防災ポーチを作ってみたけれど、いろいろ入れすぎて重いので中身を減らしたいなぁと感じていませんか?
カーサミアライターのしのです。東日本大震災を宮城県の自宅アパートで経験しました。震災後は外出先で何が起きてもいいように、防災ポーチを持ち歩いています。
この記事では、東日本大震災を経験した私が、防災ポーチに備えている必要最低限のものを紹介します。最後まで読んでいただき、ご自身でカスタマイズしてくださいね。
【質問】防災ポーチにいらないものは?
防災ポーチを用意したのですが、重すぎて、持ち歩くのが負担だと感じています。防災ポーチにいらないものって何でしょうか?
【回答】普段から持ち歩いているものは、重複してポーチに入れる必要はありません。
「防災ポーチに入れる」と一般的にされているもののうち、たとえば、モバイルバッテリー・ティッシュ・マスクなどは、外出する際に必ず持って出かける方も多いのでは?
大切なのは備えを「防災ポーチとしてひとつにまとめる」ことではなく、「いざというときに備えて持ち歩く」こと。必ず持ち歩いているのであれば、防災ポーチの中身から外してもよいと考えています。
また、カイロや汗拭きシートなどの季節用品は、季節によって見直しするとポーチの中身がコンパクトになりますよ。
東日本大震災経験者の防災ポーチの中身は?
私が作った防災ポーチの中身はこちらです。できるだけ負担のないようコンパクトにしています。
- 携帯用アルミシート
- 絆創膏・常備薬
- ウェットティッシュ
- 固形タオル
- ペーパーソープ
- 現金(千円札と小銭数枚)
- サニタリーバック
- ナプキン
- 補食(カロリーメイト・飴・タブレットなど)
- 防災ホイッスル
以上のものを100均で購入したチャックがついた袋にまとめています。重さを測ってみると263gでした。このくらいであれば毎日持ち歩いても負担になりません。
また私の場合は、上記のポーチに加えて、モバイルバッテリーとマイボトルも持ち歩いていますよ。
防災ポーチが必要なシーンは災害時だけではない
そもそも防災ポーチって必要なの?と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、防災ポーチが役立つシーンは災害時だけではありません。
以下で解説します。
電車やバスが立ち往生したとき
急な大雨や大雪などで交通機関が麻痺し、長時間動けなくなるニュースを、近年では時折見かけます。車内に閉じ込められた際も防災ポーチに補食があれは、空腹をしのげます。
エレベーターの中に閉じ込められたとき
エレベーターを使用する際に、急な停電やトラブルで閉じ込められることも考えられます。エレベーターの中には緊急の電話が備えられていますが、担当者がトラブルを解決するまでに長時間かかることもあり得ます。
飲食物や、寒い時はアルミシートがあると助かるでしょう。
- Q防災ポーチにいらないものは何ですか?
- A
防災ポーチにいらないものは、「防災ポーチに入れなくても毎日持ち歩いているもの」です。たとえばモバイルバッテリー、マスク、ポケットティッシュ、時期外れの季節商品(カイロ、汗拭きシート)などです。
普段から持ち歩いていないけれど災害時に必要になるもの、たとえば携帯用アルミシートや絆創膏などは優先的に防災ポーチに入れましょう。
必要なものや、持ち歩き可能な重さなどは個人で違いがありますので、それぞれご自身にあったものを備えましょう。