前回から始まったライフプラン特集。第1回では、ライフプラン表とは何かについてお伝えしました。
ライフプラン表とは、将来の夢を実現するための心強いツール。漠然としたお金の不安が解消でき、老後に備えるのにもぴったりです。
こんにちは、ファイナンシャルプランナーのチエです。
今回は、ライフプランを作成するために、必要な準備を整えていきましょう。
IT技術の進んだ現代は、電卓を片手にノートにチマチマと数字を書き込んでいた昔とは大違い。
ありがたいことに、スマホやパソコンで簡単にライフプランを作成できてしまいますよ。
おすすめのライフプラン作成方法
ライフプラン表を作るには、下記のように様々な方法があります。
- ノートを使って作る
- エクセルなどの表計算ソフトを使って作る
- 無料ソフトを使って作る
イチからライフプラン表を作るのはとても大変です。またエクセルなどの表計算ソフトは、使い慣れていない方には操作が難しいことも。そこで、おすすめなのが無料のソフトです。
中でもおすすめは、無料のライフプランソフト「Financial Teacher System」。一人一人の将来の家計を分析・シミュレーションできるソフトで、インストールは不要です。スマホやパソコンがあれば、ウェブ上で手軽に利用できます。
2020年2月末時点で22,000人以上が利用しており、雑誌「日経WOMAN」のライフプラン特集でも紹介されるほど人気の高いソフトです。個人はもちろん、ファイナンシャルプランナーも仕事で使うほど、精度の高いシミュレーションが魅力。
私は以前システムエンジニアとして働いていたことがあるのですが、こちらのソフトを実際に使ってみて、シンプルで使いやすいと感じました。
こういったソフトは多機能になりがちで、慣れていない人には使いこなせないという場合も多いものですが、Financial Teacher Systemはシンプルなつくりなので、誰でもスムーズに使っていけると思います。
おすすめソフト「Financial Teacher System」の特徴
「Financial Teacher System」は、家計や将来のプランを入力するだけで、将来の貯蓄額やお金の動きが自動で計算され、将来に備えることができるので「忙しいけど将来にもしっかり備えたい」と考える一人暮らしの女性におすすめです。
このソフトを使ってどんなことができるのか、簡単にご紹介していきます。
※以下でご紹介するグラフは、すべてFinancial Teacher Systemの画像を引用しています。
Financial Teacher Systemでできること
将来の貯蓄額の変化がグラフでわかる
将来の収入・支出を予測して計算できるので、将来の年間収支や貯蓄額の変化が一目でわかります。
将来貯蓄が底をつき、お金が足りなくなるとしても、事前に把握することで必要な対策を考えることができるのです。
画面を切り替えれば、数字を細かくチェックすることもできます。
住宅ローンの返済額も計算できる
住宅ローンの返済額を計算してくれる機能もあります。マンションを購入する人には、とっても便利ですよね。
金利の変動や、繰り上げ返済にも対応しているので、安心です。
老後の年金が試算できる
さらに、老後にもらえる年金の金額を試算することもできてしまいます。年金の計算は面倒なので、嬉しい機能ですね!
本記事では、おすすめのライフプラン作成方法として、無料ソフト「Financial Teacher System」についてご紹介しました。
次回は、Financial Teacher Systemを利用したライフプラン表作成の流れについてご紹介していきます。