節約のため、肉なし料理を作りたいけれど、物足りなさそう…そんなときには厚揚げをメインにした料理がおすすめです。お肉の代わりに厚揚げを入れると、ボリュームはもちろん、コスパもいいので節約にもなるんです!
今回は、食物検定1級保持のカーサミアライターの山本が厚揚げを使った節約レシピをご紹介。余った厚揚げの保存方法まで解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
厚揚げがメインの肉なし料理、節約以外にも魅力がいっぱい
厚揚げを肉の代用として使う魅力は、節約以外にもたくさんあります。料理初心者でも扱いやすいのでおすすめの食材なんです。
まずは厚揚げの魅力をご紹介します。
厚揚げの魅力1:調理時間が短縮できる
水を切った豆腐を揚げてできている厚揚げは、豆腐のような水切りがいらないので下準備がいりません。また、肉のように中までしっかり火を通す必要がないので料理初心者でも扱いやすい食材です。
煮物でも崩れにくく、表面に味が馴染みやすいのでいろいろな料理に重宝します。
厚揚げの魅力2:ボリュームがある!
なんといっても厚揚げの魅力は食べ応えがあること。豆腐を揚げているのでカロリーや栄養価が高いんですよ。畑の肉といわれる大豆からできていて、たんぱく質も豊富なのでメインのおかずにぴったり。
厚揚げの魅力3:焼く・煮る・揚げる、何でもOK!
加熱しても崩れにくいのでどんな調理も可能です。味にくせがないので和食だけでなく、洋食・中華にも合います。
厚揚げメイン、肉なしでも豪華!レシピ3選
厚揚げと野菜の豆板醤炒め
野菜は小松菜、もやし、キャベツなど何でもOK。水分が出やすい野菜は少し味付けを濃くすると丁度良くなります。辛いのが苦手な人は豆板醬を少なめに!フライパン1つでできるので簡単です。
厚揚げのグラタン
耐熱皿に厚揚げとお好みの茹で野菜を入れたら、ホワイトソースを流し入れます。ホワイトソースはレトルトでもOK。厚揚げは大きめサイズにゴロゴロと入れると満足感が増しますよ。
チーズもたっぷりとかけておくとさらに濃厚な仕上がりになります!
厚揚げの唐揚げ
厚揚げを鶏肉の代わりに使用します。普通の唐揚げと同様に下味をつけるとより旨味がアップします。片栗粉をまぶして表面がカリっとなるまで揚げたら完成です!
厚揚げをお肉代わりに使用すると、お肉分の材料費を大幅に節約できますね!
余った厚揚げの保存方法
基本は開封後すぐに食べきるのがベストです。ですが、一人暮らしだと一気に食べきれないこともありますよね。
厚揚げが余ったときは、冷蔵保存・冷凍保存ができるので、保存方法を覚えておきましょう。
厚揚げを冷蔵保存する場合
余った厚揚げはキッチンペーパーでなるべく水気をとり、ラップで密封して保存します。空気に触れないようにきっちりとラップするのがポイントです。
冷蔵では2~3日保存が可能です!
厚揚げを冷凍保存する場合
冷凍保存をするには、まずは油抜きをします。油抜きは簡単。厚揚げに熱湯をかけるだけ。熱湯をかけた後はキッチンペーパーで水気を取って空気が入らないよう密封するようにラップをします。
ラップをした後にさらにチャック付きの密閉袋に入れてから冷凍庫に入れましょう。1ヶ月ほど保存できるのであまり使用頻度が高くない人におすすめ。
冷凍後、加熱調理する場合は凍ったまま使用できるので、あらかじめ使いやすいサイズにカットしておくと便利ですよ。
冷凍では1ヵ月ほど保存が可能です!
厚揚げは豆腐と違い下処理なしですぐに料理に活用できるので初心者でも扱いやすい食材です。焼く・煮る・炒めるなど様々な料理に使えるので、料理のバリエーションも多く飽きずに取り入れやすいところも魅力です。
お肉の代用として使えば、簡単に節約レシピになるでしょう。余ったら保存もできるので、一人暮らしの家計にぴったりな食材です!ぜひ厚揚げ料理を作ってみてくださいね。