冬といえばおでん!あったかくてお腹いっぱい、具材を上手に選べば節約もできちゃうコスパ◎の料理です。
地域によって入れる具材にも差があるので、出身地の違う人と話していると「え、そんなものまで入れちゃうの…!?」と盛り上がることもしばしば。この記事ではそんなおでんの変わり種について紹介します。
こんにちは、食物検定1級所持、自炊歴20年のカーサミアライターの山本です。おでんの具にマンネリを感じている人は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
おでんの具の変わり種の選び方
煮こんでも崩れない食材
おでんの大前提として、スープに入れて崩れやすいものはむいていません。ですが、崩れやすい具材は巾着に入れるなど工夫するとおいしく食べられます♪
巾着に入れられないものは、食べる直前に煮込むといいですよ。
うまみの出る食材
煮こんで出汁のでる練り物は大定番!練り物なら意外となんでもおでんに合うかもしれません。スープに旨味が溶け出しておでん全体がおいしくなります!
節約におすすめ、おでんの具。地域差もある変わり種!
地域によっては当たり前でも実は変わり種だった、ということも。おでんの具には地域差があっておもしろいです。
ここからは「安くて節約になる!」おでんの具をご紹介していきます♪
かまぼこ
筆者の住む九州地方ではよく目にしますが、地域によっては変わり種のところも。弾力があるので食べ応えも◎。
焼き豆腐・厚揚げ
弱火でじっくり煮込むと味が染みておいしいです。噛むとジュワっとしみ込んだおでんの出汁がでてきてどんどん食べれちゃいます♪
鶏肉(手羽先・手羽元・鶏もも等)
鶏肉はどの部位を入れても◎。我が家ではよく手羽元を入れています。柔らかく煮こむとお肉がトロトロ、鶏出汁も出ておいしいですよ。
骨がない鶏肉は食べやすく、骨のある部位はしっかりと出汁がでるのでおすすめです。
じゃがいも・さといも
芋系はお腹もいっぱいになるし、出汁も吸っておいしく食べられます。特にじゃがいもは九州では定番。スッと箸で割れるくらいの柔らかさになるまで煮込めば食べごろです。
白菜
リーズナブルな野菜なので使いやすいですよね。冬のお鍋の残りの白菜を入れても◎。いろいろな具材から溶け出した出汁が白菜にしみ込んでおいしくいただけます。
もやし
かさましにはもちろん、もやしはおでんのスープともよく合います。シャキシャキ食感が好きなら食べる少し前に入れるといいですよ!
えのき、しめじ、しいたけ
キノコ類は出汁もでるのでおすすめです。冷凍しておくと使いたいときに入れられるので、お得に販売しているときに購入しておくといいでしょう。
少量でも食べ応えたっぷり!おでんの具の変わり種
チルド食品
安いチルドの餃子や焼売も実はおでんにぴったりです。もともと味がついているので少し温めるだけでもおいしいです。逆に煮込みすぎると崩れてしまうので食べる前に入れて食べごろを見計らいましょう。
ロールキャベツもおすすめです。
にんにく
丸ごとにんにくはホクホクして意外においしいです。小さくてバラバラになるなら、クシに刺して煮こむと食べやすくなりますよ。
チーズ(ライスペーパー巻き)
そのままチーズを入れると溶け出して食べられませんが、ライスペーパーでくるむと、つるんとした食感と濃厚チーズが病みつきの具に変身♪
- Q節約もできるおでんの変わり種は?
- A
特定の地域では定番の具ですが、他の地域では変わり種になる「かまぼこ、豆腐や厚揚げ、鶏肉など」はリーズナブルでおすすめ。旬の野菜やイモ類、価格の安定しているもやし、キノコ類も味が染みておいしいですよ。
筆者のおすすめはチルド食品です。餃子や焼売、ロールキャベツなどを煮こむことで中の旨味も出るだけでなく、ほどよくジューシーになっておいしく食べられます。また、ライスペーパーにチーズを包んだものはトッポギのようでおいしいです。食べ応えがあるのでぜひ試してみてくださいね。