレで着替えるか、日中に片付けで自宅に帰った際に着替えることになるでしょう。もし避難所内で周囲の目がある中で着替えないといけない場合には、防災ポンチョを用意しておくと目隠し対策ができます。次に避難所でのお風呂については、避難所によってはシャワールームがあったり、自衛隊によるお風呂の提供を受けられたり、近くの銭湯・温泉施設を利用できる場合があります。もし避難所で身体を清潔にできない場合には、着替え同様に日中に自宅を利用したり、目隠しポンチョを利用したりするしかないでしょう。ドライシャンプーやボディーシートを用意しておくと便利です。また、トイレの問題については、災害時に停電や断水が発生した場合、避難所のトイレがそもそも利用できない可能性があります。避難所へ仮設トイレが届けられるのも数日かかる可能性があるため、自分でも携帯トイレや簡易トイレを備えておくことが大切です。万が一、生理になったときにそなえて、生理用品やサニタリーショーツも用意しておくと安心です。避難所での洗濯については、洗濯機やコインランドリーを利用できないことを想定し、ビニール袋やシップロック、洗濯専用バッグ、折りたたみバケツなどを用意しておくといいでしょう。また男性の目がある中でも洗濯がしやすいように、一見下着とはわかりにくいボクサータイプのショーツやカップ付きキャミソールなどを用意しておくといいでしょう。防犯ブザーなどの防犯グッズは常に所持しておくと安心です。また、貴重品は自身で管理し、肌身離さず持ち歩くことがおすすめです。両手が塞がらず雨でも濡れる心配のない、防水タイプのウエストポーチやショルダーバッグを用意しておくのがおすすめです。もし避難所でのプライバシー確保に不安を感じる場合は、在宅避難という手段があることも覚えておきましょう。災害時に必ずしも避難所へ行く必要はありません。また、もし避難所でプライバシーが確保できない環境なのであれば、自ら避難所運営に参画し、女性専用スペースを確保できるように働きかける勇気を出してみてください。
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避難時の着替え、何日分必要?多すぎて困る可能性は?【防災士解説】

「台風で避難する場合、女性はどれくらいの着替えを持っていけばいいのでしょうか?また、避難所は一人あたりの場所が決まっていると聞いたのですが、いざ避難してみたときに荷物が入らないと断られるなど、多すぎて困ることはありますか?」という質問に、防災士という防災系の資格保有者である私が回答します。避難時の荷物の量は多いほど良いというわけではありません。その荷物を持って素早く避難できるか、避難所のスペースに収まるかなども考え、適切な量の荷物を災害時に向けて用意しておきましょう。まず避難時の着替えの数は、緊急性を要する一次避難用には「1日程度」、一次避難の後に避難所にて長期避難する二次避難用には「3日~1週間程度」過ごせる着替えを用意するといいでしょう。災害後にすぐに二次避難用の荷物を自宅に取りに帰れるとは限らないため、衛生的に過ごせるよう、一次避難用の持出しには下着を多めに用意しておくと安心かもしれません。緊急性を要する避難時に持ち出す荷物は、基本的に走って逃げられる重さまでにしましょう。自分の体力にあった重さの荷物を用意してください。一般的に女性の場合は10キロ程度の荷物が目安と言われているので参考にしてください。台風は予め被害が予想できる災害のため、もし避難の時間に余裕があり、できるだけたくさんの荷物を持ち込みたいという場合には、避難所の一人あたりのスペースを考慮して荷物を用意するのがおすすめです。予め定められた避難所の一人あたりのスペースは、各自治体により異なっています。続いて、一人暮らしの女性が避難所に持っていくのにおすすめの着替えを紹介します。黒や紺の動きやすいジャージ、カップ付きのインナー、ボクサータイプの下着などがおすすめです。荷物の量が多いことで、避難所の受け入れを断られたという事例は見かけたことがありません。また、自治体などでも避難所に持ち込む荷物の量に関する決まりは明記されていません。しかし、避難所は他の地域住民と共同生活を送ることになる場所です。そのため、周囲の人に迷惑をかけない常識の範囲内で荷物を持ち込むようにしましょう。荷物が多いことで逃げ遅れる可能性が生じたり、避難所で自分の過ごすスペースが狭くなってしまったりといった弊害も考えられます。自分の荷物は自分で管理しなければならず、荷物が多いとその分管理も大変になります。あれもこれもと用意するのではなく、荷物を必要最低限に収めることも大切です。
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最寄りの避難所が川の近く…台風・大雨のときどうすれば?

