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観音開きのシンク下、どう収納する?100均活用法をプロがアドバイス

収納・インテリア
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この記事では「キッチンのシンク下が観音開きで使いにくい……」とお悩みの方に向けて、北欧式整理収納プランナーの筆者が、100均グッズを活用した収納アイデアをご紹介します。

こんにちは!使いやすいキッチンを目指している、カーサミアライターの春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かし、一人暮らしの女性に役立つ情報を発信しています。

観音開きのシンク下は100均グッズを活用して、デッドスペースになりやすい奥行きや高さを使い切るのがコツです。

使い勝手の良いキッチンのシンク下収納を実現させたい方は、ぜひチェックしてくださいね!

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質問:キッチンのシンク下収納が観音開きで使いにくい……100均アイテムをどう活用すれば良い?

観音開きのシンク下を使いやすくする、具体的な収納の手順をご紹介します|画像:読者提供

現在住んでいるマンションのキッチンのシンク下は、引き出しタイプではなく「観音開き」で収納しにくいです。

正面から上下に物を取りやすいように、棚を設置しようと考えていますが、なかなか行動に移せず…。。。

具体的にどのような100均アイテムを、どう活用すれば良いのか、アドバイスをお願いします。

回答:観音開きのシンク下収納は、100均アイテムを活用してデッドスペースを使い切ろう

春野なほ
春野なほ
答えてくれたのは…

輸入雑貨店での販売経験をもつ、Webライター。 北欧のスローライフに興味があり、北欧式整理収納プランナーの資格を取得しました。インテリアや収納、ライフスタイルなど、心地よい空間づくりのヒントを発信しています。 現在のモットーは「背伸びしすぎない、ていねいな暮らし」です。

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シンク下収納が観音開きの場合は、100均アイテムを活用して、デッドスペースになりやすい奥行きや高さを使い切るのがポイントです。

収納のハードルが高いと思われがちな観音開きですが、扉裏を収納スペースとして使えるメリットもあります。

観音開きならではの特徴を活かして、使い勝手の良いシンク下収納を叶えてくださいね。

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100均アイテムを活用!観音開きのシンク下収納ステップ

「観音開きのシンク下収納をどうにかしたいけれど、なかなか行動に移せない……」という方に向けて、100均アイテムを使った整理整頓の手順を解説します。

ステップに沿って、ひとつずつクリアしていきましょう。

ステップ1.シンク下に入っているものを出して分ける

まずは、シンク下に入っているものを全部出し「いるもの」と「いらないもの」に分けます。

なかには長い間、出番がなかったものもあるかもしれません。1年以上使用していない場合、今後も使わない可能性が高いので、処分することをおすすめします。

洗濯洗剤のストックといった「必要だけれど台所になくても良いもの」は、洗面所など使う場所に移動させましょう。

キッチンのシンク下に収納するアイテムを、なるべく減らすことで、スペースにゆとりが生まれ、出し入れしやすくなります。

ステップ2.どこに何を入れるか下書きする

「何をどこに入れるか」を紙に下書きしておくと、収納グッズ選びがスムーズです|画像:筆者作成

シンク下に収納したい調理器具や掃除グッズなどは、シンク下に戻す前に「何をどこに入れるか」を、上の画像のように下書きしてみてください。

「果実酒や漂白剤など、背の高いアイテムはラック収納が難しそう」など、具体的にイメージしておくことで、収納グッズ選びの失敗を防げます。

ステップ3.扉を開いた状態でシンク下のサイズを測る

収納グッズを買うときは、必ず幅・高さ・奥行を測りましょう|イメージ画像:Unsplash

キッチンのシンク下に限らず、収納グッズを買うときは、必ず幅・高さ・奥行を測りましょう。扉を開いた状態で計測するのがポイントです。

扉を閉じたときのサイズに合わせて収納グッズを購入すると「扉や金具の出っ張りが邪魔で入らない」「何とか収まったけれど、出し入れしにくい」といった失敗につながる可能性があります。

ステップ4.ラックでスペースを上下に分ける

ラックを入れてシンク下のスペースを上下に分けることで、収納力がアップします|イメージ画像:photoAC

ボウルやザルといった調理器具は、上の画像のようなラックを使った収納がぴったりです。スペースを上下に分けることで収納力がアップするだけでなく、出し入れしやすくなります。

シンク下の幅によっては、ラックを縦に入れて配管をよけるのも方法です。

100均で買えるおすすめのラックは、上のダイソーの「ジョイントラック」シリーズです。

3つのパーツを組み合わせて、自宅のシンク下のサイズに合ったラックを作れます。耐荷重10kgかつスチール製で、丈夫なのもポイントです。

注意点

ラックの耐荷重によっては、食器や鍋の重さで、たわむ可能性があります。そのため、ひとつのラックに重たいものをまとめて置くのは避けましょう。

ラックがたわむのを防ぐ方法としては、以下があります。
・小さいラックを複数使って重さを分散させる
・プラスチック製の食器など軽いものをのせる
・スチール製など頑丈な素材のラックを選ぶ

収納したいものと、ラックの耐荷重を確認してから選ぶと安心です。

ステップ5.ラックに収納しないアイテムはボックスにまとめる

果実酒や漂白剤といった背の高いものは、ボックスにまとめてからシンク下に戻します|画像:筆者撮影

果実酒や漂白剤など高さがあってラック収納が難しいアイテムは、ボックスにまとめてからシンク下に入れます。奥にあるものも、ケースごと引き出せば簡単に取り出せます。

丸洗いできるプラスチック製のケースなら丸洗いできるので、お手入れも楽チンです。

ステップ6.扉裏にワイヤーネットを取り付ける

上の画像のように観音開きの扉裏にフックを貼り、ワイヤーネットを設置すれば、収納スペースとして活用できます。

ワイヤーネットはバスケットやフックを組み合わせて、使いやすいようにアレンジできるのが嬉しいポイントです。

扉裏に貼るフックは、きれいにはがせるタイプを選びましょう。跡が残らないため、賃貸でも安心して使えます。

ステップ7.必要なら突っ張り棒で収納スペースを増やす

扉裏を活用しても収納スペースが足りない場合は、シンク下の上部に、突っ張り棒や突っ張り棚を取り付けるのも方法です。

スプレーボトルを引っ掛けたり、ラップや鍋のフタを置いたりするなど、細々したアイテムがすっきり収まります。

Q
観音開きのシンク下、どう収納する?
A

観音開きのシンク下収納は、以下のような100均アイテムを活用して、奥行きや高さを使い切るのがコツです。

・ラック
・ボックス
・ワイヤーネット
・突っ張り棒

まずはシンク下の中身を全部出し、再び収納するものをチェックするところから始めましょう。

ステップに沿って進めれば、意外と簡単にシンク下を整えられるはずです。

かさみやちゃん
かさみやちゃん

カーサミアでは、キッチン収納のコツ、多数公開中です。

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