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【秋野菜の保存方法】かぼちゃ、ごぼう、キノコ…冷凍してもOK?

自炊・料理
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秋が旬のかぼちゃ、ごぼう、キノコ。安価で手に入りやすく、自炊の味方をしてくれる野菜です。でも気付くとダメになってしまっていた…なんて経験をしたことがありませんか?

こんにちは。管理栄養士ライターの広田です。一人暮らしの経験を活かして、一人暮らし女性に役立つ食や健康の情報をお伝えしています。

今回は秋野菜のかぼちゃ、ごぼう、キノコを長持ちさせる保存方法をご紹介します。正しい保存方法を知り、最後までムダなく野菜を使い切りましょう。

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かぼちゃの保存方法

かぼちゃは種とワタを取って保存するのがポイントです|イメージ画像:写真AC

まずはかぼちゃの保存方法を解説します。

かぼちゃの保存のコツ

カットされたかぼちゃは傷みやすく、買ってきたら早めに下処理するのがポイントです。

おいしいかぼちゃの見分け方は、種とワタがしっかり詰まっていて、果肉の色が鮮やかなものを選ぶこと。種やワタがスカスカのものは完熟しておらず、甘みが少ないことがあります。この見分け方を覚えておくと、いつでもおいしいかぼちゃを手に入れられますよ。

冷蔵での保存方法

カットされたかぼちゃは、買ってきたらすぐに種とワタを大きなスプーンを使ってくり抜きます。種とワタの部分から傷みはじめるので、取っておくことで長持ちできます。

取り除いたあとはラップに包んで冷蔵庫で保存します。野菜室がある場合は野菜室に入れましょう。日持ちは3~4日ほどと短いので、早めに使い切りましょう。

冷凍での保存方法

かぼちゃは冷凍保存ができます。日持ちが1ヶ月程度と延びるので、使い切れない場合は早めに冷凍しておきましょう。

生のまま冷凍すると、パサついた食感になりやすいので、気になる方は加熱してつぶしたものを冷凍するのがおすすめです。

生のまま冷凍する場合

生のまま冷凍する場合でも、煮物やスープなど、汁気のある料理に使うと食感が気になりにくくなりますよ。

冷凍するときは、使いたい大きさに切ってから冷凍用保存袋に入れて凍らせます。解凍するときは凍ったまま、鍋やフライパンに入れて加熱しましょう。

加熱してから冷凍する場合

加熱してつぶして冷凍する場合は、まず皮をむいてからゆでるか電子レンジで加熱します。木べらやフォークなどを使ってつぶし、冷ましてからラップに包み、冷凍用保存袋に入れて凍らせます。

解凍は、スープに使う場合は凍ったまま鍋に入れて加熱し、サラダなどに使う場合は電子レンジ600Wで1分ほど様子を見ながら加熱しましょう。

1/2サイズのかぼちゃを安全に切るには?

1/2サイズにカットされているとはいえ、硬いかぼちゃを切るときは、ケガに気をつけて安全に行いましょう。

1/2サイズのかぼちゃを切るコツ6つ

①まな板は安定する場所に置く
②かぼちゃの切り口を下にして、かぼちゃを安定させる
③ヘタが残っている場合は切り取ってから切る
④包丁の柄の、なるべく刃に近い部分を持つ
⑤刃先よりも手前の方が力が入りやすいので、手前から包丁を入れる
⑥利き手と反対の手で包丁を上から抑えるように切る

もしそれでも怖い場合は、かぼちゃを丸ごと電子レンジ(600W)で2~3分加熱すると、かぼちゃ全体がやわらかくなって切りやすくなります。ただしこの方法だと日持ちしにくくなるので、早めに使い切る予定があるか、冷凍する場合などに使うようにしましょう。

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ごぼうの保存方法

ごぼうはささがきや千切りのものを選ぶと便利です|イメージ画像:写真AC

続いてごぼうの保存方法を解説します。

ごぼうの保存のコツ

ごぼうは泥がついているものの方が長持ちしますが、手軽なのは洗っているごぼうです。長いごぼうは保存の際に場所を取ってしまうので、一人暮らしならささがきや千切りにされたカットごぼうも便利です。

おいしいごぼうを選びたいときは、ひげ根が少なく、太すぎないものを選びましょう。太すぎると中がスカスカになっていることがあるので要注意です。

冷蔵での保存方法

泥付きのごぼうであれば室温で保存できますが、洗ってあるごぼうはラップに包んで冷蔵庫に保存します。野菜室がある場合は野菜室で保存しましょう。

日持ちの目安は、洗ってあるものだと1週間ほどです。あまり長く日持ちしないので、なるべく早めに使い切りましょう。

冷凍での保存方法

ごぼうは冷凍すると筋っぽい食感になりやすいのですが、冷凍も可能です。生のままでも冷凍できますが、食感の変化が気になるときは炒めてから冷凍するのがおすすめです。日持ちの目安は1ヶ月ほどです。

生のまま冷凍する場合

生のまま冷凍する場合は、ささがきや千切りなど使いたい大きさに切ってから、一度水にさらしてよく水けをふきとりまます。1回分ずつラップに包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。

炒めてから冷凍する場合

炒めてから冷凍する場合も同様に、切ったごぼうを油で2~3分炒めてから、冷ましたものをラップに包み、冷凍用保存袋に入れて凍らせます。

どちらの場合も、解凍は凍ったまま鍋やフライパンに入れて加熱します。スープや炒め物、煮物などの料理に活用できますよ。

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キノコの保存方法

キノコは冷凍するとうまみがアップします|イメージ画像:写真AC

最後にキノコの保存方法を解説します。

キノコの特徴

キノコの中でも、えのきだけ、しめじ、しいたけ、エリンギなどはさまざまな料理に使いやすく便利です。基本は冷蔵庫で保存しますが、冷凍するとうまみがアップするというメリットも。まとめて買って冷凍保存しておくのもおすすめです。 

冷蔵での保存方法

すぐに使い切る場合はパックや袋のまま、冷蔵庫の野菜室で保存します。長持ちさせたい場合はパックから取り出し、キッチンペーパーで包んでポリ袋に移します。1週間~10日ほどを目安に使い切りましょう。

冷凍での保存方法

キノコは冷凍しても食感が変わりにくく、うまみもアップするので冷凍保存を積極的に活用しましょう。日持ちの目安は1ヶ月ほどです。

食べやすい大きさにカットし、冷凍用保存袋に入れて凍らせます。複数のキノコを組み合わせて袋に入れてもOKです。

解凍するときは凍ったまま鍋やフライパンに入れて加熱します。炒め物やスープなど、さまざまな料理に使えますよ。

秋はさまざまな食材が旬を迎える季節です。上手に保存して旬の野菜を長持ちさせ、おいしく使い切ってくださいね。

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