自宅の最寄りの避難所が川の近くで、台風・大雨のとき、避難所に行く方がかえって危ないのでは…と考えている方もいるでしょう。実は、避難所は災害の種別によって異なる場合があります。最寄りの避難所が浸水が想定される場所にある場合、台風や大雨のときに避難所として開設されているとは限りません。今回は、防災士という防災系の資格保有者である私が、「台風・大雨の避難所や避難行動」に関して紹介します。台風や大雨の際の避難所や避難行動に不安があるという方は、再度確認を行ってみてください。川の近くなど、氾濫して浸水が想定される場所にある小学校などの施設は、台風・大雨の際の避難所として使用されないことが一般的です。そのため、ご質問者様の自宅から最寄りの避難所は、地震の際に開設される避難所であり、台風や大雨などの風水害時には開設されない可能性もあります。台風・大雨の場合の避難所は、ハザードマップなどを活用して確認を行いましょう。ハザードマップとは、自然災害による被害範囲の予測や避難場所などの避難情報が記された地図のことです。ハザードマップでは、避難所だけでなくそこまで避難するための避難経路も同時に確認しましょう。もし、避難経路が川の近くや危険な区域を通らなくてはいけないのであれば、危険です。最寄りの避難所までの道のりが危険な場合には、別の避難所へ避難することを考えましょう。ハザードマップは災害種別ごとに用意されています。台風・大雨の場合は「洪水ハザードマップ」「高潮ハザードマップ」「内水ハザードマップ」などの、水害に関するハザードマップを確認するといいでしょう。また、土砂災害が発生する可能性もあるため「土砂災害ハザードマップ」も確認しておくと安心です。台風・大雨の際に、避難所へ行くことだけが避難行動ではありません。避難行動には「水平避難(立退き避難)」「垂直避難」「屋内安全確保(在宅避難)」があり、避難所に行くことは水平避難のひとつです。浸水時に避難する場合、単独行動は危険なため隣人などと声を掛け合いながらできるだけ2人以上で避難するようにしましょう。浸水した道路を歩く場合、側溝やマンホールに落ちないように、長い棒や傘などで足元を確認しながら避難すると安全です。また、長靴は水が入ってきて重くなり動きづらくなる可能性があるため、運動靴を履いて動きやすい格好で避難してください。避難する際に持ち出す非常用持ち出し袋はリュックで用意して、いざというときに両手が自由に使える状態にしておきましょう。
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避難所に行く基準は?防災士が「避難所or在宅避難」を決める場合は…

災害時、避難所へ行くよりも、できるだけ慣れ親しんだ自宅で避難生活を送りたいと考える方も多いのではないでしょうか。もちろんいざというときは避難所に行かなくてはなりませんが、慣れない地域住民との共同生活を送ったり、感染症のリスクがあったりとデメリットも想像できますよね。今回は、防災士という防災系の資格保有者である私が、「避難所or在宅避難の見極め方」とそれぞれの「メリット・デメリット」に関して紹介します。また、避難所と在宅避難のどちらの避難方法も選択できる場合、自分がどちらの避難方法を取るのかも事前に決めて準備しておきましょう。質問「避難所へ行った方がいい災害と、家で待機してもいい災害とを教えてほしいです。避難所生活は気を張るものだろうと思いますし、できれば避けたいですが、命には変えられないので…。家で待機するのは危険な場合がわかっていると安心だと思いました。」災害時に、避難所に行くべきかそれとも在宅避難するべきかを見極めるための方法を紹介していきます。■見極め方1 自宅や隣家の危険度を確認:まず、自宅や隣家の危険度を確認しましょう。地震の場合は、自宅の損壊の大きさや倒壊の危険性がないかなど自宅の被害状況を確認しましょう。また、隣家で火事や倒壊の被害がある場合、自宅に影響はないかも確認しましょう。台風・大雨の場合、浸水や土砂災害など自宅に二次災害の危険性はないか確認しましょう。自身が住む地域に「高齢者等避難」「避難指示」などの避難情報が出された場合や、ハザードマップを確認し被害が想定される場合も避難所へ避難しましょう。該当の災害に関連するハザードマップを確認し、自宅周辺で被害に遭いそうな場所がないか調べましょう。避難情報として警戒レベル3「高齢者等避難」や警戒レベル4「避難指示」が出された場合には速やかに避難行動を取りましょう。危険がないと判断できた場合には、次のステップに進んでください。■見極め方2 自宅で生活できるかを確認:自宅で生活するうえで、他人の力を借りずに、最低でも3日から1週間程度、生活できるかどうかを確認しましょう。 「避難所」と「在宅避難」のどちらの避難方法も災害時に取れる場合、自分がどちらの避難方法を選択するのか事前に決めておきましょう。避難所と在宅避難のそれぞれのデメリット・メリットを紹介しますので、自分にどちらがあっているのか判断してみてください。最後に、避難所に行く場合、在宅避難する場合に、それぞれ事前に準備しておくべきものを紹介します。災害時に避難所に行くことを考えているのであれば、飲料水や食料、着替え、貴重品、日用品など避難に必要な物を非常用持ち出し袋に用意しましょう。非常用持ち出し袋は、1日程度過ごせる必要最低限の物(一次避難用)と避難所へ長期避難する場合に必要な物(二次避難用)の2種類に分けて用意するのがおすすめです。在宅避難する場合は、最低でも3日分の食料品・水の準備を必ず行いましょう。また、ライフラインが断絶することを考え、電気・ガス・水道のライフライン代替の準備も必要です。
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いざ災害!避難しなきゃ…避難所はどこに行ってもいいの?防災士が解説

