大根を買ってすぐに食べずにいたら、しなしなに柔らかくなっていた!
でも捨てるのはもったいないし、食べても大丈夫なのか知りたいですよね。
こんにちは!カーサミアライターのあんどうです。
今回は大根が柔らかくなってしまう原因と、食べても大丈夫な状態の見分け方、柔らかくなった大根をおいしく食べる方法、しなしなになりにくい保存方法をご紹介します。
なんと、柔らかい大根を復活させる方法もあるんですよ!
ぜひ参考にしてくださいね。
柔らかい大根、食べても大丈夫?
しなしなに柔らかくなってしまった大根は、食べても大丈夫なのでしょうか?
原因と見分け方と共に解説します。
大根が柔らかくなる原因は?
大根は、水分を多く含む野菜です。
長期間保存していたり、間違った方法で保存したりしていると、水分が蒸発して柔らかくなります。
冷凍保存していた大根を解凍すると柔らかくなるのも、解凍時に水分が抜けることが原因です。
腐った大根の見分け方
大根が腐って柔らかくなっている場合もあります。
腐敗した大根を見分けるポイントはこちら。
腐った大根を食べると食中毒を起こす恐れがあるので、見つけたらすぐに廃棄してくださいね。
【結論】腐っていなければ食べても大丈夫!
腐っているのでなければ、柔らかい大根は水分が抜けてしなびているだけなので、食べても大丈夫です!
ですが鮮度が落ちているので、風味や食感は悪くなっています。
大根おろしなどの生食には向かないので、調理方法を工夫しましょう。
しなしな柔らかい大根を復活させる方法
しなしなになってしまった大根は、なんと水に数時間浸けておくだけで復活させることができます!
大根を使う分だけカットして、断面がしっかり浸かるように容器に水を張り、2〜3時間浸けてください。
しなしなになっていた大根が水を吸収して、ハリを取り戻しますよ♪
柔らかい大根をおいしく食べる方法
水分が抜けて柔らかくなった大根は、失われた水分を補充するため、水に浸けると水分を吸収しようとする特性があります。
ということは、柔らかくなった大根をおでんなどの煮込み料理に使えば、煮汁を吸収しやすくなるということです!
煮込み時間を短縮できたり、味が染み込みやすくなったりと、柔らかい大根にはメリットがたくさん♪
また、柔らかい大根は乾燥が進んでいるということなので、漬物など大根を干す作業が必要な料理でも、干す時間を短縮できます。
大根が柔らかくなりにくい保存方法
大根の新鮮な状態をキープしたい!という方のために、おすすめの保存方法をご紹介します。
葉と茎をカットする
大根の葉と茎がついたままにしていると、根(ヒゲが生えている大根の白い部分)の養分が吸い取られてしまい、柔らかくなってしまいます。
ちなみに大根の茎は、葉の近くの表面がツルツルしている緑色の部分です。
大根の葉と茎は、カットしてから保存してくださいね。
乾燥を防ぐ
大根が柔らかくなる原因は水分が抜けること。
つまり、新鮮な状態を保つには乾燥を防ぐことが重要です!
カットされた大根を保存する場合は、キッチンペーパーなどで包んでから保存袋に入れ、野菜室で保管してください。
キッチンペーパーが湿ったら、こまめに取り替えましょう。
この方法で、約1週間保存が可能です。
- Q大根がしなしな柔らかい!食べても大丈夫?
- A
柔らかくなってしまった大根は、水分が抜けてしなびているだけなので、食べても大丈夫です!
煮込み料理に使うなら、むしろしなしな柔らかい大根の方が調味料が染み込みやすくて、美味しく仕上がるなどのメリットも。
柔らかさが気になるときは、カットした大根を水に浸けることで、根の部分のハリを復活させることもできますよ♪
大根が柔らかくなっても捨ててしまわず、調理方法などを工夫して、美味しく食べてあげてくださいね!