大根葉の食べ方は?どこまで切ればいい?ちょっとの茎でも捨てずに活用
丸ごとの大根を買ったら、葉や茎が少しついていることが多いですよね。少しだけとはいえ捨てるのももったいない…そんな人におすすめの調理法を食物検定1級保持の筆者がご紹介します。葉や茎の部分までおいしくいただくことで、ゴミも減らせて一石二鳥。茎の部分の保管方法も解説していきます。ちょっとだけついている茎の部分、きちんと料理すれば立派な食材になるんです。大根を買ったら丸ごと食べつくしちゃいましょう。淡いグリーンの茎は、火を通すとさらに鮮やかなグリーンに変身します。汁物の具材に使っても彩りがきれいですよ。茎は火を通してもシャキシャキ食感が失われないところも魅力。1㎝幅に切って炒飯に入れると食感のアクセントにもなります。少し大きめにカットして炒め物の具材としても使えるので、余すところなく活用しましょう。大根を煮るついでに余った茎部分も入れるとかさましに使え、それだけで付け合わせになります。茎部分はしっかりしているので煮崩れることも少なく、茎を入れることによって作り方を変える必要がないため特別難しいことはありません。また、茎は実は生でも食べられます。太くて固い部分は火を通した方が食べやすいですが、食べやすく斜めに切って醤油と鰹節をかければそれだけで立派な1品に。購入した後、葉つき大根はきちんと処理しておかないと葉の部分が成長してしまいます。買ってすぐにひと手間加えて保存しましょう。茎がついた状態の大根は、購入したらすぐにカットしておきましょう。茎の下に少し大根の白い部分が残るギリギリをカットするといいですよ。切り口には軽く濡らしたキッチンペーパーをあてておくと乾燥しづらいので試してみてくださいね!さらに食べるときは、先のカットされている部分が傷んでいる場合は5㎜ほど落としてあげるとよいでしょう。そして茎の根元の集まっているところを切ると1本1本離れるので使いやすくなります。大根の茎が生えている根元部分は硬くて食べられないので、この部分だけは捨てましょう。大根の茎を保管するとき、茎のついた部分をそのまま保管する場合は立てるのが◎。茎部分が長くて倒れる場合は、空の牛乳パックを切ったものに入れておくと倒れないのでおすすめです。ただし、そのままの場合何日か経つとしなびてしまうので、なるべく早めに使うようにしましょう。使いやすい長さにカットした大根の葉や茎は密封して保管します。ラップでもいいですが、保存用のチャック付きポリ袋に入れておくと便利です。冷凍庫に入れて1ヵ月を目安に使いましょう。茹でたものは冷蔵庫で2、3日、冷凍庫では1ヵ月目安に使いましょう。冷凍保存もいいですが、干すとより野菜の旨味がアップします。ちょっとひと手間ですが、普通に切って冷凍するよりもギュッと濃縮されるので美味しさがアップします。完全乾燥よりも半干しくらいが食べやすいのでおすすめです!