外出先で被災した際に、自宅から離れた場所にある避難所を利用していいの?と思う方も多いのではないでしょうか。今回は、防災士という防災系の資格保有者である私が、「避難所はどこでも利用できるのか」に関して紹介します。災害時は、自分が住む市町村にある避難所でないと滞在できないと考える人も多いでしょう。しかし、基本的には住所などは関係なく、どこの避難所でも滞在が可能です。そのため、もし外出先で災害が発生した場合には最も近い避難所へすぐに行きましょう。自宅周辺の避難所を確認しておくことはもちろん、外出先で災害が発生した場合に備え、職場周辺・通勤経路周辺などの避難所もチェックしておいてください。避難所は、ハザードマップや各自治体HP、以下のようなサイトから確認が可能です。また、防災アプリでも避難所の確認が可能です。アプリの中には、外出先でもし現在地がわからないという場合に現在地周辺の避難所や避難場所を自動検索してくれる機能や、オフライン状況下でも地図の利用が可能なものもあります。そのため、事前にどれか一つでもいいのでアプリをダウンロードしておくことをおすすめします。また、「避難所が満員で利用できない」という場合や、「人が密集しているところが苦手」「感染症のリスクを避けたい」など避難所へ行くという選択が取れない場合や避けたい場合など何らかの理由で「避難所へ行くのは避けたい」という場合もあるでしょう。そのため、可能であれば避難所以外の避難場所も念のため検討しておきましょう。たとえば親戚や友人宅、職場、ホテルや旅館などです。また、外出先での災害も想定し、普段から防災ポーチを持ち歩いたり、職場にも防災グッズを備えておいたりすることも大切です。災害時は、自分が住んでいる市町村にある避難所だけしか利用できないわけではなく、基本的にどこの避難所でも利用が可能です。そのため、職場など普段よく外出する場所の周辺にある避難所もチェックしておきましょう。過去の記事では、「外出先で災害に遭遇し帰れなくなった場合どうすればいいのか」「外出先での地震対策」「避難所生活はどう過ごせばいいのか」なども紹介しているのであわせてご覧ください。
防災

