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洗面台の鏡裏収納が使いにくい問題…片付けのプロがすっきり解決!

収納・インテリア
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この記事では、洗面台の鏡裏収納を使いやすくするポイントやアイデアを、片付けのプロがご紹介します。

こんにちは!日常のプチストレスを減らすために工夫するのが好きな、カーサミアライターの春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かし、一人暮らしの女性に役立つ情報を発信しています。

今回紹介する3つのステップに沿って整理すれば、スムーズにモノを出し入れできるようになります。洗面台の鏡裏収納を使いやすくして、気分もすっきりさせたい方は、ぜひチェックしてくださいね。

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質問:洗面台の鏡裏収納が使いにくい……出し入れしやすい方法を教えて!

使いやすい鏡裏収納の方法を、プロがアドバイスします|画像;読者提供

洗面台の鏡裏収納が使いにくくて困っています。

チューブタイプのスキンケア用品がいくつかあり、立てて置いているため、よく倒してしまいます。また、奥に入っているスキンケア用品も取り出しにくい状態です。

モノをスムーズに出し入れできる収納方法を教えてください。

春野なほ
春野なほ
答えてくれたのは…

輸入雑貨店での販売経験をもつ、Webライター。 北欧のスローライフに興味があり、北欧式整理収納プランナーの資格を取得しました。インテリアや収納、ライフスタイルなど、心地よい空間づくりのヒントを発信しています。 現在のモットーは「背伸びしすぎない、ていねいな暮らし」です。

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回答:鏡裏収納が使いにくい問題、3ステップで解決

ここから紹介する3つのステップに沿って鏡裏収納を見直せば、使いにくさを改善できます。1つずつクリアしていきましょう。

ステップ1.収納しているモノを全部出す

まずは、鏡裏に何がどのくらい入っているのかを確認するために、収納しているモノを全部出します。

今まで入っていたモノを以下の3つのグループに分けます。

3つのグループ⇒よく使う、あまり使わない、処分する

つぎに以下の例を参考にしながら、鏡裏収納に向いているモノだけ残します。

鏡裏収納に向いているモノの例
⇒メイク用品、スキンケア用品、ドライヤー、歯ブラシ、コンタクトなど

鏡裏に戻すモノ以外は、別の場所に移動させるか処分してくださいね。

なお普段なかなか鏡裏を空っぽにする機会はないと思うので、ついでに拭き掃除もしておくと、気分もすっきりします。

ステップ2.収納場所を決める

鏡裏は3つのゾーンに分けられ、場所によって使いやすさが異なります|画像;筆者撮影


鏡裏は3つのゾーンに分けられ、場所によって使いやすさが異なります。以下を参考にしながら、使用頻度に合った定位置を作りましょう。

右利きの場合(左利きの場合は右・左側が逆)

右側
使いやすさまあまあ取りやすい
収納するモノの使用頻度たまに使う

たまに使うモノの例
⇒普段使いアイテムのストック、スペシャルケア用品など

真ん中
使いやすさ一番使いやすい
収納するモノの使用頻度毎日使う

毎日使うモノの例
⇒歯磨きグッズ、スキンケア・メイク用品など

左側
使いやすさ使いにくい
収納するモノの使用頻度あまり使わない

あまり使わないモノの例
⇒掃除グッズのストック、旅行用のスキンケアグッズなど

表を見て分かるとおり、使いやすさと使用頻度をそろえるのがポイントです。

ステップ3.収納方法を考える

水まわりはぬめりやカビが気になりやすい場所であるため、掃除のしやすさを考えながら、収納方法を決めていきます。

なるべく浮かす・吊るす収納にすると、拭き掃除のときに置いてあるモノを移動させる必要がなくスムーズです。ヘアピンや綿棒といった細かいアイテムは、ケースやボックスなどに入れておくと、まとめて持ち上げられます。

鏡裏で使う収納グッズは、汚れが気になったときに丸洗いできる、プラスチック系の素材がおすすめです。

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【しまうアイテム別】洗面台の鏡裏収納アイデア&おすすめグッズ

ここからは、しまいたいアイテム別に、洗面台の鏡裏収納アイデアを、おすすめグッズと一緒にご紹介します。

チューブタイプのアイテム|扉裏に吊るす

歯磨き粉や洗顔フォームなどのチューブタイプのアイテムは、鏡裏に貼り付ける収納グッズで吊るしましょう。チューブが倒れないので、使いやすくなります。

具体的な吊るす方法の例としては以下を参考にしてくださいね。

  • フィルムフックや吸盤を貼り、書類用のクリップでチューブを挟む
  • 突っ張り棒にピンチ付きフックを取り付けて挟んで吊るす

スキンケア用品|使う頻度別に手前と奥に分ける

数が多く、取り出しにくいスキンケア用品は、使用頻度別に「手前」と「奥」の2つに分けましょう。

奥にはスペシャルケア用など、たまにしか使わないモノを。手前には普段使いのスキンケア用品を。ひとまとめにしておけば、奥に収納しているモノを取り出したいときに、ボックスごと移動させられます。

半透明の収納ボックスなら、ラベル付けしなくても中身を確認できます|筆者撮影

使用する収納グッズは、上の画像のような半透明タイプがおすすめです。ラベル付けしなくても、ひと目で中身を確認できます。

歯ブラシ|カビの発生に注意して収納する

毎日使う歯ブラシは、なるべく清潔な状態で保管したいところ。鏡裏に収納するときは、カビの発生に気を付ける必要があります。しっかり水気を切ってからしまうか、扉裏以外で保管しましょう。

カビの発生に注意したい歯ブラシは、扉裏ではなく鏡部分を定位置にするのも方法です|筆者撮影

筆者は上の画像のように、歯ブラシを扉裏には収納せず、鏡部分に100均の歯ブラシホルダーで吊るしています。

メイク用品|縦型のペン立てにまとめてスペースを作る

メイク用品などの細かいアイテムを縦型のペン立てにまとめて、スペースを作るのも方法です。収納場所にゆとりができ、他のモノを出し入れしやすくなります。

鏡裏にしまっておきたいモノがたくさんある方に向いています。


洗面台の鏡裏収納は、使う頻度に合わせて定位置を作るのがポイント|筆者作成
Q
洗面台の鏡裏収納を使いやすくするには?
A

洗面台の鏡裏収納は、以下の3つのステップに沿って進めましょう。

1.収納しているモノを全部出す
2.収納場所を決める
3.収納方法を考える

使う頻度に合わせて定位置を作るのがポイントです。

まずは、鏡裏に入っているアイテムを全て出し、よく使うモノとそうでもないモノに分けるところから始めてみてくださいね。

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