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大根をカットしたら中身が黒い!食べて大丈夫?原因と正しい保存方法

自炊・料理
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買ってきた大根をカットして断面が黒く変色していたら、もしかして黒カビ…!?と、心配になりますよね。
でもその大根、食べても大丈夫な可能性が高いです!

こんにちは!カーサミアライターのあんどうです。

今回は、中身が黒くなっていても食べて大丈夫な大根の見分け方と、大根の変色を防ぐ正しい保存方法を解説します。

中身が黒い大根のおすすめの食べ方もご紹介しますので、最後までお見逃しなく!

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中身が黒い大根、食べても大丈夫?

新鮮な大根は断面が白い。黒く変色していたら食べて大丈夫?|イメージ画像:写真AC

元々皮が黒くて中身が白い「黒大根」という品種はありますが、普通の大根をカットして中身が黒くなっていたら、食べても大丈夫なのでしょうか?

原因や見分け方と共に、詳しく解説します!

【結論】黒く変色した大根は、食べても大丈夫!

大根をカットして断面が黒くなっていた場合、黒カビではなく、病気や生理障害によるものであれば食べて大丈夫です!

でも味や食感は落ちてしまっていることもあるので、調理方法を工夫しましょう。

大根が変色する理由

黒カビ以外で大根が変色するのは、栽培時の環境や保存方法によって発生する生理障害か、病気の可能性が高いです。

主な症状と原因を解説します。

水晶現象

水晶現象は、大根の断面の中心部分が透けたり、薄紫色に変色したりする生理障害です。

栽培時の温度変化や水分量によって起こる他、温度変化の激しい場所や、高温になる場所で保存していても発生します。

風味が落ちてしまっているので、生食には向きません。

青あざ病

青あざ病は大根の中心部分が青〜黒色に変色して硬くなる生理障害です。

高温多湿の環境で栽培された場合や、長雨などにより土壌のホウ素が流れ出してしまうことで起こります。

食べられますが、食感が悪く、苦味を感じる場合があります。

ダイコンバーティシリウム黒点病

ダイコンバーティシリウム黒点病は、大根の筋の部分が黒く変色して、円状の黒い斑点が入っているように見える病気です。

栽培時の土壌にいる菌(カビ)が繁殖することによって発症します。

カビが原因ではありますが、人体への害はないとされているため、食べることはできます。

ですが風味は落ちていて見た目も悪いです。
発症している部分を取り除いて、加熱調理するのがおすすめです。

こんな状態は注意!食べてはいけない大根の見分け方

大根に黒カビが生えている場合や、腐敗している場合は食べてはいけません。

黒カビや腐敗している状態の見分け方はこちら。

  • 黒い点が不規則に発生して、集中している
  • 嫌なニオイがする
  • 汁が出ていたり触るとぬるぬるしたりしている
  • 全体が茶色く変色している

このような状態の大根は、食べると食中毒を引き起こす可能性があります。

黒カビは深く根を張るので、発生している部分だけ取り除いてもまたすぐに繁殖してしまい、危険です。

黒カビが発生したり、腐敗してしまった大根は、残念ですが廃棄しましょう。

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大根の変色を防ぐ!正しい保存方法

大根を正しく保存して美味しさを長持ちさせよう|イメージ画像:写真AC

大根の変色を防ぐ、正しい保存方法をご紹介します。

大根を丸ごと保存する場合

大根を丸ごと保存する場合は、新聞紙やキッチンペーパーなどで包んで、常温の場所に置いてOK。
風通しがよい冷暗所で、立てて保存して下さい。

葉がついている場合は、葉に栄養分を奪われないようにするためと、葉を乾燥から守るため、切り落とします。

土付きであれば、土が大根を保護してくれるので、取り除かずにそのまま保存しましょう。

保存できる期間には個体差がありますが、約3週間から1ヶ月です。

ただし、常温保存できるのは涼しい季節のみです。
黒カビは高温多湿を好む上、大根は水分量が多いので、気温が25℃以上になる時期は冷蔵で保存しましょう。

カットされた大根を保存する場合

カットされた大根は、季節を問わず冷蔵保存して下さい。

丸ごと購入した大根をカットして保存する場合は、葉を取り除いて3等分にします。
キッチンペーパーで全体を包んで、ジッパー付保存袋に入れて冷蔵庫へ。

保存できる期間は約1週間です。

カットされた大根を買うメリット

一人暮らしで大根を丸ごと消費するのは大変です。

しかも丸ごと売られている大根は、カットするまで中身が黒くなっているかどうか、誰にもわかりません。

カットされた大根を買えば、中身が黒い大根を避けられますし、新鮮なうちに大根を食べ切れますね!

大根を冷凍保存する場合

大根が余っちゃったけど、すぐに使う予定がない!というときは、冷凍保存がおすすめ。

食べやすい大きさにカットして、水気を拭き取り、ラップでピッタリ包んで、ジッパー付きの冷凍保存袋に入れて、冷凍庫へ入れます。
冷凍保存することで、大根の繊維が崩れて、調味料が染み込みやすくなります。

保存できる期間は約2週間です。

日持ちして、料理もしやすくなっていいこと尽くしですね!

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黒く変色した大根のおすすめの食べ方

煮込み料理なら黒くなって風味が変わった大根も美味しく食べられます|イメージ画像:写真AC

見た目、風味、食感が悪くなってしまった大根は、生食を避けて、ぶり大根などやおでんなどの煮物にしたり、豚バラ肉や鶏肉と一緒に炒め物にすれば美味しく食べられます。

生理障害や病気が発生している部分の硬さが気になる場合は、その部分だけ取り除いて調理して下さいね。

黒く変色してしまった大根も、生理障害や栽培時にかかる病気が原因であれば、食べて大丈夫ということがわかりました。
風味や食感が落ちてしまっているかもしれませんが、気になる部分だけ取り除いたり、調理方法を工夫すれば、美味しく食べることができます。

また、正しい保存方法を守れば、きれいな状態で日持ちさせることもできますよ!

この記事を参考に、フードロスを減らして、美味しい大根をたくさん味わって下さいね♪

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