一人で避難所生活…どんな困難が?避難所での過ごし方を防災士が解説

災害によって避難指示が出された場合、安全な避難所へ避難する必要があることは誰もが認知していることでしょう。しかし、避難所でどのような生活を過ごすのか、ルールはあるのかなど具体的な様子がわからない方も多いはず。今回は、防災士という防災系の資格保有者である私が、「避難所生活の過ごし方」を紹介します。万が一、一人で避難所生活を送ることになった場合でも、事前に多少の知識を持っていれば安心ですよね。避難所生活で困らないためにも、生活方法やルールを学んでおきましょう。避難所ではさまざまな人が共同生活を送ることになるため、各避難所でルールが定められています。ルールは避難所ごとに異なる場合がありますが、今回は一般的な避難所でのルールや生活の過ごし方を紹介します。避難所生活では、ルールを守りお互いに助け合いながら生活を送ることが不可欠。もし避難所生活になった際、マナー違反をしたり他の避難者とトラブルに発展したりしないよう、一般的なルールや生活の仕方を把握しておきましょう。 Q:一人で避難所に行ったとき、どうすればいい? A:まずは受付で申告しましょう。 Q:避難所での生活、プライベート空間は? A:近年は簡易的なプライベート空間を確保できる自治体が増えています。居住スペースには私物を置けますが、貴重品は肌身離さず持ち歩きましょう。 Q:避難所での生活、食料・物資の配給は? A:充分な物資が全員に行き渡るとは限りません。少なくとも3日分、可能であれば1週間分程度の備蓄を自分で用意しておきましょう。 Q:避難所での生活、役割分担は? A:受付・掃除・炊き出し・物資の配布など、避難者も協力しながら運営に参加する必要があります。 Q:避難所での生活、入浴・トイレは? A:支援もありますが、特にトイレは劣悪な環境になってしまう可能性も。自分でも身体を清潔に保てる物品や簡易トイレを備えておきましょう。避難所での生活、睡眠は? A:消灯時間のルールが定められているときは守りましょう。また、慣れない環境や災害によるストレスから不眠になるケースも考えられます。不眠症対策や、暑さ対策・寒さ対策をしておきましょう。 避難所生活を体験したことがない方にとっては、まったくどのような生活か想像がつかないですよね。避難所生活は、慣れ親しんだ自宅を離れ地域住民と共同生活を送ることになります。また、災害などのストレスも伴うことから決して楽な生活ではないことが考えられます。もし避難所生活を送ることになった際にできるだけ適応できるよう、事前に知識を取り入れ心構えを持っておけるといいですね。過去の記事では、避難所生活に役立つアイデア情報も紹介しているのでよかったら併せてご覧ください!
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避難所での防犯対策、どうしたら?女性防災士のおすすめ防犯グッズも紹介

災害時は、ライフラインが断絶することや、警察や消防などの公的機関が救助優先になることから、被災地のセキュリティが下がることが考えられます。そのため混乱に乗じて、窃盗・詐欺・性犯罪などさまざまな犯罪が発生する可能性があります。過去の事例では、避難所で「寝ていたら知らない人が布団に入ってきた」「暗い場所に連れ込まれそうになった」「支援するかわりに見返りとして性行為を要求された」など、女性や子どもに対する性犯罪が一定数存在しています。また、女性に限った話ではないですが、不特定多数の人が出入りする避難所では貴重品の盗難についても注意が必要です。そのため、避難所で犯罪に巻き込まれないためにも自分の身を守れるよう、非常用持ち出し袋の中には防犯グッズも用意しておく必要があるでしょう。では、女性の場合どのような防犯グッズを用意しておけばいいのか具体的に紹介していきます。(おすすめ防犯グッズ1)防犯ブザー:防犯ブザーは、相手を威嚇し、周囲に異変をすぐに知らせるのに有効です。また、簡単に音が出せるため女性でも扱いやすく、小型でおしゃれなデザイン性があるものも多いため普段から携帯しやすいでしょう。防犯ブザーを選ぶ際には、周囲に音が聞こえるよう最低でも80db以上の音量が出る商品を選び、誤作動で音を鳴らさないように誤作動防止機能がついているかもチェックするといいです。百均などで手軽に購入できます。(おすすめ防犯グッズ2)防災用ホイッスル:息を吹きかけるだけで音が出せるためいざという時使えないという問題はありません。弱い力でも十分に音が出る防災用ホイッスルを用意するのがおすすめ。防災用ホイッスルも防犯ブザー同様、小型でデザイン性があるものが多いため持ち運びやすく、百均などで気軽に購入できますよ。(おすすめ防犯グッズ3)催涙スプレー:もし性犯罪に巻き込まれた際でも自分より力の強い男性を怯ませられるでしょう。中には、リップ型やペン型など一目で催涙スプレーとわかりにくく、小型で持ち運びやすい商品も販売されています。相手に近づきすぎると反撃される恐れがあるため、3m程度離れた場所からでも利用できる飛距離のあるものを選ぶといいでしょう。(おすすめ防犯グッズ4)動きやすい服:動きやすい服を着用していれば、もし犯罪に巻き込まれた際や二次災害が発生した際にも逃げやすいですよね。おすすめなのがジャージの上下セットです。避難所では支援物資の配布や救助活動など動き回ることが多い場面もあるため、衣類が汚れやすい可能性があります。ジャージは、洗濯して乾きやすい点や、寝やすいなどの観点からも災害時に適しているといえます。(おすすめ防犯グッズ5)ボクサータイプの下着:避難所では、男性の目がある中で洗濯を行わなければいけない場合もあります。もし、悪意のある人に女性用の下着が目に入ると盗難につながる恐れもあります。(おすすめ防災グッズ6)貴重品バッグ:非常用持ち出し袋の中には、貴重品を肌身離さず持ち歩けるよう貴重品用のバッグを用意しておくといいでしょう。とくに、防水タイプのウエストポーチやショルダーバッグがおすすめです。バッグを選ぶ際には、盗難のリスクを下げるために高価なブランド品ではなくお手頃な価格のもので、動いても中身が出ないファスナーがついたものがいいです。 避難所では、災害に乗じて悪いことを考える方もいます。また、セキュリティリスクが下がることから、自分の身は自分で守る必要があります。災害で大変な状況下の中、さらに犯罪に巻き込まれて大変な目に合わないためにも、防犯グッズの準備は欠かせません。現在用意している非常用持ち出し袋の中に、ぜひ今回紹介した防犯グッズをプラスしてみてください。
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防災士「避難所で役立つ生理用品はコレ!」おすすめ衛生用品6選

