暑い夏は体に熱がこもりがち。ほてった体を冷ますには、夏野菜をいただきましょう!
夏野菜の多くは、東洋医学で は「体を冷やす食べ物」とされています。冷え性の女性がとり過ぎると体を冷やしすぎてしまいますが、暑い夏は上手に活用しましょう。
こんにちは。管理栄養士ライターの広田です。一人暮らし歴が長いからこそわかるポイントを押さえながら、“簡単おいしい栄養◎”なレシピをお伝えしています。
今回は、コンビニで買える食材をアレンジして、熱がこもったカラダを冷やしてくれる料理をご紹介します。
浅漬けで簡単!「山形のだし」風のねばねば和え
「山形のだし」は細かく刻んだ夏野菜と昆布などを和えたもので、山形県の郷土料理です。あっさりしているのですが、おくらや昆布など、粘り気のある食材が使われていて、ねばねば食感も楽しめます。醤油ベースの味付けで、これがご飯にもおつまみにもぴったりなんです!
今回はコンビニの浅漬け+とろろ昆布を使って、「山形のだし」風の簡単和え物を作ります。夏野菜のきゅうりとおくらを使って、材料費300円程度であっという間に作れます。
材料 (1人分)
浅漬け・・・1パック
冷凍おくら・・・2本分(カットおくらはひとつかみ分)
とろろ昆布・・・1つかみ
めんつゆ・・・小さじ2~
作り方
①浅漬け、おくらを細かく刻む。
②とろろ昆布、めんつゆと和える。
③器に盛る。
レシピのコツ
・今回は白菜、きゅうりの浅漬けを使いましたが、なす、みょうがなどの浅漬けを使うと、さらにおいしくなりますよ。
・めんつゆがない場合は、しょうゆ+みりんを半分ずつで代用できます。
ポイント
・カラダを冷やす食べ物として、夏野菜のきゅうり、おくら、なす、トマトや、南国フルーツのバナナ、パイナップルなどがあげられています。
・夏野菜には、夏に補給したいビタミンやミネラルも含むので、旬の時期はどんどんいただきましょう。
山形のだしはいろんな食材と相性ばっちり!
食欲がないときでも食べやすい山形のだしは、さまざまな食材と相性バッチリ。ちょっと多めに作り置きしておいて、さまざまなアレンジを楽しみましょう。
ご飯
ご飯にかけるだけでおいしくいただけます。納豆と混ぜてみるなど、さらにアレンジしても楽しめますよ。
冷奴
いつもの冷奴も、山形のだしをかけるだけで食欲倍増。一味唐辛子をのせると、ピリッとしてさらにおいしくなります。
そうめん
そうめんのトッピングにもぴったり。麺つゆをかけてぶっかけそうめんにしちゃいましょう。ごま油やごま、ねぎ、ツナやささみなどを盛り付けてもいいですね。
暑い夏は、とにかくカラダから熱をとりたいものですよね。夏野菜を上手に活用して、夏バテ知らずで夏を乗り切りましょう!