話題のみつろうラップとは?節約&脱プラしながらエコな生活
プラスチックごみの削減が推奨され、さまざまな変化が起きている昨今。環境のために、個人でも脱プラを心がけたいですよね。今回は、プラスチック製ラップの代わりに使える「みつろうラップ」をご紹介します。手作りの作り方もご紹介しますね。みつろうラップとは、布(コットン)にミツバチの巣から取れる「ろう」を染みこませて作るラップのことです。手の温かさで柔らかくなるので、どんな器や食材にもフィット。冷やすと固まるので、冷蔵庫に入れればしっかりフタをしてくれるんですよ。しかも100%天然素材なので、体にも環境にも優しいラップなんです。みつろうラップには、他にもこんなメリットがあります。・繰り返し使えるのでエコ(半年~1年ほどもつ)・保湿性と抗菌性、適度な通気性があるので、鮮度を保てて長持ちする・幅広い使い方ができる・自分好みに手作りできる 環境への優しさと実用性を兼ね備えたみつろうラップ。プラスチックごみが問題になっている今、プラスチック製ラップの代わりに使えるとして話題になっています。みつろうラップの使い方は、使いかけの野菜や果物をそのまま包んだり、器のフタとしてかぶせたり、ランチのパンやおにぎりの保存に…と幅広く使えます。使ったあとのお手入れ方法は、水で優しく手洗いするだけ。ゴシゴシこすったり、絞ったりするのはNGですよ。汚れが気になるときは、薄めた食器用洗剤を使うと綺麗になります。洗ったあとは自然乾燥し、風通しの良い場所で保管しましょう。広げた状態かふんわり巻いた状態で置いておくと、傷みにくく長持ちしますよ。みつろうラップは手作りできるので、自分好みのサイズ・デザインで作ってみるのもおすすめ。作り方もご紹介します。みつろうは、近所で取り扱っているお店がなければ通販でも買えますよ。とても便利なみつろうラップですが、使うときの注意点があります。まず、はちみつアレルギーの人は使用を控えましょう。みつろうとはちみつは別物です。しかしどちらもミツバチから作られるものなので、念のため避けてください。同じ理由で、赤ちゃんにも使わない方が安心です。乳児ボツリヌス症にかかるのを防ぐため、1歳未満の乳児にははちみつを与えてはいけません。小さい子どもが遊びに来るときなどは、使用しないでくださいね。またみつろうラップは、電子レンジでは使えないので要注意です。みつろうは62~63度の熱で溶けてしまいます。熱いものを包んだり、高温になる場所で保管したりしないよう気をつけましょう。