避難所で生理になったとしても、必ずしも生理用品を十分に入手できるとは限りません。支援物資が届けられるのは災害が発生してから、早くて3日程度と言われています。支援物資で生理用品が配布されたとしても、配られる個数に制限や限りがある場合も。また、生理用品をしっかり用意していたとしても、長期化した避難所生活で切らしてしまう場合もありますよね。今回は「避難所で役立つ生理用品」に関してです。長期化する避難所生活でも役立つ生理用品や衛生用品を紹介します。一般的な生理用品にプラスして、今回紹介する商品もぜひ準備してみてくださいね。ただでさえ不安な避難所生活の中で、生理になってしまうとさらに不安が増えそうですよね。できるだけ不安を取り除くためにも、避難所生活で役立つ生理用品を用意しておきましょう。生理用ナプキンとは違い何度も使い回せるものや、水が使えない災害時でもデリケートゾーンをきれいに保てるものなど、避難所生活で大きく役立つものを紹介します。今回ご紹介したものはいずれも平常時に事前に使い方の確認や、自分の身体に合っているのかを確かめておく必要があるものが多いため、準備する際には注意してくださいね。また、いざというときのため簡易ナプキンの作り方も覚えておくと安心ですよ。
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避難所に行けない・行きたくない…自宅で過ごすための防災対策って?

災害時に避難したくても、避難できない・したくない場合もありますよね。そんなときの「在宅避難・自宅避難」について、防災士が解説します。在宅避難する場合どうしたらいいのでしょうか?自宅に損傷がなく、あるいは浸水の予測がなく、とどまっても危険がない場合には、在宅避難という手段もあります。人が密集する避難所を避け、災害時にも避難しない(在宅避難にする)ことを検討している方も増えてきているのではないでしょうか。在宅避難は、メリットもありますがリスクも伴います。今回は、そのリスクを理解し安全に在宅避難するために必要なことを学んでくださいね。
防災

自分とペットの命を守るために…災害時ペットとどう避難するのが正解?【Q&A】

ペットも大事な家族の一員。災害時に、ペットを家において自分だけ避難できないですよね。でも避難所がペット不可だったりすることも…どうするのが正解なのでしょうか。
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【一人暮らし女性が大災害に遭遇したら…】避難所での性被害を防ぐための意識と対策

「一人暮らし女性の災害の備え」第9回は、避難所での性被害に関してご紹介します。避難所での慣れない生活の中で、自身の身を守るための対策など、自分のためになる情報です。事前に把握して、スマートに乗り切りましょう。
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【一人暮らし女性が大災害に遭遇したら…】避難所での食料・物品などの支援物資に関して

「一人暮らし女性の災害の備え」第6回は、避難所での支援物資についてです。災害時にはどのようなものが必要になり、支援物資としてどんなものが配布されるのか、解説していきます。
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【一人暮らし女性が大災害に遭遇したら…】避難所生活に役立つアイデア情報

「一人暮らし女性の災害の備え」第2回は、実際に災害が起きた後に避難所生活を余儀なくされた事態を想定して、その際に役立つアイデアを紹介します。堅い床に寝る、トイレが共同、プライバシーがない、食べ物がない、などを想定して解説します。
防災

【避難所体験談】実際に役に立った防災グッズは?

大型台風や地震など災害時に自分の身を守るためには、非常用持ち出し袋を準備しておくことが大切です。実際に避難所へ避難した方の体験談から、非常用持ち出し袋の中身やおすすめのアイテムをリストアップ。避難のタイミングや避難時の注意点もまとめていますので、合わせてご覧ください。災害時に慌てないようシミュレーションしておくのがおすすめです。